神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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自分チョコ

2013-02-14 | 烏龍茶(台湾茶)
バレンタインデーがドキドキワクワクだったのはもう何年前のことでしょう。

毎年とりあえず家人と息子へのプレゼントチョコは買いますが、
それ以外に自分の食べたいチョコを自分用に選ぶのがここ数年のお楽しみ。

一日一粒ずつ、お茶と一緒にいただくのが至福の時であります。

今日はサクラ味のチョコと阿里山伝統烏龍茶を合わせました。

急須は常滑の若手作家、伊藤雅風さんの朱泥急須。
とても丁寧な作りで、これからがますます楽しみな作家さんです。

茶海と茶杯は益子在住の陶芸家、二階堂明弘さんのもの。
角度によって青にも紫にも見える釉薬が魅力。

お気に入りのチョコとお茶を合わせて、それがハマッた時の充実感。
チョコは最高のお茶請けでもあり、お茶は最高のチョコのパートナーでもあります!



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烏龍茶職人の烏龍茶

2012-12-05 | 烏龍茶(台湾茶)
明日から台北です!
今年は春に行けなかったので1年半ぶり。

既に予定がてんこ盛りで寝る時間が取れるのか!?
ちょっと心配
今回は初めて訪れる場所も多いので、
いろいろご報告が出来るかと思います♪
どんなお茶との出逢いがあるのかなー。

でも台湾に行く前から既に美味しい冬茶をいただいちゃってます。
阿里山と杉林渓の高山冬茶。
烏龍茶職人」のブログでおなじみの浦山尚弥さんが
この冬台湾から持ち帰ってきたお茶たちです。

台北のお茶屋さんに買いに行っても、なかなかこういう上質で綺麗な高山茶に出会えません。
やはり現地にコネクションがあり、言葉も堪能でお茶のこともよく知っている浦山さんだから
こんなお茶が引っ張ってこれるのでしょう。
これからの浦山さんのご活躍、とっても期待しています!

写真はやはり浦山さんから譲っていただいた高山烏龍紅茶。
甘くフルーティな香りが持続します。
至福~♪

では、行って参りま~す


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金萱の実力

2012-03-03 | 烏龍茶(台湾茶)
私自身、数年前までは台湾茶と言えば青心烏龍種を好む傾向があって、
文山包種茶、高山烏龍茶はもちろんのこと、
白毫烏龍茶も青心烏龍種のものをわざわざ購入したりしていました。

でも、固定観念に縛られてはいけませんね!
一昨年あたり、ちょっと変わった品種との感動の出会いもあって、
最近はいろいろな品種を飲むようにしています。

その中でも比較的ポピュラーな金萱種、
あの甘ったるい乳香がちょっと飽きるし、渋みも舌に残りがちで、
それほど積極的に飲むことはなかったのですが、
先日なかなか美味しい金萱に出会いました。

きっかけは、現在台湾の桃園の茶農家で製茶修行中の渡辺拓哉さんとfacebookでお友だちになったこと。
渡辺さんが店主を勤めるオリエンタリズム ジャパンからいくつかの品種茶を取り寄せました。

どれも美味しくいただいたのですが、その中の金萱種を先日の教室でお出ししましたら、とても好評でした。
一緒に青心烏龍種の梨山烏龍茶も出したのですが、それをしのぐ人気でした。

金萱は個性がはっきりしているので、台湾茶初心者にとってはとてもキャッチーなお茶だと思います。
家人が以前台北出張中に立ち寄った茶荘でまず美味しいと思ったのが金萱だったそうですし、
私が中国茶の世界に足を踏み出したのは東京国際映画祭の待ち時間中に華泰茶荘で飲んだ金萱が出発点でした。

キャッチーではありますが、台湾茶を飲み慣れた人にとっては飽きられやすいのも金萱の側面。
そのバニラのような香りが人気だったため、わざと香料を付けたものも出回っています。
美味しい金萱となかなか出会えないこともあって、教室でもしばらく登場していませんでした。

オリエンタリズム ジャパンの金萱は自然な香りでしつこさもなく、それでいて、とても華やかです。
もうちょっとお値段が手頃だと、教室の教材にもできるんですけど(笑)。
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お正月もお茶三昧

