男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ブリの煮つけ

2014年03月20日 | 魚介類

レシピは、魚と季節野菜の煮物です。魚はブリの切り落としを甘辛く煮つけました。ブリと言えば
先ずはお造り、鮮度が落ちたのは照り焼きか塩焼きにします。ある日のこと、いつもの魚屋さん
で「ブリの煮つけ」をサービスに頂きました。真っ黒い煮つけですが、塩辛くなく甘味が勝った味で、
青魚特有の臭いも気にならず、まことにおいしい煮魚でした。後日「おいしかったよ」とお礼を言い
調理法を教えてもらいました。それを真似したのが「ブリの煮つけ」です。

野菜は若ごぼうを主材に、人参とこんにゃく、それに油揚げを加えて炒め煮にしたもの・・わたしが
大好きな煮ものです。これは、家人の得意料理で、春先になると度々食卓に上り子供たちにも懐か
しい煮ものです。この日、近くに住む娘が立ち寄りました。炊きあがった若ごぼうをみて「おいしそう」
という・・家人が「半分持ってお帰り」と持たせます。おいしそう!とは言いつつも、娘は、自らが煮る
のは苦手なようです。家人曰く、若い人は煮物を作るのが億劫なのでしょう・・と娘の肩を持ちます。

食べ物の嗜好が変わりファーストフード的なものが・・若い方たちに・・受けるようになりました。私
たちのように、日がな一日、ヒマを持て余すのに比べ、パート勤めや子育て、家事に追いまくられる
日々を送る年代の女性には、下こしらえなど手が込んだ煮物を作るのは、時間が惜しいのでしょう。
また、自分が好きでも子供たちが喜んで食べてくれるか・・と思い・・今風の献立になるのでしょう。

この日、ブリの煮つけは私が担当、若ごぼうは家人が煮ました。これまでお送りしたレシピの中には、
家人が得意とする料理や、前述の娘に教わったのが多々あります。何事もそうですが、自分一人で
できることは限られます。家族以外の色んな方々にも助けてもらい、これまでのレシピができました。
ブリの煮つけは、行きつけの魚屋さんから、若ごぼうの炒め煮は家人から・・二つとも教えてもらった
レシピ・・他人の〇〇で相撲をとるようで、忸怩たる思いですが、おいしいこと請け合いの煮物です。


レシピは、たまり醤油をきかせたぶりの煮つけです。行きつけの魚屋さんで、ハマチの煮つけを
おまけに頂きました。真っ黒な煮つけで辛そうと思いましたが、甘味が勝った味つけでおいしい
煮魚でした。たまり醤油を使うと聞き、試作したのがこのレシピです。覚えた味を再現できました。


材 料
ぶりの切り落とし 1パック 360g
調味料
日本酒 1カップ 180㏄
みりん 1/4カップ 45㏄
たまり醤油 1/3カップ 60cc
濃口醤油 1/6カップ 30cc
創未つゆ 大さじ 2 20cc
三温糖 大さじ 4 40g
作り方
ぶりを湯洗いする
鍋に湯を沸かし・・沸騰させないで・・90℃ほどに煮たてた湯に
ぶりの切り身を1切れずつ入れ、数秒置いて引き上げ冷水にとり
冷ましてから引きあげ、紙か布巾で水気を拭きとる。

調味料全部をを低温で煮て煮汁を作る
調味料を全部鍋に入れ、中火で煮てアルコールを飛ばす。

湯洗いしたぶりを煮る
煮汁の鍋に湯洗いしたぶりをいれ、火を強めしばらく煮る。
アクをすくい取り、10分ほど煮て味を調え出来あがり。
10分ほど煮て味見し、足りない味を加える。
・・ここから煮詰めるので、イメージした味より薄味にする・・

落としブタをして、中火より弱めの火で煮込む・・煮汁が半分
になったら火を止めそのまま冷ます。

できあがりをすぐに食べてもおいしいが、冷めてから1~2日
経ってからの方がおいしくなる。

食べるときは、温めても冷たいままでも、おいしい。
青魚の臭いがなくなり、なんともおいしい煮魚です。







コメント
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