最近、アウトドアの世界で「グランピング」という言葉がよく聞かれるようになりました。
グランピングとは、グラマラス(Glamorous=魅力的な)とキャンピング(Camping=キャンプ)を組み合わせた造語で、自分で道具を持っていくのではなく、質の高いアウトドアサービスに申し込んで、自然のなかで気軽にキャンプを楽しめる新しいキャンプスタイルのことなんだそう。
ネットを検索すると、日本中でこうした動きが出てきていて、一泊一万円から数万円という、高級ホテルのようなアウトドア施設が出てきます。
ホテルだけではなく、豪華なテントで夜を過ごすという趣向もあったり、料理も豪華なメニューが用意されているプログラムもあります。
アウトドアが、自然に親しむ安いレクリエーションかお金は多少かかっても、自然の中で豪華な時間を過ごすリゾートというカテゴリーを生み出している、その途上にあるようです。
ただ、ともすると、金に糸目をつけずに自然に囲まれた豪華な施設に泊まって、豪勢な料理を食べることがグランピングと思われかねないようなプログラムも多く見かけて、海外からのインバウンド観光も増える中、贅沢なアウトドアという需要がどういうことになり、どのような受け皿ができてゆくのか注目です。
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さて、我々が昨日から参加している朱鞠内湖でのスペシャルツアー。
十勝で「北海道フィッシングガイドサービス水面(みなも)」を主宰するプロアウトドアガイドの澤田さんが企画するこのツアーでは、スタッフとして美深の「river trip CAMEL」の辻亮多君が全面サポートをしてくれています。
昨日から朱鞠内湖の氷の上にベーステントを張って、ここを拠点に、料理やコーヒー、ワインなど様々な飲食サービスを提供。
だから我々はひたすらワカサギ釣りを楽しんで、その合間にお茶を飲みお酒を飲み、豪華な昼食を食べ、仲間同士での話に盛り上がっていればよい、というわけ。
今日も、合鴨スープに、道産野菜の蒸し料理、辻君特性のたらこパスタなど、豪華な料理が満載。
広大な雪原に私たちだけのグループで集まって、やりたい放題のアウトドアパーティ。
これなんか絶対にグランピングと呼べるのだと思います。
今日の私のワカサギ釣果は119匹でしたが、心残りな数字で、もっと釣れたはずだと思えるほど。
豊かな自然の中で豊かな時間を過ごすことこそグランピングそのもの。
いよいよ朱鞠内湖のファンになりました。
【どうだい、すごい景色でしょう】