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鹿追町競ばん馬競技大会2016

2016-07-20 | 『勝手に帯広通信』
もう1年たってしまったか。早くも草ばん馬の季節。
第55回「鹿追町競ばん馬競技大会」を見に
路線バスで鹿追町ライディングパークへ。

出番を待つ出走馬たち。ばん馬は少なくポニーが大半。
道内各地からトラックに乗ってやってくる。

 
にぎわう出店。挨拶に立つ中川郁子衆議院議員。

芝生でくつろぐ家族連れや一目でそれとわかる馬関係者。
早くも焼酎のビンを抱え込み、焼肉を食すおじさんたちも。
これぞばんえい競馬のルーツ、村の祭典草ばん馬特有の雰囲気。

迫力のばん馬レース。障害を抜けてゴールに向かう。

農家さんでもある馬主さん自ら騎手を務めることが多いもよう。
本業の合間に各地で開かれる草ばん馬大会を転戦するのだとか。
公営ギャンブルと違って賞金が出るわけではないが、
自慢の愛馬に花をもたせようと皆真剣。


かぶりつきで観戦する子ども。
コースの反対側にはプロアマの写真家たちが陣取り
大玉のレンズをつけたカメラを構える。
こちらには馬写真マニアが多いのである。

近年はポニーばん馬が盛況。

ひく重量が軽いせいもあるけれど、
ポニーといえども速い速い!
やる気満々の馬はスタートから猛然と飛び出し、
そのまま一度も止まらずにゴール!
一方で、まだ若くて小さい子は障害に手こずり
手綱でびしびし叩かれている。
これは見ていて気分のいいものではない。
すると「叩かないでー」と絶妙のアナウンス。
昨年も受けまくりましたが、この観客目線の
ほのぼのとした女性のアナウンスが実によいです。
運動会に出る小学生を見守るような眼差し。
この上品な語り口のおばさまはどなたでしょう。

午前の部と午後の部の合間に近くの鹿追チーズ工房へ。
 
自家製ソフトクリーム300円。牛乳が濃厚で香りよし。

草ばん馬はまだ続いていたけれど、バスを1台乗り過ごすと
3時間待たなければならないので、やむなく途中退席。
最終レースの農林水産大臣賞典、見たかったー!
この日の草ばん馬のもようは、11月11日、
NHK―BSプレミアム「新日本風土記」にて放送予定。
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