男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

うなぎのちらし寿司

2008年04月01日 | ご飯類
ギョーザ事件のあおりで、中国産のうなぎがバカ安になっています。
連れ安なんでしょうか、日本産表示のうなぎも安いですね。

近くのスーパーの目玉商品として大きいものが1尾7~800円で
売り出されていて、うなぎが気の毒に思います。
同じくらいの大きさのかば焼きが、中央市場では1尾2000円近くも
するので、一体どうなっているんだろう・・と不思議に思います。

レシピのちらしずしは1月の中頃に、孫たちが来たときの食事に即席に
作ったもので、すし飯に数日前炊いた「うなぎの佃煮」をのせただけの
シンプルなちらしでしたが、うなぎの味が強いので単品でいきました。
即席なので木の芽もなく殺風景なちらしですが、とても好評でした。

  「ちらしずし」といえばおすしの中でもご馳走の部類、おすし屋さんではけっこう高い値段がついています。家で作ろうとすると、錦糸玉子やそぼろをて・・・と「手の込んだ面倒なおすし」との思いが強いですが、この「うなぎのちらしずし」は、買ってきた「かば焼き」をあぶって切るだけの簡単で手早くできるおすしです。焼きたての温かいかば焼きなら、小口切りしてすしご飯にのせるだけでも美味しい「ちらしずし」ができます。

材料
すしご飯
  米  3合
  米酢  60cc
  砂糖  40g
  塩  4g
  日本酒 大さじ1
うなぎの蒲焼き(大きいもの)

作り方
すしご飯を作る
 すしご飯は普通のご飯より少し水をひかえて、こわめに炊きます。
(水加減は米の同量から1割増し。炊飯器のすしマークに水加減したら良い。)
炊き上がったご飯をすしおけに移し、熱いうちに温めた合せ酢を振りかけながらしゃもじで混ぜます。
合せ酢は酢・砂糖・塩を鍋に入れて、中火で(沸騰させないように)温めながら砂糖と塩を溶かす。
しゃもじを合せ酢で湿してからご飯を混ぜる→ご飯を切り込むように(練らないこと)して混ぜる。
合せ酢をかけ終ったら、うちわで扇いでご飯を冷ましながら酢をご飯に吸わせます。

うなぎの蒲焼を焼きなおしてトッピング用に切る
蒲焼きの頭と尾を切り取って、背鰭にそって縦二つに切り、横半分に切ります(4切れになる)。
グリルで焦げないようあぶるくらいに焼き、器に入れた「たれ」をくぐらせてしっかり目の味にします。
このときうなぎの味を(甘すぎる時は淡口醤油で)調整する。
焼きあがったら少し冷まして、2~3センチ巾に切っておきます。

うなぎの蒲焼きをすしご飯にのせる
すしご飯がほんのりと冷めたら、ご飯を器に盛りつけて、うなぎを一切れずつ乗せていきます。
写真の盛りつけは4人分全部を盛りつけましたが、一人ずつの器に盛ってもよろしい。
木の芽があればうなぎの上にこんもりのせます(いろどりが良く更に美味しくいただけます)。


少し手が込んだすしご飯を作る
しいたけとごぼうを細かく刻んで、甘からく炊いたのをすしご飯に混ぜてその上にうなぎをのせます。
ご飯だけのものより一味違ったおすしになります。

材料と作り方
干しいたけ(中)5枚(水で戻して(半日くらいかかる)細かく細かく刻む。)
ごぼう(中くらい)2/3本(たわしでこすり洗いして、細かいささがきにる。)
刻んだしいたけを、水・酒・砂糖・醤油でくつくつと煮て、炒めたごぼう(*)を加えて煮る。

(*)ささがきにしたごぼうを、フライパンでサッと炒めたのをまな板にとって包丁で細かく叩く。

煮えたら、冷めるのを待って汁をキュッと絞って、すしご飯の上に広げてごはんに混ぜる。
(酢でぬらしたしゃもじで、ご飯を切るように、具がまんべんなく行き渡るように混ぜる。)

 卵の薄焼きを細切りにした錦糸玉子をご飯に敷き詰めてうなぎを乗せると更に豪華になります。





うなぎは蒲焼きはもちろんですが、佃煮にすると別な味わいがあって
作り置きして、うな丼やうな茶漬に使います。

アナゴちらしも美味しいですが、こちらはしいたけ・かんぴょうなどの具を
混ぜ込んで、錦糸玉子・酢蓮根などをのせた方がおいしい様に思います。

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