男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ごぼうの牛肉巻き

2012年07月04日 | おせちシリーズ

ごぼうの牛肉巻きは、又の名を「牛肉の八幡巻き」といいます。八幡巻きはごぼうが
主な材料です。下味をつけて煮たごぼうに、ウナギ、穴子、ハモの皮や肉などを巻き
つけて、付け焼きにしたり、甘辛く煮込んだ料理です。濃い味につくるので、弁当のお
かずに重宝します。京都・石清水八幡宮がある八幡が、ごぼうの名産地であったこと
にちなんで名づけられました。

も一つのレシピは「クジラ肉の大和煮」です。生姜と煮るので「しぐれ煮」ともいいます。
国際世論のおかげで、捕鯨が大巾に減らされ、おいしいクジラ肉が極端に少なくなり
ました。わたしが好きな「尾の身」や「ベーコン」のホンマモンは、殆んどみかけません。
あっても途方もない値段で、年金暮らしでは手が出ませんが、いわし鯨なら手ごろな
値段で買えるし、鯨肉のおいしさも味わえます。生姜焼きなんか、本当においしいです。

料理は類似のもが多く、分別も曖昧でレシピの名づけに戸惑うことがあります。
大和煮としぐれ煮のちがいは、生姜にあると思います。しぐれ煮には生姜が必須
ですが、大和煮は生姜を必須としません。大和煮は明治10年代に、鶏肉で作った
のが初めで、その後、軍の携行食糧として牛肉の缶詰をつくり、牛肉の大和煮と
呼ぶようになった・・といいます。

むかしの人は、哺乳類のクジラを魚類と思い、それが途方もなく大きいので魚偏に「京」
・・1兆の1万倍=10の16乗・・をあてたと言います。わがスパコン「京」が、米国のIBMの
スパコンに抜かれて2位になった(6月18日の最新のランキング)そうです。1位挽回に
富士通は、次世代「京」に着手した(6月25日夕刊)と報じています。どこの業界でもそう
ですが、抜きつ、抜かれつの競争の繰り返しなんですね。ご苦労なことと思います。

レシピ№301で「こんにゃくの牛肉巻き」をお送りしましたが、これはそのごぼう版・・早く言えば牛肉の
八幡巻きです。八幡巻きの本家は、やはりうなぎでしょうが、素人ではとてもムリ・・牛肉なら何とかしの
げます。とり肉で巻いてもおいしそう・・とり肉なら皮の旨さを生かして作りたい・・次回チャレンジします。


材 料
牛もも肉 薄切り 200g
ごぼう 2本 150g
醤油 大さじ 1 10cc
創味つゆ 大さじ 1 10cc
日本酒 大さじ 1 10cc
鰹まる 小さじ 2 10cc
みりん 小さじ 1 5cc

作り方
ごぼうを煮る

ごぼうをたわしで洗い、6cmに切りそろえる。
水から中火で茹で、沸きたってから数分して
醤油小さじ1(分量外)を加え、おとしぶたを
して、煮汁がなくなるまで煮る。

ごぼうに肉を巻きつける
下煮したごぼうをザルにあげ、煮汁を切る。
牛肉を広げごぼうをのせて、巻きつける。
1回転半したところで、牛肉を切りはなす。

肉巻きを焼き付ける
フライパンを中火にかける。熱くなったら
肉巻きの合わせ目を下にして焼きつける。
・・こうすると、肉がバラけません・・
あとは、コロコロ回して焼きつける。

肉巻きを煮込む
なべに、水1カップと調味料を全部をいれ、
焼きつけた肉巻きを加え、中火で煮込む。
途中で火を弱め、煮汁が少なくなり、煮つま
ったらできあがり。火を止めそのまま冷ます。

レシピは薄味なので、弁当のおかずにする
ときは、少し濃い目にします。
食べよい長さに切ってもりつけます。




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