
わけぎは、桃の節句・・・丁度今頃が一番おいしいといいます。
家の前の畑の「わけぎ」が、ずいぶん大きな株に育ちました。
植えたのは、一株が10個くらいの球根でしたが、先日堀りあげたら
一株が優に70本を越えていました。
お金がこんなに増えたら、どんなに嬉しいことだろう・・とつまらぬ
空想にふけりました。
ネギ、玉ねぎと同じ仲間のユリ科ネギ属ですが、ネギはタネと分球で
増え、玉ねぎはタネから、そしてこのわけぎは「タネ」は稔りません。
分球だけで増えていきます。わけぎがネギと玉ねぎの中間のもの・・・
といわれる所以でしょう。
これから、春本番になるにつれ、わけぎの球根は膨らんできて、
びっくりするほどの大きさになり、地上の茎は枯れてしまいます。
これを堀りあげて、軒先につるしておき、秋口に球根を10個づつ
くらい植えつけていくのです。
それがやっと今頃になって、食べ頃になる・・・と言う次第・・・それも、
すぐに根が球状化して硬くなり、食べ頃をすぎてしまいます。
半年間営々と育ててきて、役に立つのはほんのひと時であります。
畑をやっていると、そんな作物は多いですね。
わけぎは栄養的には、優れものです。100gあたりの茹でたものは、
30Kilocal、と熱量は低いのに、カリウム、カルシウム、カロテンなどを
多く含み食物繊維も多いので、旬のいま、食卓に多用したい食材です。
「ぬた」以外にも、葉ネギと同様な使い方で利用できるし、白い根に
味噌をちょいと乗せて食べると、酒の肴によろしいものです。
ただ、これを多食すると、口中が粘っこくなり、翌日はわけぎの匂いが
芬々するので、おいしいからといっても、ほどほどになさってください。
今が旬の「わけぎのぬた」です。和える相手はこれも今が旬の貝が一番でしょうが、手近な油揚げもおいしくできます。
酢味噌は、本格的なものは、白味噌に卵黄を加えた「玉みそ」を使いますが、レシピは手軽にできるやり方にしました。
共通の材料
材料
わけぎ 1束 200g 塩 少々
調味料
白味噌 60g さとう 大さじ 6
酢 大さじ6 60cc 練からし 少々
わけぎの下ごしらえ
わけぎの葉先2~3cmを切り捨て、根元をそろえゴム輪でしばる。
葉先があると、茹でるとき、茎が熱でふくらんでぽんぽんとはじける。
塩少々加えた熱湯に、白い根もとから入れ、しばらくして葉の部分を入れる。
葉を入れたら一まぜしてすぐに引きあげる、全体がしんなりする程度でよい。
茹で上がったら、ざるにあげて冷まし、白いところを2~3cmに切る。
青いところも3~4cmに切って軽くしぼる。(茎の中のぬめりをこそげ取る
作り方もあります。)でも、このぬめりがおいしく、栄養的にもすぐれもの
なので、軽く絞る程度にします。 嫌いなときは、ぬめりを取ってください。
わけぎの相手いろいろ
貝類
とり貝 大きいものは、3~4つに切る。小さいのはそのまま。
ホタテの貝柱 刺身用なら生のまま薄切りにする。茹でたものは一口大に切る。
あおやぎ 茹でたのはそのまま・・丁寧にするなら酒と塩少々で湯通しする。
アサリ・蛤 酒蒸し(蒸し過ぎないように)にして、中の身を取り出して使う。
さかな類
たこ・いか 活きの良いものは、3分くらい茹でて薄切りか、コロコロに切る。
しめさば 薄皮をはぎ、5ミリ巾の薄切りにして、器にわけぎとそろえて盛る。
ほたるイカ 目玉と、薄い甲をのぞいて器に盛り、わけぎも同量をそろえて盛る。
その他
わかめとうど 生わかめ、うどは食べやすい大きさに切る(うどは酢水にさらす)。
油揚げ 油揚げを茹でて油抜きし細く切る。またはこんがり焼いて細く切る。
ちくわ・かまぼこ ちくわは4cmに切って細切り、かまぼこは5ミリに切って細切りする。
何もないとき・・・わけぎだけ
わけぎだけ わけぎだけの単品、ここでは削りかつをの炒り煮をトッピングした。
