私の両親はどちらも五月上旬生まれと言うことで、例年ゴールデンウィーク中に誕生会と称して私の弟と妹家族、さらに娘の家族など親族を集めたパーティをしています。
今年で86歳と83歳になる両親は歳を取ってあまり遠くへは出たがりませんが、この会には毎年参加してくれています。
まだどちらも介護の世話にもならずにちゃんと会話も成立し、曾孫のやんちゃぶりを見て目を細めていてくれるのは嬉しいものです。
高齢の親の健康は、子供の我々にとっては最大のプレゼント。つまりは自分の健康は自分の幸せというだけではなく、周りの幸せでもあるのだなとつくづく思います。
だから自分も健康であるために、日々の暮らしをおろそかにしないという生きざまが大切。これこそまさに自分自身の健康を考えて必要なことを実践する生涯学習なのです。
多くの人が、「自分の健康は俺のことで、好きなことをして好きなように生きて、好きなように死んでゆく」と思っているに違いありません。しかし子孫や周りの人たちのことを考えると、たった一人で生きてたった一人で死んでゆくことなんてできません。
日々衰えてゆく自分の体の癖や弱点をしっかり知って、この肉体と上手に付き合って長持ちさせること。そのための手入れや悪いところの治療などもそういう視点で捕えることができます。
目の前の煩わしさを超えて、子や孫たちのために健康である人生を目指しましょう。
親の健康を考える中で、自分の健康の大切さが自分だけの事ではないと改めて感じた一日でした。
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