もう今日から師走ですか…、一年は本当に早いですね。この一年、自分はどう成長したのでしょうか。
さて、ビジネス系のブログには、職場を活性化するためのヒントがたくさん載せられています。
しかしそれら全てに目を通すわけにも行かず、良い記事があったらお互いに情報交換を進めるのが良いと思います。それこそが集合知をめざす相互作業でもあるのです。
さて、今回見つけたのは、職場でイノベーションを進めるにはどうしたらよいか、という記事です。
面白いアイディアがなぜ潰れてしまうのか、忙しい割には代わり映えしない毎日はどう改善すればよいのか。
要は「良いアイディアは実行すること」が鍵なのですが、それにもいろいろなやり方があるようです。
---------- 【ここから引用】 ----------
【プレジデント・ロイター】 「慢性疲労職場」が生まれ変わる仕掛け 2009年 11月 24日
http://president.jp.reuters.com/article/2009/11/24/9677D516-CF6A-11DE-ACB5-D3203F99CD51.php
(…前半部略…)
いまの多くの日本企業で取られている、全員がオール3を目指すようなやり方では、特にアイデアマンは埋もれてしまいがちです。
しかし、そのための施策を打つことは、組織の構造を根本からつくり替えることを意味し、大きな経営問題になってしまいます。今回は敷居を下げ、明日からできる、「イノベーション行動を促すチーム単位の仕掛け」を紹介したいと思います。
われわれKDIで実践していることなのですが、個々のメンバーが、自分のビジネスタイトルをつくるのです。仕事の専門領域を自ら決め、それを名刺にも刷り込むのです。営業や経理といった既存の職種ではなくて、名前からして斬新な、新しい職種のほうがより望ましい。
例えば、私は「WOW!リサーチエクスプロラー(驚きの研究を行う冒険者)」と名乗っています。自称「セクシーワークスタイリスト(思わずぞくっとする仕事のやり方をスタイリングする人)」の女性コンサルタントもいます。結構、人気があるのが「場コンダクター」。場づくりの専門家ですね。
このビジネスタイトルを考えるために、それぞれ何カ月もかけています。
「自分は何がやりたいんだ」と自問自答しなければならないからです。「フィールド・マツリスト(現場で祭りを起こす人)」というタイトルを考えた人は実に1年かけました。最初は気軽に考えて発表するんですが、「どんな職業なのか」「本当にそれがやりたいのか」と、四方八方から突っ込まれ、悩みに悩むのです。この苦しい時間を経るからこそ、そこから出てきたタイトルが初めて自分のものになる。
ビジネスタイトルとはブランドです。自分たちの仕事ブランドを一生懸命考えるのです。ブランドができあがると、その分野における世界の第一人者になれるのです。同じ分野の仕事がどんどん振られるでしょうし、さまざまなアドバイスを求められ、人脈もできてきます。そうすると、その名に恥じないように、という自覚が生まれ、本を買い込んだりして自主的に勉強を始めるでしょう。
これがなぜイノベーション行動につながるのでしょうか。一人ひとりがある分野のプロになるわけですから、自分固有の世界観で仕事をとらえるようになるからです。
「私の仕事はA社の売り上げを上げることだ」という意識でいると、隣の同僚の仕事はあまり気になりません。でも、「プレゼン資料のマイスター」というタイトルを掲げた途端、隣の人が担当企業に出している資料のわかりにくさが気になって、自分の知識を教えたくなります。同じく、自分は「製造技術のプロ」という自覚を持った人なら、あらゆるプロジェクトの技術が気になり、気づいたことを指摘するようになります。つまりイノベーション行動が取れるようになるのです。私たちはこれを「分業のための専門化」ではなく、「協業のための専門化」と呼んでいます。
ファイリングの達人、マナーの鬼、文章師範、ビジネス書の目利き……些細なことでいいのです。そうやって、みんなが得意分野でつながる組織には、イノベーションの女神が微笑んでくれることでしょう。
---------- 【引用ここまで】 ----------
今回の記事は、ご紹介できなかった前半部も面白い内容なのでぜひ原文に当たって頂きたいと思います。
それにしても、自分自身のアイデンティティを一言で言い表して、それを名刺にも印刷するとは面白い試みです。
自分とは一体何なのか?一体自分は何がしたくて、何が出来るのか?という素朴な問いに真っ向から立ち向かって真剣に考えてみることはとても大切な時間かも知れません。
いくつものアイディアが浮かんでは消えて行く中で、真の自分を見つけて、さらにそれをビジネスでも売りにするとは、まさに一石二鳥です。
私だったらなんでしょう?考えてみると茫漠としてまだまだもがいている自分がいます。そんなわたしは”モガキスト”…、うーむ全く精彩がありません。
名刺に書ける一言の自分ってなんでしょう?