2012-01-04 | 烏龍茶(台湾茶)
始まりました、2012年。

今年は元旦の午前中に自治会のお当番で地元の神社のお神酒係を勤めました。

あ、巫女さんの格好をしたわけではありませんよ~。
しっかりダウンを着込んで厚着をしていましたので、
お参りに来る方々に「寒いのに大変ですね」とねぎらいの言葉をもらったりしました。
実際はお堂の中は電気カーペットが敷いてあって意外と温かかったんですけどね。

夜は恒例、親族で集まって新年会。
ビールから始まって日本酒とワインをそこそこ。
そんなわけで今年はお茶というよりはお酒で始まった感じです。
酔い覚ましに飲んだ中火の鉄観音が今年最初のお茶でした。


二日は台湾お茶の旅から帰国したばかりのまうぞうさんがLabを開くと言うことで
お願いしていた冬茶の受け取りもあったので、
急遽品茶に参加させてもらうことにしました。

台湾茶loveなSさんもいらして、3人で8~9種類ほどを飲み倒しました。
同じ茶師の畑違いやら、炭火焙煎と電気焙煎の比較、今流行の紅水烏龍の飲み比べなど、
コンセプトのはっきりした買い方をしているまうぞうさんならではの充実した品茶会でした。

お茶請けの台中・日出のパイナップルケーキ(トップ写真右)も美味しかった!
ご馳走様でした!


三日は家で駅伝復路を観戦しながら
まずは友人の落合邦子さんからいただいた北野天満宮の大福梅を
嬉野の釜炒り茶に浮かべていただきました。
家に結び昆布が無かったので、梅だけですが



その後まうぞうさんに買ってきていただいた冬茶を試飲。
しっかりした高山気のあるお茶です。
2~3月に予定している新春茶会でお出しする予定です。


そんな感じで今年もお茶三昧で幕開けです。
2012年もどうぞよろしくお願い申し上げます♪
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来年につなげること

2010-12-31 | 烏龍茶(台湾茶)
2010年ももうすぐ終り。
今年最後のお茶は何にしようかな?と考えてこれを選びました。

5月に台北に行った時に持ち帰ってきた有機包種茶

このお茶、サロンの台湾茶会のExtraでお出ししたんですが、
その時の反応は「昔っぽいお茶」でした。
確かに台湾で昔作られていた品種なので、正しい感想ではあります。

でも、私の入れ方がやはり今一歩だったかもしれません。
このお茶は温故知新、古いものを大切にして、そこから新しい未来へ踏み出すお茶でもあるはず。
もうちょっと違った感想が出ても良かった気がします。
小Y老師に入れ方を特訓してもらったのになあ。

このお茶をある友人にお譲りしましたら、
その方のお友だちが「とても美味しい」と気に入ってくださったとのこと。
それもかなり台湾茶に精通していらっしゃる方です。
どんな風に飲まれたのか、興味深いところです。

そんなわけで、今年の反省と来年への課題を確かめる意味で、
もう一度このお茶を味わってみました。
来年はこのお茶を外でのお茶会に出せるくらいに完成度を高めたいですね。


*******************

今年もブログにご訪問ありがとうございました。

来年も良い年となりますよう、お祈り申し上げます。

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都会に住む茶仙

2010-06-11 | 烏龍茶(台湾茶)
このところ、家では同じお茶ばかりを入れて飲んでいます。
新竹産の文山有機包種茶。



このお茶は普通のお茶屋さんで買うことはできません。
入手先は、今回の台北滞在中にC小姐が連れて行ってくれたとある茶人宅。
ここでは仮に小Y老師と呼ばせていただきましょう。

C小姐とは昔からのお茶を通じた友人だそうで、
台湾茶の世界では、あまり表舞台に出ることはないけれど、知る人ぞ知る存在らしい・・・。

台北の住宅街のマンションに奥様と二匹の猫と暮らし、
ご自慢は屋上に置いてある大きな鉢植えの数々。
そこで文旦やオレンジや竜眼などの果実やいろいろな花を育てています。
室内にはテレビもパソコンもありません。
倉庫用の部屋には茶葉の入った大きな錫や陶器の茶缶が並べられており、販売もしています。
畳のある部屋には大きな木のテーブルが置かれ、
そこで小Y老師が、訪れた客人たちに静かにお茶を入れてくれます。
(こう書くと誰のことかわかる方も多いかもしれません。
日本人とフランス人の客人が多いそうなので。)

