男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

白菜キムチを作る

2008年12月17日 | 野菜類
今朝、起きぬけにガラス越しに畑をみたら、寒気よけに撒いた
もみがらが、霜で真っ白になっていました。
これからの野菜は、霜をかぶるごとにうまみが増してきて、
柔らかくなっていきます。

白菜はその最たる野菜、表面が霜焼けして、茶色になっても、
2枚目~3枚目からは、白いきれいな葉がみっしりと重なり、
1株が2キロから3キロにもなります。
こんな白菜は、鍋によし、煮物によし・・・油揚げと煮たのなんか
ほんとうにおいしい・・・これは薄味に煮るのがよろしいですね。

真冬の白菜漬けもこの上なくおいしいものですが、自宅で漬物樽に
漬けるお家もすくなくなりました。
白菜と塩加減にこだわりがあるので、毎年のように白菜漬けを
作りますが、昨年は漬けたあと水が上がらずに、苦心しました。
出来るだけ塩をすくなくしようとしたのが、トラブルのもとでした。
薄い塩水を加えて「呼び水」にしましたが、味は「C級」でした。

今年は、うまく行きました。そのうちの1株分をつかって、キムチを
作ります。このキムチが毎年のように味が変わるので「ナンギ」する
のですが、それでも作り続けて40年近くにもなります。

何回作っても、専門店の味に遠く及びません。
近くのshopping centerの中のお店で「あみ塩辛」を買うとき、
出来上がったキムチの具を試食させてもらいました。

おいしさ抜群、でも100g420円と言い、一株に500gの具をはさみ
込むとの説明に・・・キムチが高いはずですね・・・と感心したら、
店主はにっこり、作り方をカタコトながら、親切に教えて下さいました。

シーズンオフのキムチは、これからはこの店で買うことにきめました。
気のよい親切な店主に、せめてものお返しをしようとおもったからです。

白菜キムチをはじめて作ったのは、いまから36年前のこと、年令はいまの半分でした。
以来、毎年のように作りますが、具材は変わりません。アミ塩辛とにんにくととうがらし粉がベースです。
できあがりは、キムチには違いないが、味は本場ものに及びません。でも、めげずに毎年作っています。


材料
白菜の浅漬 1株 2キロ
だいこん 1本 300g 5cm長さの千切り
人参 1本 120g 同
青ねぎ 1把 50g 1.5cm巾の小口切り
白ねぎ 2本 100g 縦半分にして1cmの小口切り
にんにく 2かけ 20g すりおろす
しょうが 1/2かけ 30g すりおろす
りんご 1/4こ 75g すりおろす
すりごま 大さじ3
粉とうがらし 大さじ3
いわしエキス 大さじ2
アミ塩辛 100g
いか塩辛 50g
ヨーグルト 大さじ2

具材を作る
千切りした大根とにんじんに、かるく塩をしてしんなりさせる。
そこへ、きざんだ青ねぎと白ねぎを加えて、まぜ合わせる。
さらに、おろしたにんにく、しょうが、りんごを加えてまぜこみ、
すりごま、アミ塩辛といかの塩辛を加えて、まぜ合わせる。
最後にヨーグルト、粉とうがらし、いわしエキスを加え
よくかきまぜたら、白菜にはさむ具材のできあがり。
白菜にはさむ
白菜の浅漬けはサッと水洗いして塩分をおとす。
かるく絞って、葉のあいだに、具材をいれこむ。
1株の白菜を4つに切りわけて浅漬けしたので、
この作業を4回くりかえす。
はじめに、具材を4等分しておくと、均等になる。
漬け込む
ひとつずつ丸めて、タッパーなどの器に入れ、表面を
ラップできっちりとおさえ、ふたをして冷蔵庫に入れる。
4~5日してからが、食べごろになる。

コメント
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