サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

魔法の発酵食

2012-08-30 | etc.
『ロシアに学ぶ週末術~ダーチャのある暮らし』に
ダーチャ料理のレシピを提供してくださった荻野恭子先生の新刊
『どんどんおいしくなる!魔法の発酵食』が本日発行されました。

 日東書院刊、8月30日発売

今回は裏方にまわり、編集のお手伝いをさせていただいたのですが、
荻野先生のレシピはとにかく簡単!なのに味は本格派!
実際に掲載レシピをいくつも試してみたところ、
あまりに手早くおいしくできるので、すっかりやみつきに。

特にお気に入りは「鶏むね肉の老酒煮」。
ちょっと仕事の手があいたときに、お鍋に材料を入れて放置。
そのあと仕事に戻って30分たったら、お鍋に入れたまま点火。
また仕事に戻って15分たったら、火をとめる。
たったのこれだけ!

所用時間は45分ですが、実際に手をかけるのはほんの5分。
あとは発酵食品(この場合はお酒)がじわじわしみこみ
旨みが増すのを待つだけなので、まさしく魔法です。
そんな時短レシピが多いので、今や冷蔵庫に発酵食のつくりおきが
ない日はない、というくらいハマってしまいました。

それにしても荻野先生のお料理のおいしいこと。
これまでもロシア料理は何度か試食させていただいて
その味の確かさは知っていたつもりでしたが、
今回の撮影では和洋中ほかワールドワイド。
コメントを書くために全品試食させていただいたうえ、
お昼までごちそうになり、役得役得!


手づくりの発酵バター、ピタパン、いかの塩辛、
パンサラダ、野菜ビビンバ、油条などなど。


ポーランドのジューレクは、ライ麦を発酵させてつくる白いスープ。
「ポーランドのお味噌汁」ともいわれ、家庭によって味はさまざまなのだそう。
初めていただきましたが、ほっこりおいしく、見た目も可愛い!
カバー写真に採用されたのもこのジューレクです。
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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ジューレク (ひろーき)
2012-11-07 23:11:24
早速、嫁さんに読ませます!

ところでジューレクですが、ウクライナにも似たようなレシピがあったような気がします。
10年以上前に旅行本で存在を知り無性に食べたくなったことを、思い出しました。

文章を読んでイメージを膨らませていただけなのですが、kotさんの説明と写真に私の妄想が重なりました。

ポーランドもウクライナも豊かな穀倉地、ジューレクにそのエキスが濃縮されているような気がします。

これからの寒い季節、特に美味しそうですね。
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返信遅れました! (kot)
2012-11-30 13:35:46
ひろーきさん、コメントありがとうございます!
遅ればせながら、プロコ情報もありがとうございます。

ジューレク、本場のものは食べたことがありませんが、
先生のレシピは本当においしいですよ!
これからの季節にぴったりです。

ボルシチもいいですが、今年はジューレクにハマりそうです。
時間があれば本格的に発酵させてみます!
返信する

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