通勤ではバスを使うことが多い私。
札幌市営交通専用の「SAPICA(サピカ)」というICカードを便利に使っています。
このサピカ、バス、地下鉄に使えて、利用料金の10%がポイントとして溜まり、たまったポイントが交通料金より多くなればポイントで乗り降りもできます。
なのでこれを使えば市営交通が一割引きで乗れるというのが特典です。
またカード会社と契約すれば、残高が千円以下になると自動的に千円がチャージされるので、残金の心配をする必要もありません。
札幌で生活する分には便利に使えるサピカは私の愛用カードのひとつです。
ところが…
昨日帰りのバスに乗ろうとして乗車用センサーにカードをかざしたのですがいつもなら「ピッ」と鳴るはずがその反応がありません。
後ろに乗客が並んでいたため、「まあとりあえず乗ってください」と運転手さんに促されてとりあえず乗車。
降りる段になって降車用のセンサーにサピカをかざしましたが、やはり反応なし。
「あ~、だめですねえ…」
こういうときには割引はないけれど、別な交通カードのSuicaが使えます。
とりあえずその場はそれで凌いでおいて、今朝になってから交通局の窓口で事情を話してサピカカードを診てもらいました。
するとやはり「カードの情報が消えていますので、このカードはもう使えません。別なカードを発行する手続きをします」とのこと。
申請用紙に書き込んで本人確認ができれば、残金などのデータはホストコンピューターに残っているので、残金情報も復活できるそうです。
唯一残念だったのは、「今日手続きをしていただいたのですが、発行は明日から二週間ということになっていますので、ご了承ください」と言われたこと。
すぐにその場で新しいカードに交換してくれることを期待していたのですが、それはできなかったようです。
この手のカードは、正しく機能しているうちは便利で、改札口に人なども立っておらず効率的だなあ、と思うのですが、いざトラブルになるとやはりそこは人が介在してシステムを守り運用していることがよくわかりました。
以前は人のやることの裏に機械があったように思うのですが、今は機械の裏に人がいる。
AIがもてはやされていますが、その裏にも人がいるのかな。
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