神融心酔 

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久々の茶壷購入

2009-02-14 | 茶道具
茶壷に関しては、飲むお茶の種類の数だけ揃えばもう十分で、
すっかり購買欲が落ち着いたとも言えるのだけれど、
ただ一つ工夫紅茶用の茶壷だけがまだ納得できないでいた。

去年の終わり頃、茶農さんが宜興の昌華陶藝有限公司に行くというので、
ひとつ手当てしてもらおうと思い、お願いした。

昌華陶藝有限公司は李昌鴻中国陶瓷藝術大師率いる工房であるが、
李昌鴻大師や沈遽華名人の作品はとても手が届かないし、
私は以前から息子さんのお嫁さんである褚婷圓氏の作品に興味を持っていた。

褚婷圓([ネ者][女亭]圓)氏と言えば小君徳が日本では人気があり、
私もいつか欲しいなと思っていたのだが、
茶農さんから渡されたカタログ写真を見ていてふと目に留まったのがこの形。
茶農さんやM氏のお奨めもあり、
中国のサイトの紹介でもこの茶壷は宜興紅茶に合うと書いてあったので決定。

線圓壷。

確かに紅茶が美味しい!

今回は2007年の祁門を入れてみた。
某通販で買ったものだが、いまひとつな感じがして戸棚の奥に忘れられていたもの。
鉄瓶のお湯とこの茶壷を使ったら、とびきり美味しく生まれ変わってくれた。

この茶壷、使い勝手もよい。
180cc入るので見た目よりも大ぶりなのだが、
型押しタイプのせいか、薄めで軽く、女性が持っても重さを感じさせない。
200ccほど入る倣古壷を持っているが、
厚みがあってお湯が入るとバランスが注ぎ口に引っ張られ、意外と扱いにくいのだ。
その点この線圓壷はとても扱い易くて、多分茶藝をする女性にも合うだろうと思う。
造形も美しく、飽きの来ないデザインである。

もう一つ、そして最大の特徴はその土にある。
紫金砂と呼ばれる特別に保存されていた土で、
まだあまり日本の市場には出回っていないという。
(中国のサイトによれば、「紫金砂」という名前は故顧景舟大師が命名したというが・・・?)
手に乗せるとしっとりとして温かみを感じる。
どういう風に育っていくのか、とても楽しみな茶壷である。
コメント (8)
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