平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
カレンダー
2022年10月 | ||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
1 | ||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ||
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | ||
30 | 31 | |||||||
|
goo ブログ
過去の記事
カテゴリ
料理天国(2) |
文書解読(3730) |
四国遍路(250) |
時事雑感(250) |
身辺雑記(272) |
趣味悠々(148) |
滝塔逍遥(81) |
故郷礼讃(99) |
出張余禄(97) |
山行歩行(88) |
家族団欒(115) |
近隣往来(145) |
読書三昧(107) |
経営往還(65) |
社寺巡拝(108) |
巨木巡礼(157) |
植物観賞(67) |
街道漫歩(64) |
お茶談義(59) |
物見遊山(52) |
温泉天国(43) |
ペット共生(46) |
お祭見物(37) |
友人知人(68) |
年中行事(28) |
古城懐古(26) |
郷土史考(69) |
美術鑑賞(33) |
漢文碑読(40) |
携帯通信(14) |
最新の投稿
父母の御年忌で帰郷する |
古文書解読で、読み方は重要か |
ヒガンバナは季節を忘れない |
酷暑が戻ってきて |
台風十号、気団のいじめに遭うか |
若く見える、けど、惚けたか |
地震と変な夢と地震と |
パリオリンピックが始まった |
受講者の発言を増やしたい |
やっぱり銃か |
最新のコメント
サムライ鉄の道リスペクト/渋沢栄一の書 |
きのさん/「異説・天正の瀬替え」レジメ |
saito/「異説・天正の瀬替え」レジメ |
きのさん/「異説・天正の瀬替え」レジメ |
saito/「異説・天正の瀬替え」レジメ |
saitou/島田市五和に、過ぎたるものが二つあり |
k.A/「駿河安蘇備 上」を読む 37 |
ゆゆゆ/陶淵明の詩、「子を責む」 |
きのさん/「美耶巨萬有提」の解読 27 |
札幌・アラセ/「美耶巨萬有提」の解読 27 |
ブックマーク
東京日記
取引先のIT企業の社長さんのブログ |
片雲の風に誘われて
友人の自転車の旅のブログ |
人生、七転び八起きだワン
お遍路と、わんこのブログ |
街の電気屋ブログ
我が故郷の電気屋さんのブログ |
プロフィール
goo ID |
kinosan1 |
性別 | |
都道府県 |
自己紹介 |
きのさん、
巨木探索、旧街道の旅を趣味とし、 ホームページも持っている。 |
検索
「魯敏遜漂行記略」を読む 5
掛川市初馬のコスモス畑
コスモス畑そばのフジバカマに寄るアサギマダラ
午前中、晴天に誘われて、掛川市初馬のコスモス畑を見に行く。他と比べて小規模のコスモス畑ながら、満開に、赤、ピンク、白の花を風に揺らがせていた。コスモス畑の上の段にはフジバカマの畑があって、花は地味ながら数頭の渡り蝶、アサギマダラが立ち寄っていた。
その後、初馬の娘の嫁ぎ先へ行く。野球の応援で留守であったが、末の娘と祖母が留守番で、しばらく話して帰る。
********************
「魯敏遜漂行記略」の解読を続ける。
魯敏遜、伯西児(ブラシリー)に土着(すまい)して四年ばかりありけり。ある時、
友とする商賈(あきうど)とゝもに、奴婢を買いとらんがために、亜弗利
加(アフリカ)に行かんとて、己が資材田園(もてるものども)をば、よく心知りたる人に
頼み置きて、もし我れ途中(みち)にて死せりときかば、かの荘
園をば、吾れをこの地に送りたりし甲必丹(カピタン)に贈れという遺書(かきおき)
をなし置きけり。さて船出して十一日というに、いと
荒き風吹きおこりて、その危うさ言うばかりなし。船中の
人々、游艇(はしふね)に移りて助からんことを求むるほど、激しき
浪風に顛倒(くつがえ)されて、皆、海中へ落ち入りけり。
(つづく)
読書:「新酒番船」 佐伯泰英 著
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )