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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

炭鉱にまつわる物語

2010-05-21 23:08:37 | Weblog
 かつて炭鉱で栄えた自治体の友人のAさんが訪ねてきてくれました。

 その自治体とは、廃校になった小学校を活かして、地元出身の彫刻作家先生の作品を屋外展示してちょっとは知られるようになったB市のこと。

 四方山話をしているうちに、「そういえば、空知地方の炭坑跡というのは北海道遺産になっているんじゃなかったっけ?」
「そうですよ。今では『NPO法人炭鉱(やま)の記憶推進事業団』というNPOがいろいろな活動をしていますよ」


「炭鉱にもいろいろ物語があるのでしょうけれど、案外知らないものですし…」
「炭鉱を掘った会社の性格や商売に対する姿勢、出てくる石炭の品質の問題、需要としての鉄工業とのタイアップ…など、ちょっと探してみるだけでもいろいろな話題がありますよ」

「閉山の時期も会社によって違いましたよね」
「例えば、まだ良質の石炭が取れるんだけれど、これ以上石炭を掘ろうと思うと新しい投資が必要になり、それなら止めてしまおうか、というところもあれば、品質が悪い石炭しか取れないんだけれど、逆に機械を投資するほどのこともなくて、地元の家族ほそぼそと人力で掘り出していたので却って長く続いた山もある…、なんて、訊いてみると結構面白い話がありますよ」

 これは是非一度行ってみたくなりました。長く北海道経済を支えた炭鉱産業について私はほとんど知りません。

 これもまた勉強してみようっと。

コメント
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