
衣替えの前に記念撮影。「2004年リオ五輪」フライング(?)Tシャツ。
1997年に現地在住の友人を訪ねたときに買い求めたもの。
「ブラジル人て気が早いんですよねー。
こんなもの作っちゃって、選考に落ちたらどうするんだろ」
などと現地駐在員に言われてて、やっぱり落ちた。
あれから12年。インフラ、治安面でのハンデを克服し、
ようやくつかんだ歓喜と涙のリオ五輪2016。
ちょっと遅いですが、おめでとう、ブラジル!

穴が開いてもいまだに着てます。
1997年に現地在住の友人を訪ねたときに買い求めたもの。
「ブラジル人て気が早いんですよねー。
こんなもの作っちゃって、選考に落ちたらどうするんだろ」
などと現地駐在員に言われてて、やっぱり落ちた。
あれから12年。インフラ、治安面でのハンデを克服し、
ようやくつかんだ歓喜と涙のリオ五輪2016。
ちょっと遅いですが、おめでとう、ブラジル!

穴が開いてもいまだに着てます。
シャツの"cidade candidata"は、候補都市ということなので、決して早まってはいないと思います。
(現地駐在員さん、ポルトゲス大丈夫なのかな、というか、candidataから英語のcandidateが連想できそうな…)
でも、リオで良かったです。
東京招致メンバーは盛んに自画自賛していましたが、IOCのサイトで紹介ビデオを見た限り、「その土地に行きたい」という欲求を惹起するようなものとは、到底思えない代物でした。
他の都市は、その土地を代表する音楽をバックに、その都市や文化的な魅力を強く訴求していましたが…
東京のはどうも、「政府広報ビデオ」の域を出ておらず、
ダサイ…
というのが、偽らざる感想です。
環境五輪を訴える以前の勘違いのような気がしました。
なんというか、民意の一致というか、国民一体となっての願望の度合いが東京とはまったく違いますよね。1964年の東京五輪招致の時は、きっと東京にも同じ空気があったのでしょう。
12年前にリオを訪ねた時びっくりしたのは、日本ではまだ一部の人しか使っていなかったCD-ROMやインターネットがすでに普及していたことです。お役所や企業は皆ペーパーレス、ホームページをもつのは当たり前、雑誌といえばCD-ROMつき…。あとから来る国ほど順を追わずに一足飛びに新技術を先に取り込む、という事例を目の当たりにしました。北京、ソチ、リオ、と勢いのあるBrics諸国で五輪開催が続くのも必然ですね。
同感です。
日本の置かれた経済社会状況で、「オリンピックを起爆剤にする」という発想がそもそもズレているように思えます。
人類が未経験の高齢化社会に既に突入し、老老介護がごく当たり前になったにも関わらず、この状況を上手にマネージする社会システムはデザインできていません。
また日本のみならず世界全体がこれ以上の経済成長を望めない(望むことが人類の存続に反する)状況になりました。
このような状況で、日本の人々が社会に求める切実な願いや将来に対する不安と、オリンピックというビッグイベントで盛り上げようという動きとは、どうもチグハグな感じがしてなりません。
高齢化社会でも、経済成長がストップしても、みんなが将来にわたり楽しく豊かに過ごせる社会基盤を築くことが、今の日本にとって最もチャレンジングで夢のある課題だと思いますし、世界の他の国々も大変注目していることです。
勢いのある他のアジア諸国もこれから急速な勢いで高齢化社会に突入します。
この課題に対する道筋を示し、着実に進んでいく姿こそが、世界が日本に求めるものだと思います。
>あとから来る国ほど順を追わずに一足飛びに新技術を先に取り込む…
このお話も全く同感です。
一方の日本は、お役所や企業に新しいものを取り込むエネルギーがあまり感じられないですね。
むしろリスクばかり恐れて、何もできなくなってしまっているような気がします。
このダイナミズムの差は、このままでは様々な面で影響しそうな気がします。
というか日本人が勝手に、彼らの視界から消えて行っているのかもしれませんが…
愚痴っぽい話ばかりになってしまい、申し訳ありませんでした。