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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

【おまけ】釧路新聞番茶の味④(4月27日号)

2011-04-27 23:55:26 | Weblog



 今日のタイトルは「ブログ」。掛川で最初に日記的な書き物を始めたのは「エンピツ」というサイトでした。まだブログと言う言葉が一般的になる前のことです。

 それまでのホームページはhtml言語で書き表すのがとても面倒だったのですが、エンピツの登場で簡単にテキストで文章を書き込めばそれがすぐにネットで見られるようになるというのは画期的なことでした。

 最初のうちはとても毎日書く自信がなくて、こっそりと書いていたのですが、次第に一日一本くらいなら何とかなると思うようになり、一年たったころから少しずつ公開し始めたのです。

 書き始めた頃はいわゆる文体が定まらず、「だ・である」調で書いてみたり、「です・ます」調で書いてみたりと混乱してトライ&エラーを繰り返しましたが、次第に文体には落ち着きが出てきました。


    ※     ※     ※     ※     ※


 ブログを書くうえで私なりに気をつけていることは、①単なる批判は避ける、②前向きで楽観的な見方を心がける、ということくらい。

 今日一日のなかで最も印象的なことはなにか? 今日一日の中で目からうろこが落ちるように新しく知ったことは何でしょうか? なにもないなどということはありますまい。

 そして印象的な事柄は単に記憶に留めておくのではなく、記録として残しておくと物事を理解しているかどうかの確認もできますし、後から自分の思いを探し出すのにも便利です。

 非公開でもいいから自分なりに練習をしてみることをお勧めしますよ。 

  
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クリンチという技

2011-04-27 23:45:36 | Weblog

           【クリンチだって立派な技術】




 世の中には色々な交渉事があります。

 プロポーズだって買い物で値段をまけてもらうのも交渉事だし、日常の仕事の中では上部機関に予算要求をするのも交渉事です。

 交渉をする側は一生懸命お願いをしても、受ける側の要求レベルに達しなければ答えは「NO!」、交渉は簡単には成功しないもの。

 ところで交渉と言うものはこの「NO!」と言われてからが勝負。相手の条件に対する代替案をどう作るかが、知恵の出しどころです。

 交渉に当たってやってはいけないのは、拒否されたときにすぐあきらめてしまうこと。だめだと言われても必ず次にもう一度交渉のチャンスを得てから帰ってこなくてはなりません。

 だめだと言われても相手に「もう来るな」と言わせずに再挑戦のチャンスを得ることを私たちは「クリンチ」と呼んでいます。

 クリンチとはボクシングで相手の腕を抱きかかえて撃たせなくする技術のこと。派手な殴り合いを観たい観客としては汚い手口のように思いますが、これとて立派な技術です。


    ※     ※     ※     ※     ※


 ピンチになればクリンチして時間を稼いでそのラウンドの終了を待つということで、つまりは『負けは認めず時間を稼げ』ということです。

 もちろん考えなしの単なる先延ばしではダメ。時間を稼げば必ず勝てるというわけではなくて、時が経つうちにいろいろな知恵が出るかもしれないし、外的条件が変わることだってあり得るということ。とにかく勝てなければとりあえず先延ばしをして帰ってこいと言うのです。

 ノックアウトならその場で負けですが、クリンチしてラウンドを稼ぎ判定ならば何かが起きるかもしれません。なにより考えて知恵を出す時間が残ります。

 日本人はどこかで負けても潔ければそれを美徳と考えるところがありますが、交渉の場ではしたたかで泥臭く「負けない」ことを美徳とすべきです。
 
 今年もあちこちでお願いごとばかり。
 
 クリンチしながらもいつか逆転のノックアウトといきますかどうか。 
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