東京在住のロシア女性S先生とスカイプでやりとりしていたら…。
「函館にはもう行った? え、まだなの。絶対行くべきよ!
そこからなら近いでしょ。2時間くらい?…」
出ました、北海道誤解あるある!(笑)
S先生は日本におけるロシア正教の歴史を研究しておられたので、
函館のハリストス正教会を何度も訪ねたことがあり、
函館の街が大層気に入っておられるもよう。
一昨年も「函館に行くから落ちあわない?」と誘われたのだが、
帯広から函館までどんだけ離れてると思ってるの~!
先日も東京の某銀行から電話がかかってきて、
「お近くですと札幌に支店がございますが、
札幌にいらっしゃることはおありでしょうか?」という。
「お近く」って、200km離れてるんですけど。
…と、折しも新聞の折り込み情報誌に「北海道の距離感」について
いかに道外の人々が思い違いをしているかを指摘する
興味深い記事が掲載されていた。それによると、
北海道の面積は九州の二倍、日本の総面積の五分の一(!)。
十勝だけでも東京23区の面積の17.5倍。
そして十勝の長辺距離約345kmに対し、
東京23区はたったの約32kmですと!
これ、初めて知った。
道理で神田川源流から東京湾まで8時間で歩けたはず。
やれやれ、北海道は地図で見ている以上に広いのである。
さらにこの記事は、道外の人が思い描く北海道旅行プランを例に挙げ、
帯広駅・函館間は約435km、東京駅・京都間は約459km。
帯広駅から函館までは、東京駅から京都へ行くのと同じくらい遠い、
よって1日で回るのは無理なプラン、と指摘する。
そう、その通り!…と言いかけたが、おっと、待てよ。
これはこれで車社会の北海道民ならではの見落としがある。
東京から京都まで、誰も車で行こうとは思わない。
新幹線を使えば2時間くらい。
日帰り出張あたりまえ圏内なので、あまり「遠い」という感覚はない。
S先生の「函館まで2時間くらい?」の読みも
新幹線さえあればビンゴの数字なのである。
であるから「距離」をアピールしても道外の人にはピンとこない。
それより移動にかかる「時間」を示したほうがビックリする。
このように…。
「帯広から函館まで列車で5時間半以上かかります」
「えっ……」絶句するS先生。
世界最大面積をもつ国ロシアの方に驚かれたくないですが!
「函館にはもう行った? え、まだなの。絶対行くべきよ!
そこからなら近いでしょ。2時間くらい?…」
出ました、北海道誤解あるある!(笑)
S先生は日本におけるロシア正教の歴史を研究しておられたので、
函館のハリストス正教会を何度も訪ねたことがあり、
函館の街が大層気に入っておられるもよう。
一昨年も「函館に行くから落ちあわない?」と誘われたのだが、
帯広から函館までどんだけ離れてると思ってるの~!
先日も東京の某銀行から電話がかかってきて、
「お近くですと札幌に支店がございますが、
札幌にいらっしゃることはおありでしょうか?」という。
「お近く」って、200km離れてるんですけど。
…と、折しも新聞の折り込み情報誌に「北海道の距離感」について
いかに道外の人々が思い違いをしているかを指摘する
興味深い記事が掲載されていた。それによると、
北海道の面積は九州の二倍、日本の総面積の五分の一(!)。
十勝だけでも東京23区の面積の17.5倍。
そして十勝の長辺距離約345kmに対し、
東京23区はたったの約32kmですと!
これ、初めて知った。
道理で神田川源流から東京湾まで8時間で歩けたはず。
やれやれ、北海道は地図で見ている以上に広いのである。
さらにこの記事は、道外の人が思い描く北海道旅行プランを例に挙げ、
帯広駅・函館間は約435km、東京駅・京都間は約459km。
帯広駅から函館までは、東京駅から京都へ行くのと同じくらい遠い、
よって1日で回るのは無理なプラン、と指摘する。
そう、その通り!…と言いかけたが、おっと、待てよ。
これはこれで車社会の北海道民ならではの見落としがある。
東京から京都まで、誰も車で行こうとは思わない。
新幹線を使えば2時間くらい。
日帰り出張あたりまえ圏内なので、あまり「遠い」という感覚はない。
S先生の「函館まで2時間くらい?」の読みも
新幹線さえあればビンゴの数字なのである。
であるから「距離」をアピールしても道外の人にはピンとこない。
それより移動にかかる「時間」を示したほうがビックリする。
このように…。
「帯広から函館まで列車で5時間半以上かかります」
「えっ……」絶句するS先生。
世界最大面積をもつ国ロシアの方に驚かれたくないですが!