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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

都会で暴れ馬を鎮める

2011-08-21 23:24:42 | Weblog
 やや海霧(じり)が立ち込める天気でしたが今日は二回目の乗馬訓練。場所はもちろん山花公園の「ふれあいホースパーク」です。

 前回こちらで乗馬をしたのは7月2日のことだったのでもう一か月半もご無沙汰をしてしまいました。

 連続して訓練を受ければ上手くなるのでしょうけれど、なかなか週末を乗馬に充てられずついおろそかになりがちです。まずいなあ。

 ここ山花ふれあいホースパークでは30分で2100円(+任意の保険200円)でマン・ツー・マンでレッスンを受けられるのですが、知人が東京で同じような乗馬教室を調べてみたところ、30分で2~3人がレッスンを受けるのに5千円~6千円があたりまえだったとか。

 昨日のフライフィッシングと言い、今日の乗馬と言い、なんと超格安で楽しめる素材がすぐ近くにあることか。


   【一か月半ぶりに馬たちと再会です】



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 今日は二回目のレッスンと言うことで、前回習ったごく基礎的なことを思い出しながら、軽速歩(けいはやあし)に挑戦。


   【まずは前回の復習から】


 普通にゆっくり歩くのを並足と言いますが、それより少し早くリズミカルに早く歩くのを軽速歩と言いますが、インストラクターの方曰く、この軽速歩を本当に自分のものにするのにかなり時間をかけるのだとか。

 これができてどんなときでも馬をコントロールできるようにならないと上級者にはなれないということ。頑張らなくては

 私の乗る馬は前回に続いて「疾風(はやて)」君。わりとずるくてすぐにサボろうとするところがあるので要注意です。

 今日も並足で勘を取り戻そうとしているときに柵沿いの草を食べようとしたので、インストラクターから「そこで食べさせない!」と素早くチェックが入ります。

 そう、ここは素早く手綱を締めて顔を草に近づけないようにしてコントロールです。自分の意図しない動作に対して素早く反応するのはもちろんですが、慣れてくると(そろそろなにかしそうだぞ)という様子を機敏に察知できるようにもなるとか。

 まずは同じ馬でスキルアップを図ることにして、しばらくは疾風としのぎを削ることになります。


    ※     ※     ※     ※     ※


   【意外と速いのです】


 軽速歩では、鞍にぴったりとお尻をつけたままの乗り方もありますが、今日教えてくれたのはアブミから馬の早足リズムに合わせて立ち上がっては座るという動作。

 これによって馬の上下動をある程度吸収することができて、馬も人も疲れないというメリットがあります。

 しかしアブミの位置や膝、太ももの使い方、リズムなど初めての動作なので試行錯誤の連続です。

 インストラクターが馬に紐をつけて反時計回りに走る練習をしましたが、ようやく少し慣れてきたころに今度は時計回りに回る練習。

 回る方向が変わるだけで体の使い方も微妙に変わりますが、馬にも特異な回転方向があるのだそうで、疾風は右回転が少し苦手。

 人馬共にぎこちない回転で、左右で違う癖を指摘されたりしましたが、とりあえずは良い練習になりました。まだこれからです。


   【疾風は右回りがちょっと苦手】

 
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 夏休みはだいぶ多くの方が乗馬教室に来てくれたようで、土日は予約でいっぱいという日も続いたようですが、さすがに夏休みが終わると閑散としてきます。

 今日は私と同行した知人の二人だけだったので、本当は30分のレッスン時間のところをだいぶ超えて練習させてもらいました。インストラクターの皆さんと仲良くなると良いことがありますね。

 終わった後も馬に関する四方山話が結構楽しい時間です。

 初めての方だと、並足を練習して手綱の取り方を練習して…というパターンがありますが、そういうお客さんが多いと、馬の方が覚えてしまって、手綱を引かなくても柵が詰まると自分で回るし、レッスンの終わりに差し掛かると(もう時間でしょ?)とばかりに止まってしまうこともよくあるとか。

「一度に二コマの練習もさせてもらえるのですか?」と訊いてみると、「あー…、馬の方がワンレッスン30分だと思い込んじゃってますからねえ、聴いてないよーってすねるかも(笑)」なんだと。馬も楽な商売だな、オイ(笑)。


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 さて、もう少しまじめに練習をしたいところですが、 ふれあいホースパークの乗馬メニューを見ると、フリー乗馬というのがあって、『利用者がホースパークスタッフの手を借りずにご自身で乗馬を楽しめるコース』というのがあります。

 もちろん上級者向けのコースなのですが、どうせやるならここまで行きたいもので、一つの目標にしたいところです。


 多くの釧路っ子も、大人になってここから巣立ってゆくことと思いますが、そのときに、他のどこでもできるスポーツや運動を得意と言うよりも、アイスホッケーや乗馬、フライフィッシングなど、この地域ならではのスポーツを極めて行くことができれば、大東京だって十分に存在感を発揮できると思います。

 子供の時にやったスポーツに地域の独自色を出してあげることができると、実は大人になってから地域への誇りになるのではないでしょうか。


 花の大東京で暴れ馬を鎮めることができる、なんて実に痛快でかっこいいじゃないですか!


 私自身も、ないものをねだっていないであるものを存分に楽しむ日々が続きます。


【ふれあいホースパーク】 http://bit.ly/mQbZuR

 ○乗馬体験メニュー http://bit.ly/pZjt3N

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