北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

釣った魚で北海道の深さを味わうべし

2016-04-21 23:12:28 | Weblog

 今日は魚三昧の一日でした。

 昨日釣りに行ったさいに仲間が釣ったマガレイのチビちゃんをもらってきたので今日はからあげ。カリッと揚げて美味しくいただきました。

 さらに隊長が釣り上げたものでいただいてしまったクロガシラは煮漬けに。魚が一向にかからない間は隣や近くのおじさんたちと釣談義に花が咲くのですが、隣で釣っていたおじさんは今年86歳になるという超ベテランの方。

「この時期のクロガシラは水っぽくて、刺身なんかは美味しくないね。食べるんだったら煮つけだよ」というアドバイスをいただいたのでそのとおりにしてみました。

「もう来年は釣りもやめっかなと思ってんだけどね(笑)」いえいえまだまだ現役でいてください。

 煮漬けもちょいと砂糖多めで甘めにしたところ、自分好みの良い味付けになりました。


       ◆   


 昨日釣ったホッケは今回も一夜干しの練習材料に。

 前回は頭を切り離してしまってちょっと不恰好になってしまいましたが、今回は頭は切り離さないようにさばいたので、見た目は売り物と変わらないような仕上がりになりました。

 干物用の網籠を買ってきました。これで塩水に一日漬けたホッケを乾かします。今回は前回にもまして良い出来です。回数を重ねれば誰でもできることですが、場数は必要です。明日の出来あがりが楽しみですね。

 

 釣った魚は確実に美味しく食べて供養する。これぞ海釣りの醍醐味です。以前は「釣りはフライが最高」と言って、フライフィッシング以外はしなかった私ですが、そういう頑なな心は敵だ、と思い直して誘われるままに海釣りを楽しむようになりました。

『釣り』というのは非常に奥の深いジャンルの趣味ですが、一度そのドアを開けて、さらに海釣りや魚料理のドアを開けてしまうと、これはどこまでいかねばならないのかといささか当惑もしています。

 しかし「北海道を観光の島にしよう」と言っている人ほど案外北海道の真の楽しみや味わいをしらないままに、うわべだけを語っているようにも思えます。

 北海道という土地柄を心の中まで楽しんで、その楽しみをおすそ分けする様な気持ちこそが観光のおもてなしなのではないか、と最近つくづく思います。

 広く深く北海道を自分は心の底から味わうことを遅まきながらやってみている私。見ても味わっても野山で遊んでも、北海道は深いのです。 

 

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