男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

さばの味噌煮

2010年05月12日 | 魚介類

青い背の魚の代表「さば」は、クセが強いので好きな人は
とことん好きですが、嫌いな人はとことん嫌います。

わたしはとことん好きなので、塩さばのアラも捨てないで
「船場汁」にして食べますが、今回レシピは「味噌煮」です。

ずいぶん前のことですが、近所の方が「魚釣り」に行って、
クールボックス一杯になるほど「さば」を釣ってきました。
奥さんは「大の魚嫌い」なので、30尾のさばが我が家に
持ち込まれました。大きさが揃った形の良いさばでした。

そのとき作ったのが、今回の味噌煮の作り方です。

ぶつ切りにしたさばを、大きな平鍋に縦に並べて、熱湯を
注いでクツクツと煮ました。何でも10尾分くらい煮ました。
も一度、あの時のように大量に煮てみたいと思いますが
以来、そんなぜいたくな煮方はしていません。

「さばは嫌い」だが「味噌煮なら食べる」と言う人は、身近に
何人もいます。レシピはわたし流のやり方です。
その1.先ず生姜をたっぷり用意します。2番目は煮始めに
熱湯を注いで、さばの味を閉じ込めます。3番目はさとうで
甘い味をしみこませてから、4番目に赤味噌(八丁味噌)と
中味噌の合せ味噌で煮込みます。

味噌は好みで、中味噌だけで煮てもよろしいですが、赤味噌
・・特に八丁味噌は、クセが強いので量を加減して下さい。
 
したこしらえができていない「さば」を、1尾買い求めた・・・と想定して、「さばのしたこしらえ」から書きました。

材料
さば  1尾 正味 250g
生姜 1かけ 皮つき 50g
酒   大さじ 4
さとう   大さじ 4
味噌   大さじ 4
作り方
さばのしたこしらえ
さばの頭と尾を切り落として腸を抜きとる。
腸を抜くには、切り口から腹の中に箸を2本
突っ込んで、ぐるりと1回転させて引き出す。
はらわたを、箸にからめて抜くやりかたです。
お腹をきれいにするには、箸1本を腹に入れ
肛門から、腹骨に沿って数回こそげます。

水洗いして、水気をふき取って、切ります。
頭と尾を落とした正味が、20cmくらいなら
4つの筒切りに。ここからは水洗いしません。

さばをしょうがと味噌味で煮る
生姜1かけを、皮つきのまま薄く筒切りにする。
さばが入る大きさの鍋底に薄切り生姜をならべ、
その上にさばをおいて、酒を振りかけておく。
さばがたっぷりかぶるくらいの水(500cc)を、
別の鍋で沸かし、煮えたぎった湯をさばに
万遍なく注いでから、強火で4~5分煮る。
浮いたアクをとって、さとうを入れ中火にする。
おとしぶたをして、弱火に落とし30分くらい煮て、
味噌を加え、弱火のままクツクツと30分煮込む。
はじめは薄い目の吸い加減、ここから煮詰めると
ちょうど良い味にできあがります。


煮汁が、さばの身の半分になったら、煮汁をかけ
ながら、数分くらい煮て、できあがり。
味見のポイントは、さとうを加えたあとと、味噌を
加えたあとの2回。さとう味も味噌味も、夫々の
好みにしてください。レシピの量は私の好みです。







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