男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

キャベツと豚ばら肉の鍋

2010年03月17日 | 野菜類

今日、3月15日の日経夕刊に、面白いデータの記事がありました。
総務省がまとめた2009年度の家計調査によると、1世帯あたりの
エンゲル係数は、京都市が1位で27.3%、2位が神戸市で26%、
3位は大阪市で25.6%であった・・東京都区部は京都市に比べ6%
低い・・反面、衣料費などが7%、住居費が3.4%多かったそうです。

「エンゲルの法則」は「貧困度」を表す指標の一つとされるが「三都市
とも、とても貧困地域とは言えない・・・豊かな国ほどエンゲル係数が
低いと言うわけではない・・上位三都市の食への関心が他の地域に
比べ、より高いと言える」とあり、次いで昨年発売のミシュランガイドで、
「京都はパリ、東京に次いで3番目になる7店舗の三ツ星を獲得した、
一般家庭でも食材や、料理法にこだわる人が多いことが、京都市の
食料費がかさむ原因では?」とありました。

我が家のエンゲル係数は計算したことがないのでわかりませんが、
食料費としてとらえたら、三都市に比べて随分低いと思います。
野菜類は、特定のもの以外買いません。レシピ№217でお送りした
野菜の蒸し焼きに使う「カリカリベーコン」は、1パック453g入りのが、
1048円、約50枚あるので1枚単価は21円です。朝食には1枚しか
使わないので、計算上は2か月近くはもちます。
これは、月に1回買物するCostco Wholesale(倉庫店舗)の商品です。

キャベツは、となりの畑でわけて頂きました。大小とりまぜて9この
値段は200円でした。それではあまり安い・・と言って500円硬貨を
出したら、300円のおつりをくださいました。
以来、毎朝キャベツの蒸し焼きを食べますが、なかなか減りません。
窮余の一策で作ったのが、このレシピであります。

春キャベツがおいしい時季になりました。レシピは2人分です。摂取熱量は@440㎉、たんぱく質14g、
カルシウム100mg、塩分2.7g、食物繊維2.5gです。熱量が多いのはぶたばら肉を使うからです。
脂肪の摂取量は、1日の熱量の4分の1以上が必要と言います。毛嫌いせずにバランスよく食べましょう。


材料
キャベツ 1/4株 400g 6×6cmくらいのざく切りにする
カリカリベーコン    2枚  20g こまかくきざむ
ぶたばら肉 150g 7cm巾に切る
青ねぎ 50g 7cmの長さに切る
ブイヨン 2こ 8g
日本酒 1/2カップ 90cc
水 600cc
ポン酢 適量
作り方
なべに分量の水とブイヨンを入れて火にかける。
沸騰してブイヨンが溶けたらきざんだベーコンを入れる。
しばらく煮て、キャベツと豚肉を入れて煮ながら食べる。
キャベツは火が通るまで3~4分煮るが、青ねぎはなべに
入れて、クタッとなったらすぐに引き上げて食べます。

ポン酢を書いていますが、使わなくても味は十分です。
スープの味とキャベツの旨味で、調味料はいりません。

応用が利く鍋です
とりの手羽を水から煮出したスープでキャベツを煮る。
手羽肉も食べますが、淡口などで味つけしたなべにします。
豚のスペアリブも同じようななべにしたら、お肉の好きな人に
喜ばれるでしょう。
ザク切りしたトマトをくわえると、一風変わった味になります。

さかなを使うときは、ツナ缶が合いますが、あっさりしすぎと
思ったら、オイル漬けの缶を中身丸ごと使います。
あと鯖の水煮や鮭缶もおいしいとおもいます。

変わったところでは、ソーセージ・・・ウィンナーか、筒切りにした
フランクフルトを入れます。このなべは子どもが喜ぶと思います。
つけ汁には酢を使います。ポン酢でもよろしい。ソーセージには、
マスタードを添えます。キャベツとソーセージ・・・ドイツ料理の
サワークラウト風に、茹でたじゃがいもを添えると面白いと思います。







コメント
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