男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ポークシチュー

2008年12月23日 | 肉類・たまご
12月も20日を過ぎると、段々せわしくなってきますね。
むかしのひとは、大晦日のことを「大つごもり」といいました。
月末日のことを「つきごもり」と言い、短縮されて「つごもりになり、
年の終わりの大晦日(おおみそか)を「大きなつきごもり」の意味で、
おおつごもりと呼んだ・・・高校の国語の時間で教えてもらいました。
この先生、おもしろいことを教える方でして、「黄昏」のことを
「たそがれ」と言うのは、夕暮れどき、近くに誰か人の気配はするが、
薄暗いので、その人が誰かしかと分からない・・・で「誰そ彼は?」と
なって、それが「たそがれ」に変化した、と言うお話でした。

もうひとつ、場所を特定する「あ・そ・こ」と言う言葉がある。
「あ」は遠いところ、「そ」は中間のところ、「こ」は近いところを指し、
いにしえには「あこ」、「そこ」、「ここ」と呼んだ。
今では、場所を総称して「あそこ」と言い、いろんな意味で用いるが、
本来はしかと定まらない場所を「あそこ」といい、これは
近くから、中間、そして遠くにあるもの、あいまいな距離感を言う・・・
そんなおはなしでした。

国語の時間に、こんな講義を聞けるわたしたちの若い頃は、今の
高校生とくらべて、なんと幸せだったのだろう・・・とおもいます。

ポークシチューとまったく関係のないお話ですが、せわしいときに
簡単にできるメニューをお送りします。

かんたんシチューのレシピです。ポークシチューとしましたが、豚肉を牛肉にすればビーフシチューです。
表題を「ポークシチュー」としたのは、豚肉の方が安いから、とっつき安いと思ったからです。
デミグラスソースで作る、本格的なビーフシチューをつくるには、牛ブロック肉も赤ワインもたっぷり必要で、
肩に力がはいりますが、これなら手軽にできて、失敗なく、しかもおいしくできあがります。


材料
豚厚切り 300g 一口大の角切り
にんじん 中 1本 一口大の乱切り
じゃがいも 中 3こ にんじんと同じ大きさの乱切り
玉ねぎ 中 2こ たて半分に切って、くし型に3等分する
セロリ 1本 すじをとって3cm巾に切る(幅広い軸は二つに割る)
ブロッコリー 4房 大きいものは、たて半分に切り分ける
にんにく 1かけ 細かくきざむ
ローリエ 2枚
赤ワイン 1/3カップ
オイル 大さじ1
ハヤシルウ 1/2パック(100g)
ハウス食品の「完熟トマトのハヤシスライスソース」を使いました

作り方
厚手の鍋にオイルときざんだにんにくを入れて、火にかける。
火は中火にして、にんにくを焦がさないように炒める。
豚肉を加え、ざっと炒めて、肉の色が変わったら、たまねぎと
にんじん、じゃがいもとセロリを加えて、ざっくりと炒める。
全体にオイルが回ったら、赤ワインを加えてローリエを加え、
鍋のふたをして、中火で煮る。
野菜から出る水分で、水は加えないが、焦げつくようなら
水か赤ワインを入れる。

じゃがいもの芯がまだ固いかな・・・と思うころに、ルウを細かく砕いて入れて、弱火にしてじっくり煮込む。
ルウを入れてからは14~5分したら出来あがります。
ブロッコリーは、おしまいの5分前に加えるくらいにする。
ラップに包んでレンジで蒸してから、盛りつけても良い。
折角の緑色なので、色もご馳走のうちと思って、色変わりしないようにして盛りつけ真す。
柔らかく煮込んだブロッコリーはおいしいものですが、
歯ごたえのある固茹でもおいしいものです。


コメント
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