その風貌はまさに現代の茶仙と言う感じです。
どこかの山に人知れず住んでいて、
噂を聞いたお茶好き人が教えを乞いに訪れるような…
そう、七碗茶詩の盧仝のようなイメージでしょうか。

気がついたら、台北滞在三泊四日のうち、三日間毎日続けて通っていました。

その間、小Y老師は私にいろいろな岩茶を飲ませてくれました。
今まで飲んだことがないようなスペシャルなお茶でした。
そんな小Y老師でも、昨今の武夷山の状況の変化と価格高騰にはついていけず、
ここ2年ほどは新茶を仕入れていないそうです。

今年の新茶で飲ませてもらったのが、
最初に書いた文山有機包種茶でした。
私がこれまで飲んできた清らか系の包種茶とは違って、
少し深みのある、包種茶です。

それは竹葉紅心種と言う、今ではほとんど見られない台湾の在来種を
無農薬有機栽培で育て、伝統的な製法で作ったものでした。

「こういう台湾茶を日本で紹介するといいよ」と言う小Y老師に
あまりこのタイプの包種茶を飲み慣れていない私が
「上手く入れられるか心配」とポロッとつぶやくと
「これから入れ方を教えよう。」と、
いきなりお茶を入れる席に座らされ、その場で茶入れ特訓が始まりました。
お湯の当て方、置く時間など、ちょっとしたコツを実に合理的な説明の元に指導してくださいました。

印象的だったのは、
「上手く入れられるかどうかを心配してはいけない。
どうやったら美味しく入るかをまず考えるんだ。
お茶を入れることはとても易しいはずだよ。」と言う言葉。
ちょっと見は気難しそうな(失礼!)小Y老師ですが、
優しくて、経験豊かで思慮深い方です。
私よりずっと年下ですけどね(笑)。

このお茶は6月30日の茶会でお出ししますので、ご参加の方はお楽しみに!


◆お知らせ◆

※中国茶好きの有志が企画運営する「地球にやさしい中国茶交流会」第4回が
 6月26日(土)に開催されます。詳しくは公式HPをどうぞ。
 私は残念ながら所用で今回も参加できません。
 お客として行きたかったですよ~お茶も入れ手もものすごく豪華なラインナップです!
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明年見!

2010-05-31 | 烏龍茶(台湾茶)
「明年見!」とは中国語で「また来年会いましょう!」と言う意味のお別れの時の挨拶です。
ここ何年かは台北に年に一度は訪れていて、
帰国の際にはいつもこの言葉を残してきます。

そして、一年後に「好久不見!」と再会。
日本語では「お久しぶり♪」の意味ですが、
実際には一年ぶりとは思えないほど台湾の人たちはフレンドリーです。

今回もちょうど一年経っての渡台でしたが、
いつ訪れても台湾は暖かくて懐かしい。
自分にとっては第二のホームタウンと言う気がします。

先月上海と潮州を訪れた時には中国語もうまく回らず、
何ともうまく話題に乗れず、
旅の面白さは別として、コミュニケーション的な意味で
自分も年をとったんだわ・・・と少なからずガックリ来たのですが、
台北だと何故か自然に溶け込めるから不思議です。

今回の旅では旧交を温めつつ、新しい出会いもあり、
短いながらも充実した旅となりました。
友人のC小姐には本当に感謝です。

今回の白眉は新店のとある工作室(アトリエ)を訪れたことでしょうか。
去年茶園を案内してもらってお世話になったG氏の今年のお茶を飲ませていただくため、
わざわざ新店に住む宝飾デザイナーL小姐の工作室をお借りしました。
その調度品には目を見張るばかり。
中国の昔の貴族の暮らしぶりを再現したような雰囲気で、
どこを切り取っても絵になる空間でした。



G氏のお茶は東方美人はまだ時期的に早いかなと思いましたが、華やかさは出ていました。
包種茶は去年のものと少し作り方を変えているようです。

彼のお茶は今はまだ品質と価格の乖離があって
(何故高いのか、という事情は理解できるのですが、
今年はその乖離がますます大きくなってます
私も公けには推薦しかねるのですが、
自宅サロンでは少しずつお出しして、皆さんに意見を伺い、
僭越ながらG氏にもそれを率直にお伝えしようと思います。

まだ若く、価格的なことなどからも批判も浴びやすいG氏ではありますが、
知り合ったご縁でこれからも機会があれば彼のお茶は飲ませていただきたいと思っています。
今のところ金銭的に彼を支える顧客にはなれそうもありませんが・・・
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バレンタインは何を飲む?

