北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

みどりの愛護のつどい in あづみの公園

2007-06-02 23:35:14 | Weblog
 いよいよ今日は「愛護のつどい」の当日です。天気はほぼ快晴。絶好の式典日和です。

 昨日ネットで知ったのですが、今回の式典には皇太子と共に雅子妃殿下もご臨席頂けるとのこと。なんと嬉しいことでしょう。ますます式典が楽しみになりました。

 会場までは松本駅からバスで向かいます。松本駅の西口は昔は細い道しかなかったのですが、今では区画整理が行われて、立派なバス回しができています。都市は知らず知らずのうちに新陳代謝しているのです。

 朝7時半出発の第一便のバスに乗り込んで、勇んで受付に向かうと、「受付開始は8時50分から開始いたします」との説明。時計を見ると今はまだ8時15分。

 いつものことながら、皇太子のご臨席ともなると県警の警備が厳しいのです。まあ致し方ありますまい。

 受付開始までにもぞくぞくと知人が集合。当時苦労を分かち合った事務所の同僚や仲間達とも挨拶ができました。同窓会のようで、懐かしいなあ。皆元気そうで何よりです。久しぶりに入った公園も、落ち着いた良い雰囲気です。常念岳に雲がかかっていたのがちょっとだけ残念。恥ずかしかったのかな。

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 式典の前には、時間稼ぎのために地元でのお出迎えの音楽や伝統芸能の披露が恒例です。今回も、地元の松本音楽隊による演奏や三郷小学校の生徒さん達による合唱などで楽しませてくれました。

 松本市の音楽教育レベルというのは非常に高くて、演奏を聴いて驚いたことがあります。

 札幌などでは吹奏楽を教えるのに、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器は小学校ではやらずに中学校に入ってから教えるのですが、松本では小学校4年生から金管を教えていて、6年生ともなるとものすごく上手な演奏を聴かせてくれるのです。

 私の娘の通った開智小学校では小学校の演奏会レベルは札幌の中学校で金賞を取るところとほぼ同等と感じました。一体何が違うのだろうか、と彼我の差の理由を考えずにはいられません。

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 さて、いよいよ式典の始まりです。

 冬柴国土交通大臣、村井長野県知事、そして地元の首長の面々が登壇してご紹介を受けた後、いよいよ皇太子同妃殿下の入場です。

 皇太子はいつもと変わらぬご様子ですが、雅子様は落ち着いた白の洋服と白い帽子でご登場。お元気なご様子に会場からも拍手の嵐です。本当におめでとうございます。

 式典は大臣挨拶、知事挨拶、そしてみどりの愛護団体の表彰などをこなし、いよいよ皇太子からのお言葉をいただきます。

 皇太子殿下からは緑の大切さを訴えられると共に、「この式典がここ国営アルプスあづみの公園において行われることは大変意義深いことです…」というお言葉をいただきました。
 
 皇太子にこうして行啓頂いて、さらに公園の名を口にして頂けるとは感慨深いことです。事業に関わった者としてはまさに報われる一瞬でありました。

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 式典が終了後は記念植樹。両殿下からも桜の木をお手植えして頂きました。参列者も周囲で見学を許されましたが、私も絶好の位置を確保してこの一部始終を仰ぎ見ることができました。

 記念植樹の後に、式典の中で活動報告を行った代表の男性や誓いの言葉を述べた子供達に話しかけられるシーンがありました。それも終わった後は、新聞記者達が子供達を取り囲んで何を話しかけられたかを取材していました。それもまた微笑ましいものですが。

 実は雅子様が今回の式典以前に、最後に御公務をこなされたのは2003年11月の静岡県での障害者スポーツ大会で、私はその時に掛川の助役として障害者ソフトボールの会場で行啓された皇太子と雅子妃殿下をごく間近でお見送りしたのでした。

 お元気な妃殿下のご様子に本当に安堵したのは私だけではありますまい。

 安曇野は快晴の素晴らしい一日でした。 
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