北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

目の前に落ちているゴミを拾えるかい

2015-07-10 23:54:25 | Weblog

 先日、職場で「災害時安否確認訓練」を行いました。

 これは、震度5以上の地震などの災害が発生した際に、メールや電話などで本人の安否、家族の安否、職場へ参集できるかどうか、といったことを素早く伝えるという訓練。

 私の場合はこれらの情報を総務課の三人の職員に当てて通知するということになっているのですが、いざやってみると登録してあったメールアドレスが一文字間違っていたり、本来半角文字の"@"が全角になっていたりして届かないというトラブルに見舞われました。

 しかしこの訓練のお陰で無事に正しいアドレスを登録しておくことができ、一度はメールを送ることができたので、実際の災害時にも行動がイメージできることでしょう。訓練は何度もしなくてはなりません。


       ◆ 


 先日ある会合が終わって、参加者と別れようとしたときに道のまん真ん中にビニールゴミが落ちていたのでひょいと拾ってポケットに入れたところ、それを見ていた仲間が妙に感動して「すごい」と感心することしきり。

「どうしたらそんな風にゴミを拾えるようになりますかね」と言うのですが、私はやや赤面の至り。なぜなら毎回毎回道端に落ちている全てのゴミを拾っているわけではないし、偶然その時に(あ、これは拾っておこう)と思っただけだからです。

 せいぜい十回落ちていているのを見てそのうち二回か三回拾うかどうかくらいの行動でしかありません。全部のゴミを拾うほどの人格者ではありません。でもそれでもいいのじゃないか。

 十回に二回でも拾わないよりはマシ。そう考えれば拾わないよりは拾う方が良いに決まっている、そうポジティブにとらえる方が良いでしょう。

 それと、ゴミを拾えるのは、(ゴミが落ちていたら拾えるようにしよう)とシミュレーションをし、その結果何回かでも拾ったことがあるからです。

 ここでも防災訓練と同様に、肝心の時に体が動くようにするためには、何ごとも事前に練習しておおいた方が良いということ。

 頭の中でシミュレーションという練習をしておくと、行動に移せる思考回路を養うことにもつながります。

 小さなことをコツコツと。なんでも練習あるのみですね。

 

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