もう三月に入り、そろそろ医療費還付などの確定申告をネットのe-taxでしようと重い腰を上げました。
昨年もこの時期にやっているので、さほど難しくはないだろうと高をくくっていたのですが、昨年から今年にかけて変わっていることが二つあることに気が付きました。
一つ目は、パソコンをwindows10の新しいものに買い換えたことで、二つ目は、電子証明の仕方が住基カードからマイナンバーカードに変わったことです。
昨年使ったカードリーダーをパソコンに接続してみると、やはり案の定、カードをうまく読み込めません。
製造会社の製品ホームページを見てみると、私の持っている製品そのものの記載がなくて、なんとなくwindows10に対応しているような、いないような、すっきりと回答が得られません。
「ままよ」と接続して、それらしいドライバーをインストールしてみましたが、やはりうまくいきません。
(10対応の新しいカードリーダーに買い換えないといけないのかな…)と暗い気持ちになりながら、あちらこちらのサイトを見ていると、どうやらもう一つ「アクティベーター」というソフトを読み込めば使えそうなことがわかりました。
それを適当に読み込ませてみると、一応使えるようになりました。やった!第一関門突破です。
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ところが次の難関は、このバージョンの機械だと、「マイナンバーカードの動作確認については未検証です」とされていたことです。
(やっぱり使えないのかなあ?)といぶかしく思いながらも、マイナンバーカードをカードリーダーに装着してみると、公的個人認証サービスが有効の確認が取れました。
よし!一応これで、ネットでe-taxができる環境が整いました。
あとは、もっているデータの入力ですが、この段階で夜の12時を超えてしまったので、今日はここまで。
たかが医療費還付をするためだけに、これだけの事前チェックをしなくちゃいけないなんて、歳を取って頭が固くなったら無理になるときがくるかもしれません。
しかし戻るお金は少額でも、税金の構造をこの機会に理解したり、とりあえずこういうシステムを年一度でも使ってみることで、なんとなく慣れてくるということが期待できます。
手続きが煩瑣で複雑であることは分かりますが、文句を言っている暇があるなら、そういうものだと思って慣れるように努める方が良いのじゃないか、と思います。
諦めてしまったら自分の時間はそこで止まってしまいます。わからないことを諦めずに、最新の時代にできるだけ挑戦するようについて行くということこそ、生涯学習的生き方です。
難しいことも慣れればできるようになるものです。そこまでやってみましょうよ。まあそれにしても、本当に毎年「挑戦」って感じですねえ(笑)