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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

断捨離とモッタイナイのバランス

2011-08-14 23:15:51 | Weblog
 短かった夏休みも今日でお終い。夕方の汽車で釧路へと戻ってきました。

 札幌では、氷のできなくなった冷蔵庫に見切りをつけて買った新しい冷蔵庫の搬入を今日の午後に見届けることができました。

 冷蔵庫を取り替えるに当たっては中に入っていたものを改めて確認することになり、以前使った残りの蕎麦粉などなんとなく取ってあった食材もこの際処分することにしました。

 冷凍にした蕎麦つゆなどは結構もつのですが、冷凍室も溶けかけていたしこれからもしばらく食べなさそうなのでこれも処分。勇気をふるってもったいなさと決別です。

 まだ食べられるものを捨てると、「もったいない」と言われますが、実は冷蔵庫のスペースだってもったいないし、捨てればよいような物を取っておいて部屋を狭くしているのももったいない話。

 ぱっと決断して捨てればよい物を、もったいなくて捨てずにいるために、心の中にいつも引っかかって悩んでいるのも心のゆとりのムダかも知れません。

 こうしてみると、「もったいない」という言葉を直接的な捨てる対象にとらわれずに、その影にある本当にもったいないもの、惜しむべきものは何なのかを考えた方がよいかも知れません。






【断捨離】
 先日紹介した映画「コクリコ坂から」では、映画の場面として汚い部室を大勢の学生が大掃除するシーンがあります。

 この映画の試写会を「断捨離」アンバサダー(伝道師)の川畑のぶこさんが見て、膝を叩いたということが彼女のブログに載っていました。

 「断捨離」とは、「自分と身のまわりのモノとの関係を問い直し
今の自分にとって『不要・不敵切・不快』なものを『断ち・捨て・離れる』片づけのアプローチ」と川畑さんは定義づけています。
 
 彼女はこの考え方を知ってから身の回りの片づけがどんどん進み、環境だけでなく精神まですっきりした生き方を実践できるようになり、以来、この精神を「断捨離」として世に進める活動をしています。

 もったいない、の裏側で、豊かな日本だからこそ「モッタイナイ」と「断捨離」との精神的なバランスを取ることが大事なように思います。

 さて、私も部屋を片付けなくては。


 「断捨離的映画(?)試写会へ」川畑のぶこblog
  http://bit.ly/r8AAg7

【断捨離のすすめ】川畑のぶこ オフィシャルサイト 
  http://www.dansharian.com/
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