神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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中国茶を伝えるということ 後編

2009-02-24 | 茶にまつわる文化・芸術
研修プログラムはよく考えられていて、
参加者自身がまず初心に立ち返り、
中国茶に対する思いを新たにして、
自身の目指すところ、そして目の前にある問題点を自覚し、
それを乗り越えてどう進んでいけばよいのかを指し示すような構成になっていた。

普通、中国茶の勉強会と言えば、
中国茶そのもの或いは文化や歴史についての講義を受けるか、
お茶を飲んで味わい、淹れ方を研究したりするものが多いが、
この研修はアドバイザー/インストラクターとして活動するための
具体的な指針やアイディアが提示される内容であった。

第一日目の招待講演ではコーチングスペシャリストのFさんが
コーチングメソッドに基づいて
中国茶講座やお茶会開催までのプロセスを紐解いてくださった。

二日目の招待デモンストレーションでは
中国茶のプロであるSさんが
実際に小学生対象の実験を使った中国茶スクールを実演してくださり、
その独創性に一同目からウロコであった。

そして三日に渡り順番に研修参加者が各自課題を発表する。
課題は町内会館で開くお茶会の募集チラシを作成し、
それについて説明を加えるというもの。
その発表が皆とてもオリジナリティに溢れ、
参考になるものばかりだった。

私は最終日に参加できなかったので全員の方の発表を聞いたわけではないが、
二日間の参加だけでも十分に皆さんの創意工夫に触れ、
中国茶に対する熱い思いを受け取ることができた。
研修参加者の方々もきっと何かをつかんで帰途についたに違いないと思う。

正直言って、この研修について最初は
「課題はあるし、入間は遠いし、大変かも・・」と思っていた。
しかし、三日間、お茶に縁の深い入間と言う場所で
中国茶を伝えたいという同じ思いの仲間と集い、
中国茶の伝え方について意見を出し合い
自分の方法論についても意見をいただけると言うのは
滅多にない素晴らしい機会であった。

資格と言うのは実際はあってもなくてもいいものである。
積極性、実力、運、勢い、どれかが突出していれば行けてしまう。
でも、世の中そういう人はほんのわずかである。
殆どの人はちょっと背中を押してもらったり、
勇気付けてもらったりすることで前に出ることができる。
資格がその手助けになるなら大いに利用すべきだと思うし、
その利用の仕方も人それぞれでいいと思うのだ。

今回の研修でまた新たな一歩を踏み出した参加者の皆さんにエールを送りたい。
(そして自分の更新研修がまだ残っている現実を思い、密かに焦るのであった・・)
コメント (4)
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