北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ルパン三世ラッピングトレイン出発だよ~、とっつぁん(笑)

2012-04-01 23:06:04 | Weblog
 ルパン三世のラッピングトレインが、今日から釧路~根室間のJR花咲線を走ります。

 今日はその出発式典が快晴の浜中町茶内駅で行われました。


  【もうすぐ式典開始】

 ラッピングトレインの話は三年前にさかのぼります。

 現在のJR釧路支社長の矢崎さんがこの地に赴任したときにあいさつ回りで浜中町を訪ねたのがその三年前。

 そのときに浜中町内にやたらルパンの絵が使われているのに気が付いて、矢崎さんは当時の町長に、「なぜルパンの絵がたくさんあるのですか?」と訊きました。

 そのわけは、「ルパン三世の原作者のモンキーパンチこと加藤一彦さんが浜中出身で、かねてより浜中町の町おこしにルパンのキャラクターを使わせてもらっていたから」」というもので、それを聞いて矢崎支社長はそのときから「じゃあいつかラッピングトレインなどをやりたいものだなあ」と考えていたのだそう。

 矢崎さんはその後その企画を温めつつ、原作者のモンキーパンチさんへご協力を求めたり、必要な経費を確保するために花咲線沿線の自治体からなる沿線観光振興協議会での理解を求めるなど、この企画の中心になって取りまとめに奔走されました。

「三年越しの夢がかなった!天気も見てよ。雪景色に快晴なんて最高のシチュエーションじゃないですか!」

 今日一番感慨無量だったのは矢崎支社長さんに違いありません。


  【矢崎さんと握手】


    ※     ※     ※     ※     ※


 JR茶内駅での出発式は、関係者と地元の子供たちなど約50名が見守るなか、式典のちょうど途中にラッピングトレインが到着しました。


 【ルパンがやってきた!】


 ラッピングトレインは、赤と黒のカラーをベースにルパンや峰不二子、銭型警部などの人気キャラクターがとても大きく描かれていて、とても素敵です。人気が出るに違いありません。


  【すごくカッコいいんです、これが!】


 式典の中ではモンキーパンチさんのサインシールを列車に貼るというセレモニーが行われ、これで本当にラッピングトレインの完成という運びになりました。


  【モンキーパンチさんのサインが貼られました】


 さて、式典終了後に関係者と地元の子供たちはこの一番列車に試乗して次の浜中駅まで一駅の汽車の旅を楽しみました。

 車内のシートは特急電車のものに取り替えた豪華なもので、社内にはルパンキャラをあしらった浜中町の宣伝ポスターも目につきます。

 何から何までルパンにこだわった町おこしというのは面白いものです。




 浜中駅ではルパン三世のラッピングバスとラッピングタクシーのお出迎えもあり、関係者一同で記念写真。こちらもまたカッコいいバスとタクシーです。




 ラッピングトレインは、今日からまず三年間運行される予定となっています。既にJR釧路支社には「どのような運行予定になるのか」という問い合わせが増えてきているそう。

 春休みからゴールデンウィークには、ルパン三世のファンと鉄道ファンがたくさん訪れてほしいものです。

 ぜひ浜中町を訪ねて、ルパン三世のキャラたちを追いかけてみてください。

 それでは、「待て!ルパン~!」
 
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