S先生のご提案で、クプリーン短編集の打ち合わせを兼ねて、ロシア語のお仲間Uさん、出版社のSさんと共にベラルーシの家庭料理レストラン「ミンスクの台所」へ。このお店でダーチャセミナーを開催したのは、もうずいぶん前のこと。以前は西麻布にあったのですが、2カ月ほど前に神谷町のロシア大使館のすぐ近くに移転して、行きやすくなりました。
乾杯はロシアワイン「タマーニ」。勝手知ったるS先生のご提案で、料理はおまかせ。前菜の毛皮のコートを着たニシン、オリビエサラダ、酢漬けキノコに始まり、ピロシキと黒パン、サーモン入りのブリヌイ、ボルシチ、ポテトとレバーのズラズイ、ズッキーニのサワークリーム煮、スズキのホイル焼き…。次々手際よくサーブされるお料理はどれもこれもおいしい!
デザートは自家製アイスと、パイのようでもありドーナツのようでもある「ホヴォロスト」(上の写真)を紅茶と共に。そうこうするうちバラライカとガルモーシカのライブが始まり、サービスでいただいたハチミツ入りのジャムをなめつつ、ロシアの調べを鑑賞。味もサービスも演奏も素晴らしく、店内は満員。大満足の夜でした。
お店の外に出ると、月の光のもとに東京タワー。
神谷町に来るのは、たぶん8年前にモスクワ取材のためにロシア大使館を訪ねて以来。古くからあったお店がなくなってしまい、どこもかしこも工事中。大規模な再開発まっただなかで、東京タワーの変わらぬ佇まいに安堵。
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