サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

ベアマウンテン@サホロ

2016-07-03 | 『勝手に帯広通信』
北海道といえばヒグマ。3年目にしてやっと見てきました。

といっても登別のクマ牧場は遠いので
十勝管内サホロのベアマウンテンへ。

7月1日、好天につきJRで一路新得へ。

二両編成の普通列車は高校生で満員。
ほぼ全員スマホ漬け。
途中駅で彼らがゴソッと降りると乗客は3人に。

新得駅からタクシーで約15分、3350円。
ベアマウンテン入口ではこんな子たちがお出迎え。

ちょっと小柄なシベリアンハスキー、
愛想よしのモコちゃん(左)とおとなしいサラちゃん。

9時開園、一番乗り。チケット売り場にはクマの剥製が。

ベアウォッチングバスコースとランチがセットになった
お得なランチパック3200円(子ども&60歳以上2700円)を購入。
ランチなしなら観光案内所などで配布している優待券利用がお得です。
バス付き入場料2916円のところが2160円に。

壁にはクマたちの相関図。

手づくり感満載で見ているだけで楽しい。
どの子に会えるか期待が高まる!

これがベアウォッチングバス。30分おきに運行。


9時20分発の一番バス、貸切状態で発進!


いましたいました。こんな感じで車窓から見えます。

園内には野生に近い状態で12頭の雄グマが生活。
この日はご隠居さんなどを除く10頭が放たれているとのこと。
新得周辺にも野生のクマは生息しているが、
園のクマたちはこのあたりで捕獲されたわけではなく
のぼりべつクマ牧場からやってきたのだそう。

こちらアタロウくん。

クマが現れると即座に運転手さんが名前と特徴を解説してくれる。
耳がないように見えるのは喧嘩跡のよう。
頭の上にのっかっているのはおやつのドッグフード。

藪の向こうに、立ち木で背中をかいてるクマさん発見。


あっちからも来た!


バスが来るタイミングにあわせるかのように水浴び開始。


それもそのはず。どの子も首に発信器をつけてます。

スタッフさんたちはすべてのクマの位置情報を把握し、
バスのコース近くに現れたクマを
車で先回りして留め置いてくれているもよう。
もちろん「偶然」通りかかるクマたちもいるため
遭遇率はかなり高い。

バスを降りてガラス張りのベアポイントへ。

池に水浴びしにくるクマたちが間近で見られる人気スポット。

ついでに青大将も出没。毒はないので触っても大丈夫。


こちら池が大好きなヒロタケくん。

園内一のぽっちゃり系。
以前は暴れん坊だったそうだが
去勢してすっかり癒し系に。

顔をつけて水中の魚を狙います。

何度か捕獲を試みるも失敗。

今度は棒をかじってます。

マイペースで遊んでいると…。

左方向から仲間2頭がやってきた。

キャンタとクマエモン(でしたっけ?)

するとヒロタケくん、すごすごと後方に退散。


なんともいえない表情で後方をキープ。


ヒロタケくんはキャンタが大の苦手、
キャンタは園内最大の400キロ超えで丸顔が特徴
…などなどとスタッフさんが解説してくれるので
いつまで見ていても飽きない。

ずっとこの姿勢のまま固まっていたヒロタケくん。

短い足とぽってりとした肉づきのよさ。
すっかりファンになってしまいました。

ベアポイントには展示コーナーも。

冬眠から覚めた時のクマのようすを
可愛いイラストや写真で解説。
ヒロタケくんとキャンタくんは冬眠から覚めると
喚起口を外して「起きたよー」と合図するんだとか。

帰りは高さ5m、全長370mの遊歩道をたどる。
ベアポイントの全景も望めます。


遊歩道からクマ発見。

くるくる同じ場所で回っていたクマさん。

森の中をゆく遊歩道。


そろそろ出口。

名残惜しければ、戻ってまた見るもよし。
ちなみに閉園は16時、火曜定休。
クマたちはそれぞれ快適なワンルームに暮らしており、
夜になると自分で家に帰っていくんだとか。
そのようすを見てみたいもの。

振り向けばルピナスの花畑。

ベアマウンテンが休業に入る冬季は
この山にサホロスキー場がオープン。

ここから1キロほど歩いて
十勝サホロリゾート入口に到着。


サホロリゾートホテル内のレストラン「花森熊」でランチ。
  
ランチセット3種から選べます。
左はランチプレート&ちらし寿司、右はパスタ&グラタン。
どれもボリュームたっぷり。

レストランのナプキンが可愛い。

生後2ヵ月の子熊の足跡!

サホロリゾートの統一マークになっている
動物たちのイラストが館内のあちこちに。

可愛いけど適度にリアル。巧みですね。
ちょっとロシアっぽいこのイラストの作者はどなたでしょう。

同じイラスト入りのクッキーをおみやげに。
 
アイヌ風クマさんのミニぬいぐるみも。

再び新得駅へ。


帰りは一両編成。


帯広駅に到着してみれば…。

確かに汗ばむ陽気だったけど34度もないハズ!
駅前の温度計はいつもちょっと大げさだなー。