家の前の畑の「わけぎ」が、ずいぶん大きな株に育ちました。
植えたのは、一株が10個くらいの球根でしたが、先日堀りあげたら
一株が優に70本を越えていました。
お金がこんなに増えたら、どんなに嬉しいことだろう・・とつまらぬ
空想にふけりました。
ネギ、玉ねぎと同じ仲間のユリ科ネギ属ですが、ネギはタネと分球で
増え、玉ねぎはタネから、そしてこのわけぎは「タネ」は稔りません。
分球だけで増えていきます。わけぎがネギと玉ねぎの中間のもの・・・
といわれる所以でしょう。
これから、春本番になるにつれ、わけぎの球根は膨らんできて、
びっくりするほどの大きさになり、地上の茎は枯れてしまいます。
これを堀りあげて、軒先につるしておき、秋口に球根を10個づつ
くらい植えつけていくのです。
それがやっと今頃になって、食べ頃になる・・・と言う次第・・・それも、
すぐに根が球状化して硬くなり、食べ頃をすぎてしまいます。
半年間営々と育ててきて、役に立つのはほんのひと時であります。
畑をやっていると、そんな作物は多いですね。
わけぎは栄養的には、優れものです。100gあたりの茹でたものは、
30Kilocal、と熱量は低いのに、カリウム、カルシウム、カロテンなどを
多く含み食物繊維も多いので、旬のいま、食卓に多用したい食材です。
「ぬた」以外にも、葉ネギと同様な使い方で利用できるし、白い根に
味噌をちょいと乗せて食べると、酒の肴によろしいものです。
ただ、これを多食すると、口中が粘っこくなり、翌日はわけぎの匂いが
芬々するので、おいしいからといっても、ほどほどになさってください。
今が旬の「わけぎのぬた」です。和える相手はこれも今が旬の貝が一番でしょうが、手近な油揚げもおいしくできます。
酢味噌は、本格的なものは、白味噌に卵黄を加えた「玉みそ」を使いますが、レシピは手軽にできるやり方にしました。
共通の材料
材料
わけぎ 1束 200g 塩 少々
調味料
白味噌 60g さとう 大さじ 6
酢 大さじ6 60cc 練からし 少々
わけぎの下ごしらえ
わけぎの葉先2~3cmを切り捨て、根元をそろえゴム輪でしばる。
葉先があると、茹でるとき、茎が熱でふくらんでぽんぽんとはじける。
塩少々加えた熱湯に、白い根もとから入れ、しばらくして葉の部分を入れる。
葉を入れたら一まぜしてすぐに引きあげる、全体がしんなりする程度でよい。
茹で上がったら、ざるにあげて冷まし、白いところを2~3cmに切る。
青いところも3~4cmに切って軽くしぼる。(茎の中のぬめりをこそげ取る
作り方もあります。)でも、このぬめりがおいしく、栄養的にもすぐれもの
なので、軽く絞る程度にします。 嫌いなときは、ぬめりを取ってください。
わけぎの相手いろいろ
貝類
とり貝 大きいものは、3~4つに切る。小さいのはそのまま。
ホタテの貝柱 刺身用なら生のまま薄切りにする。茹でたものは一口大に切る。
あおやぎ 茹でたのはそのまま・・丁寧にするなら酒と塩少々で湯通しする。
アサリ・蛤 酒蒸し(蒸し過ぎないように)にして、中の身を取り出して使う。
さかな類
たこ・いか 活きの良いものは、3分くらい茹でて薄切りか、コロコロに切る。
しめさば 薄皮をはぎ、5ミリ巾の薄切りにして、器にわけぎとそろえて盛る。
ほたるイカ 目玉と、薄い甲をのぞいて器に盛り、わけぎも同量をそろえて盛る。
その他
わかめとうど 生わかめ、うどは食べやすい大きさに切る(うどは酢水にさらす)。
油揚げ 油揚げを茹でて油抜きし細く切る。またはこんがり焼いて細く切る。
ちくわ・かまぼこ ちくわは4cmに切って細切り、かまぼこは5ミリに切って細切りする。
何もないとき・・・わけぎだけ
わけぎだけ わけぎだけの単品、ここでは削りかつをの炒り煮をトッピングした。
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