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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

雪割りをしてみたものの

2021-03-13 23:17:52 | Weblog

 この季節の気温がプラスになるとうずうずしてくるのが「雪割り」と「氷割り」です。

 家の周りに積もり固まった雪や氷を少しでも早く解かそうと、雪を崩すのが「雪割り」で、氷になったところをコツコツと小さく割り砕くのが「氷割り」。

 雪は固まったものを道路にぶちまけて解かすことが多いのですが、ただスコップを刺して割れ目をつくるだけでも表面積が増えて解けやすくなります。

 氷も同様で、小割りにすることで表面積が増やせばそれがプラスの気温に触れることで雪や氷ではいられなくなることを狙います。

 ローマ帝国や列強時代の植民地政策で言われたのが「分割して統治せよ」。

 反目の気持ちを征服者側に向けさせないようにするためには、被支配者の団結を妨げて分割させることです。

 雪も氷も、固まっているものを細かく砕くことで団結を防げば解けるのは同じです。

 ただ実際はそんなことをせず黙っていたって季節の移ろいとともに雪は自然に解けるもの。

 雪割りをする・しないで雪解けの日がどれくらい違うかというと、実感ではせいぜい一週間くらいしか違いません。

 昨日今日は最高気温がプラス6~7℃くらいですが、これが10℃を超えるような日になると、わざわざ雪割りをする人力の努力など小ばかにするような勢いで雪解けが進むのです。

 しかしそれでもコツコツと春を早めたいという気持ちが私などにはありますが、最近は「どうせ黙っていたって解けるんでしょ」とばかりに敷地の前の雪の塊を崩さずに放っている人も多いので、まあ人はそれぞれなのです。

 
     ◆

 
 そんなわけで、今日は家の前に雪をぶちまけてみたのですが、前述のようにまだ日中の最高気温が5℃くらいで、しかも夜になると氷点下になる日々では目に見えて解けるという風にはなりませんね。

 定点カメラでタイムラプスで撮ってみましたが、あまり変化がなくてつまらない映像になりました。

 私の予想では、あと2回は冬に逆戻りするときがあるはずです。

 冬と春との綱引きが続きます。

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