男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

そら豆の冷凍保存

2014年05月27日 | 豆類・とうふ類

今日5月26日は、朝から1日中雨模様でした。ここしばらく雨が降らなかったので恵みの雨です。
5月初から昨日まで、きぬさや・グリーンピースに始まり、昨25日のジャガイモ収穫まで、切れ目
がない農作業の日が続きました。隣接する50坪ほどの畑は、昨年末に返したので夏野菜作り
の作業が無くなり、10月までは農作業から解放され、この夏はラクができます。

昨日収穫したジャガイモは4種類、1畝20m・全70株でした。往時は6畝12種類のジャガイモを作
りましたが、今考えると狂気の沙汰であります。たった1畝のジャガイモを収穫し、後始末するの
にゲンナリ疲れていますが、6畝作ったときは今ほどの疲れを感じませんでした。1年ごとに体力
の衰えを感じながらも、この秋は何を植えようか・・と性懲りもなくプランを練っています。

レシピに使ったそら豆は、隣接する尼崎市富松地区に伝わる「富松一寸豆」のタネを貰い受けて
育てました。今年で3年目になります。富松地区は我が家から南西700mほどの至近距離にあり、
ここで作られるそら豆は800年の歴史がある伝統野菜です。豆の大きさが3~4㎝ある大きさから
一寸豆の異名がつきました。

富松地区の氏神「富松神社」では、5月中旬に「富松一寸豆祭り」が催されます。収穫した一寸豆
を神前に供える行事が終わると、ここでしか買えない「一寸豆」の即売会があります。茹でた豆や
豆ご飯の試食などもできます。即売には家内と一緒に整理券ゲットに行きました。今年は270人
分を用意したそうですが、昨年はそら豆が不作で160人分しか用意できなかったと聞きました。

始めてこの「一寸豆」を食べた時の感激は今も鮮明に覚えています。以来この豆に取りつかれ、
何としてでも自作したいと思い、タネの獲得に執念を持ちました。TPP交渉で日本の農業の存続
が懸念される中、タネをめぐる種苗会社の戦略争い=seed戦争が展開されていると言います。
富松一寸豆のタネ獲得までの腐心を思い出し、作物のタネの重要さを今更ながら感じています。

レシピはそら豆の冷凍保存とパスタ二題です。出盛りのそら豆でお試しください。


昨秋植え付けた富松一寸豆が実り始めました。適期をみて収穫しますが食べるのがおいつき
ません。植えたのは17株ですが1株で1キロほどの豆がとれ、時季が来ると一気に実ります。
ネットで調べると茹でて冷凍するのがベストとあり、それを忠実に再現したのがこのレシピです。


材 料
そら豆 適量


用意するもの
熱湯 豆の6倍量
氷 適量

作り方
さや抜きと同時に湯を沸かす

鍋にそら豆の6倍量の水を入れて火にかける。
そら豆はさや抜きしたら、時間をおかず直ぐに
茹でるのがおいしく食べるコツ。

そら豆を茹でる
湯に適量の塩を入れて、沸騰したらさや抜き
したそら豆を入れて1分半~2分間茹でる。
おはぐろが緑色の未熟な豆なら1分30秒、
黒いときは2分間茹でる。

豆を引きあげて冷水で冷やす
茹でたそら豆を網ざるにあげ、水をかけて
粗熱をとり、氷水に入れて冷やす。
・・氷は、そら豆の倍量を用意する・・

水気を拭き取って袋に入れ冷凍する
そら豆をザルにあげて水気を切り、タオルで
水気を拭きとりジップロックに入れ冷凍する。
・・一連の作業は手早く行う・・




コメント
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