さて、ビジネス系のブログには、職場を活性化するためのヒントがたくさん載せられています。
しかしそれら全てに目を通すわけにも行かず、良い記事があったらお互いに情報交換を進めるのが良いと思います。それこそが集合知をめざす相互作業でもあるのです。
さて、今回見つけたのは、職場でイノベーションを進めるにはどうしたらよいか、という記事です。
面白いアイディアがなぜ潰れてしまうのか、忙しい割には代わり映えしない毎日はどう改善すればよいのか。
要は「良いアイディアは実行すること」が鍵なのですが、それにもいろいろなやり方があるようです。
---------- 【ここから引用】 ----------
【プレジデント・ロイター】 「慢性疲労職場」が生まれ変わる仕掛け 2009年 11月 24日
http://president.jp.reuters.com/article/2009/11/24/9677D516-CF6A-11DE-ACB5-D3203F99CD51.php
(…前半部略…)
いまの多くの日本企業で取られている、全員がオール3を目指すようなやり方では、特にアイデアマンは埋もれてしまいがちです。
しかし、そのための施策を打つことは、組織の構造を根本からつくり替えることを意味し、大きな経営問題になってしまいます。今回は敷居を下げ、明日からできる、「イノベーション行動を促すチーム単位の仕掛け」を紹介したいと思います。
われわれKDIで実践していることなのですが、個々のメンバーが、自分のビジネスタイトルをつくるのです。仕事の専門領域を自ら決め、それを名刺にも刷り込むのです。営業や経理といった既存の職種ではなくて、名前からして斬新な、新しい職種のほうがより望ましい。
例えば、私は「WOW!リサーチエクスプロラー(驚きの研究を行う冒険者)」と名乗っています。自称「セクシーワークスタイリスト(思わずぞくっとする仕事のやり方をスタイリングする人)」の女性コンサルタントもいます。結構、人気があるのが「場コンダクター」。場づくりの専門家ですね。
このビジネスタイトルを考えるために、それぞれ何カ月もかけています。
「自分は何がやりたいんだ」と自問自答しなければならないからです。「フィールド・マツリスト(現場で祭りを起こす人)」というタイトルを考えた人は実に1年かけました。最初は気軽に考えて発表するんですが、「どんな職業なのか」「本当にそれがやりたいのか」と、四方八方から突っ込まれ、悩みに悩むのです。この苦しい時間を経るからこそ、そこから出てきたタイトルが初めて自分のものになる。
ビジネスタイトルとはブランドです。自分たちの仕事ブランドを一生懸命考えるのです。ブランドができあがると、その分野における世界の第一人者になれるのです。同じ分野の仕事がどんどん振られるでしょうし、さまざまなアドバイスを求められ、人脈もできてきます。そうすると、その名に恥じないように、という自覚が生まれ、本を買い込んだりして自主的に勉強を始めるでしょう。
これがなぜイノベーション行動につながるのでしょうか。一人ひとりがある分野のプロになるわけですから、自分固有の世界観で仕事をとらえるようになるからです。
「私の仕事はA社の売り上げを上げることだ」という意識でいると、隣の同僚の仕事はあまり気になりません。でも、「プレゼン資料のマイスター」というタイトルを掲げた途端、隣の人が担当企業に出している資料のわかりにくさが気になって、自分の知識を教えたくなります。同じく、自分は「製造技術のプロ」という自覚を持った人なら、あらゆるプロジェクトの技術が気になり、気づいたことを指摘するようになります。つまりイノベーション行動が取れるようになるのです。私たちはこれを「分業のための専門化」ではなく、「協業のための専門化」と呼んでいます。
ファイリングの達人、マナーの鬼、文章師範、ビジネス書の目利き……些細なことでいいのです。そうやって、みんなが得意分野でつながる組織には、イノベーションの女神が微笑んでくれることでしょう。
---------- 【引用ここまで】 ----------
今回の記事は、ご紹介できなかった前半部も面白い内容なのでぜひ原文に当たって頂きたいと思います。
それにしても、自分自身のアイデンティティを一言で言い表して、それを名刺にも印刷するとは面白い試みです。
自分とは一体何なのか?一体自分は何がしたくて、何が出来るのか?という素朴な問いに真っ向から立ち向かって真剣に考えてみることはとても大切な時間かも知れません。
いくつものアイディアが浮かんでは消えて行く中で、真の自分を見つけて、さらにそれをビジネスでも売りにするとは、まさに一石二鳥です。
私だったらなんでしょう?考えてみると茫漠としてまだまだもがいている自分がいます。そんなわたしは”モガキスト”…、うーむ全く精彩がありません。
名刺に書ける一言の自分ってなんでしょう?
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