2010-02-11 | 烏龍茶(台湾茶)
もうすぐバレンタイン。
とりあえず家族用の名目で買っていますが、
自分のために、自分の好きなものを買う・・と言う感じ。
今年はラ・メゾン・デュ・ショコラで購入。

さて、チョコレートには何のお茶を合わせましょう?
ビターでプレーンなチョコには
ラプサン・スーチョンやキームンがいいような気がしますが、
フルーツの風味を生かしたチョコには木柵鉄観音がお薦め。
特にオレンジピールチョコとはバツグンの相性だと思います♪

木柵鉄観音は自宅サロンでも人気で、
お茶請けにはよくチョコをお出しします。

私は以前、木柵鉄観音の魅力がよく分からなかったのですが、
自分で現地で買ってくるようになってから、
美味しく演出できるようになりました。
デザートとも合うし、温まるし、ほっこりできるのがいいですね。


ちなみに、中国のバレンタインは日本とは違って男性から女性へ贈り物をするのが一般的。
今年のバレンタインは旧暦のお正月、春節と重なります。
中国では春節は家族と一緒に過ごすと言う習慣があるため、
今年は恋人と過ごさずに、家族と過ごすことを選択する男性が多いそうな。
花屋さんなどの中国のバレンタイン商戦はかなり打撃を受けているようです。
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緑観音の老茶

2009-09-29 | 烏龍茶(台湾茶)
このところプライベートでいろいろな出来事があって、
何だか胸の辺りがざわざわすると言うか、
地に足がつかないと言うか、肝が据わらない。

まあ、10年に一回はこんな時期もあるかな、と
今はじっと嵐が通り過ぎるのを待っている状態。

特別な時以外はあまりケーキなどは買って来ないのだけれど、
妙に甘い洋菓子が食べたくなって、
地元のケーキ屋さんでカボチャのプリンを購入、
もうすっかりハロウィン仕様になっている。

何を飲もうかとお茶箱をさぐっていて、
6月の台北旅行で持ち帰って来てまだ開けていなかった包みを取り出す。
九壺堂茶荘のZ老師がお土産にくれたものである。

名前は緑観音。
製造時期は78年春と書いてあるが、
多分民国78年だろうから、1989年ということかな。
何気に老茶じゃないですか。

20年の隔たりを感じさせない爽やかな口当たり。
少しだけ酸味を感じるのが、老茶である証しであろうか。
軽焙煎の鉄観音を保存中も焙煎せずに置いたものだと思うのだけれど、
出来立ての頃はきっと青々としていたのだろう。
今は少し枯れた色を帯び、円熟味のあるつやを持っている。

今のように少し疲れた時には、そっと寄り添うようなこんな味わいが嬉しい。

マイミクさんから先日台北でZ老師のお茶をいただいたと言う話を伺い、
私もまたお会いしたくなった。
この緑観音の出自もちゃんと聞かなくちゃ。
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龍神水で禅茶

2009-07-16 | 烏龍茶(台湾茶)
先日箱根神社に行った時に
龍神水を汲んで持ち帰って来たので、
それでお茶を淹れてみることにしました。

龍神水は九頭龍神社の新宮で汲むことができます。
箱根神社の社務所では龍シール付き(笑)のペットボトルも購入できます。



何のお茶を淹れようかと考えて、
ちょうど一回分残っていた鄭添福氏の禅茶を選びました。
名前からして、何だか霊験あらたかな感じじゃないですか?

まあ、気分です、気分。
何となく癒されるような気がするわけです。

あ・・でも・・味は・・
四煎目からはいつも使っているお水で淹れたのだけれど、
そちらのほうが美味しいような・・・
いや、きっとヒーリング効果があるんです!(無理くり)

九頭龍神社は縁結びの神さまとしても人気だそうなので、
婚活中の方は是非♪
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