北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

週末はキャンプとビッグファイト松本

2024-06-09 22:09:22 | 釣りのはなし


 週末はキャンプで過ごしました。

 場所は中山峠を越えた喜茂別町の「雪月花廊」という廃校になった小学校を利用したキャンプ場。

 木造の校舎は横に長くて、一角にレトロなレストラン&カフェもあります。

 かつてはご夫婦で管理されていたのが、旦那さんが亡くなり今は奥様とお子さんたちで切り盛りしています。

 道路から入ると校舎の手前に校庭だったような広場があり、こちらでもテントを広げることができます。

 しかし本来のキャンプ場は後者の裏手の広場で、こちらに早い者勝ちでテントを張れるのと、校舎に近いところに5か所の電源が取れるRVパークがあります。


 こちらの広場には簡易な水場があるので表側よりは便利です。

 テントを設営してから校舎を見学すると、長い廊下に夕日が差し込んで実にノスタルジックな雰囲気。


 体育館も残されていて、簡単な運動などもできるので子供さん連れにはいいんじゃないかな。


     ◆


 ここでキャンプをするという事は尻別川という釣りに最高の川があるのですが、足の指の骨を折ってしまった私はドクターからまだ長靴を履くことが禁止されています。

 しかし考えてみると、長靴は禁止されていますが短靴を吐いて歩くことを禁止されているわけではなく、釣りをすることが禁止されているわけでもありません。

 となると、キャンプ場からほど近い場所にある管理釣り場「ビッグファイト松本」に行くべきでしょう。

 ビッグファイト松本へ行くのは、亡くなった残間さんと出会った頃なのでもう10年ほど前かもしれません。

 本当に久しぶりに行ってみると、かつてはプレハブ小屋だった受付が新しい建物に移っていました。


 聞けば2年前に建てた管理棟で、管理スタッフが泊まれることに加えて、敷地内に設置したキャンプ場のお客さんが利用する水場とトイレなどもこちらに集約されています。

 こちらでキャンプをすると釣り料金が安くなるというのですから、これはアングラーにとっては朝夕の釣りもできるので最高ですね。

 釣り場の池も前回来た時よりも数か所増えていてバラエティに富んだ風景の中で釣りが楽しめます。

 
 そんな我々夫婦ですが、例によってまったりしすぎて朝着くのが遅くなり、釣り開始は9時過ぎに。


 当然朝間詰を逃してしまったわけで、歴戦の勇者たるニジマスには投げるフライがことごとく無視されるという辛い釣りになりました。

 ガガンボだめ、カディスだめ、アントだめ、沈めてだめ、ストリーミングもだめ、セミもだめ…と、ただでさえ少ない引き出しを総ざらえでなげること3時間、ようやく一匹だけが食ってくれました。


 可哀想なのでもちあげることもなく妻に写真を撮ってもらいましたが、釣れたときの写真の撮られ方が分かりません(笑)。

 食ってくれたのはダメ元で投げたロイヤルコーチマン、これで出る日が来るとは思わずに見よう見まねで作ったフライでした。


 4時間で一匹でしたが、時間帯も悪いので、次回は朝夕どきの良い時間帯を狙いたいところです。

 ウェーダーを履かなくても釣りができるならそれもよし。

 楽しい週末になりました。
 

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