男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

いわしの酢じめ

2010年04月20日 | 魚介類

レシピは「いわしの酢じめ・・別名・・酢作り」とも言います。
活きの良いいわしを手早くさばいて、塩をしてから酢でしめる・・・
その「頃かげん」がけっこう難しいのですが、料理人が作るような
酢に漬けて10分・・・と言うのは、とても素人の手には負えません。

「さば」・「さごし」も、「いわし」でも、酢じめ=酢作りにするときは、
塩をした後で「酢じめ」するとき、酒と酢を半割りした「酒酢」に浸した
紙タオルで包み、更にラップで包んで一晩(12時間)おくのが、私の
作り方です。このやり方だと、魚肉の中まで酢が入らず、しっとりと
できます。酢だけで締めると全体に酢が入り、中身まで白くなります。

こうなっては「パサパサ」になってしまって、おいしくなくなります。
紙タオルに浸した「酒酢」に包んで12時間・・・それ以上でも大丈夫
です。切ってみたら分りますが、酢で締まったのは表面だけ、中は
まだ赤みがかっていてジューシーな、出来上がりになります。

今回レシピのやり方ですと「いわし」は独特の臭いもなく、「さば」も
しっとりおいしく仕上がります。「コツ」は塩を振るときしっかり振りこと
・・・ここは塩分を気にしません。次に「酒酢」を浸した「紙タオル」で
やんわり包むくらいな気持ちで「酢じめ」します。

このやり方で、失敗したことはありません。

こうして作った「しめ鯖」で作る「鯖寿司」は、ほんとうにおいしですよ。
ご家庭でもこうしたお寿司を作って子供や孫たちに食べさせてあげて
ほしいと思います。スーパーで「しめ鯖・・・OK」というのを見つけたら、
ぜひこのやり方で鯖を締めて、鯖寿司にチャレンジしてみてください。
本題は「いわしの酢じめ」でしたが、横道にそれてしまいました。
  
いつものお店に新鮮で大き目の真いわしがあったので、酢じめにしようと5尾買いました。料理本には「酢じめは
酢に漬ける時間は約10分、それを引き上げ角切りにして盛りつける」とあります。この作り方だとレアっぽいので
酒酢に湿らせた紙タオルでいわしを包んで半日おくと、臭いがうすれジューシーさも残りおいしくでき上がります。

材料
真いわし 5尾
あら塩 大さじ 2
酢 1/3カップ
日本酒 1/3カップ
作り方
1いわしの下ごしらえ
まな板に新聞紙をおき、いわしをさばく。
頭を取り腹を開いて、腸をかき出したら、
すぐに冷水に入れて、腹の中をよく洗う。
頭と腸は、新聞紙に包んで捨てます。
まな板が汚れず、後始末がらくです。

いわしに塩を振る
いわしの両面に、強めに振り塩して水切り
出来るザルに並べて2~3時間常温におく。
いわしを3枚に下ろす
包丁で3枚におろすより指で開く方がラクで、
魚肉もムダがなく、多くとれます。
いわし1尾は約55g、包丁で3枚におろすと
2枚の上身が45g、中骨9.5gでした。それを
指で開いたら上身が52g、中骨は3.2gです。

開いたあと背びれと腹骨を丁寧に切り取る。
いわしを酢じめにする
いわしを酢洗いして酒酢にひたす。
酒酢は日本酒と酢を半々に合せたもの。
器の底に紙タオルをたたんで敷き、酒酢を
ヒタヒタにしみこませた上にいわしを並べ、
その上に紙タオルをかぶせて酒酢を注ぎ、
ラップをかけて、冷蔵庫に半日おく。
盛り付ける
たべるときは皮肌に浅く切れ目を入れ2~3cmに切る。
器に重ね盛りにして、きゅうりの薄切りを添える。
塩と酢で味がついているので、このままでも十分おいしいが、
もの足りないときは加減酢に・・それが面倒なら醤油にします。





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