男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

生姜うどん

2010年03月04日 | パスタ・麺類・粉もん・ふ

先週の新聞に「体温を高くすると病気にならない」という趣旨の本の
広告が出ていました。それを東洋医学の鍼灸の先生にはなしたら、
「良かったらお読みなさい」と言って1冊の本を貸して下さいました。
「体を温めると病気は必ず治る」と言う本でした。


読み進んでいくと、要点は「体温を36.5度C」にすること、そのため
には「生姜湯」を毎日2回飲むこととありました。

私は「冷え性」で悩んでいました。この本には「冷え性」と言う病名は
西洋医学にないが、東洋医学では「冷えこそ万病の元」とありました。

冷え性を克服するため、2年前から「養命酒」を毎日3回飲んでいます。
「生姜湯」は飲み始めてからまだ3か月ですが、体温が上がりました。
それまでは35.5度C前後であったのが1度近く上りました。
レシピの「しょうがうどん」は初代吉兆の湯来貞一さんの著書からの
いただきもので、原作を多少アレンジしたものです。


前回レシピで急逝された「藤田まこと」さんを偲んで「あんかけの豆腐」を
お送りしたところ、「あんかけのうどんもおいしい」と言う返信を頂きました。
レシピはそれにおこたえしたものになりました。
静岡の「A」さんからは、「てなもんや・・」を懐かしがり「前田のクラッカーは
今でも作っているのでしょうか?」と問いかけられました。

丁度その日のこと、酒屋さんで店頭に並べてある「前田のクラッカー」を
見つけ迷わず1パック買いました。値段は105円でした。
レジの店員さんに「あたり前田のクラッカー・・て知ってる?」と訊いたら、
「・?」と言った顔、「藤田まこと、てなもんや・・」と言うと分ってくれました。

前田のクラッカーを、その日にきた孫に「食べてごらん」とすすめたら、
「なに?これ・・」と一蹴されました。たべてみたら、塩味のきいた本物の
クラッカーの味でした。地味な見かけなので、子供には不向きでしたが、
私には懐かしい味でした。そして、今も店頭にあるのを嬉しく思いました。
  
寒い日のお昼に簡単にできて、からだの芯から温まるおうどんです。出汁は「つけだし」・・・昆布といりこを
16時間水に漬けてとったのを使いましたが、レシピは簡単に作れるように、既製の創味つゆにしてあります。
時間がある時は「つけだし」を作り、忙しい時は「既製のつゆ」を使って「あんかけのうどん」をお作り下さい。
生姜と青ねぎだけの具材ですが、どちらも体を温める食材・・・色んな料理に使って欲しい食材であります。


材料
冷凍うどん 1パック 200g
うどんつゆ 400cc 創味つゆ・うどんつゆなどをつかう
片栗粉 大さじ 1 10g 20ccの水で溶いておく
しょうが 一かけ 20g 皮付きのまますりおろす
青ねぎ 6本 20g 青いところだけを細かくきざむ

作り方
レシピは安直に、創味つゆを6倍に薄めたあと鰹まる・淡口・みりん
などで好みの味にととのえました。
冷凍うどんを常温に出しておいて、レンジにかけて解凍します。
解凍したうどんを、熱いつゆに入れて、中火で3~4分煮ます。
ふつふつと煮えたつゆに、水溶き片栗を少しずつ注ぎながらまぜて、
水溶き片栗にしっかり熱を加えます。
煮あがったうどんを、鍋口から器に移し入れ、刻んだ青ねぎをのせ、
その上におろし生姜をポッとのせてできあがりです。

食べるときは、あわてて食べないで、まず全体をざっくりとまぜて、
刻んだ青ねぎと生姜を、煮たうどんによくからませます。

「あんかけうどん」はとても熱いので、うっかり口に入れるとヤケドを
をしてしまいます。つゆは「ちりれんげ」などを使って、冷ましながら
いただきます。うどんも「れんげ」にとっていただく方が無難です。


応用です
その1. 中華飯風のあんかけにすると、グッと豪華になります 
えび・いか・ホタテ貝柱に、にんじん・干し椎茸・白菜の軸・玉ねぎなどに
青味の壬生菜などで作ったあんをのせます。
これを作るときは、あんを二つに分けて、一つにはうどんをいれます。
もうひとつのあんに前記の具材を入れ、煮あがったら「あんかけうどん」を
器に入れ、そのうえに「中華あん」をのせます。

その2.  シンプルなあんかけうどんです
刻んだ青ねぎをのせた「ねぎうどん」、おろし生姜をのせた「しょうがうどん」
細かく刻んだ「せり」をのせた「せりうどん」などがあります。
これらに「すりごま」をすこし加えてもおいしいと思います。






コメント
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