男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

親イモとエビの炊き合わせ

2012年12月14日 | イモ類

近着の冊子にビタミンDが特集されていました。ビタミンDが多い食品と言
えば干し椎茸を連想しますが、食べ物で摂れるのは必要量の1割ほどで、
9割は日光から摂ると言います。1日の必要量は5㎍、食べ物では魚や卵、
きのこ類が多く、肉と乳類は微量です。その他の食品は皆無に等しく、魚介
の貝、エビ、イカ、タコなども、ビタミンDがありません。

ビタミンDが不足すると、高血圧、結核、がん、歯周病、糖尿病、骨粗鬆症
などの病気になるリスクがあるそうです。また、ビタミンDは免疫の調節や
パーキンソン病の治療、インフルエンザなどの感染症やアレルギー疾患、
がん、糖尿病の合併症の予防に働きがあると言います。
問題は、ビタミンDが多い食品を食べても、日光に当たらないと体内合成が
できないので、1日のうちいくらか日光に当たることが重要とありました。

骨を丈夫にするには、カルシウムが必須ですが、同時にビタミンDを摂らな
いと、カルシウムは血中に吸収されません。昨今のように寒いと屋内に
こもりがちになり、ビタミンDが不足するそうです。1日のうち15分から
20分を目途に屋外に出て日光に当り、カルシウムの多い食品を食べる
のが、丈夫な骨作りにつながります。

レシピは親イモと子イモが主題です。イモにはビタミンDはありませんが、
鯛の子や肉には含まれます。ビタミンDとカルシウムをバランスよく食べて
寒い中でも外に出て、日光に当たるよう努めてほしいと思います。

ズイキを収穫したあと掘りあげると、親イモと小イモが出てきました。小イモを煮たらおいしかったので、親イモを
煮るとけっこうおいしいので、レシピを紹介します。伊丹の産直市場には、写真の親イモより一まわり大きいのが
1こあたり100円から150円の値段で並んでいました。無骨な形ですが、煮たらおいしいのでお試しください。


材 料 親イモ 3こ 300g
えび 5尾 200g

水 2カップ 360cc
こぶだしの素 1パック 4g
鰹まる 小さじ 1 4cc
日本酒 大さじ 3 30cc
みりん 大さじ 2 20cc
淡口醤油 小さじ 1 4cc

作り方 親いもの皮は、思い切って厚く剥く。
切り分けるときは、大きめに切る。
ひと切れを、半分か3つにきりほぐし
食べるくらいがよい・・一口大に切ると
小さくて、見栄えがしません。

煮る前に、下茹でします。串刺しして
スッと通るくらいで火を止め、用意した
煮汁に移します。

煮汁は、水以下の調味料を鍋で煮て
ます。そこにゆでたイモを移します。
ここからは火は弱火・・イモが煮崩れ
しないよう、エビがかたくならないように
注意します。

エビは中くらいのブラックタイガーを
使います。皮つきのまま塩茹でして
皮をとり、イモの鍋に加えて煮ます。
エビは別に煮てあとで盛り合わせしても
かまいません。

鯛の子と炊き合わせてもおいしいです。
親イモがおいしい今の時季の煮物です。








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