goo

「雲渓庵日記」の解読 40


(さすらいのタカサゴユリ)

正午頃、突然の夕立で一雨あった。雨が上がって裏の畑へ出てみると、さすらいのタカサゴユリが一群落なして、花を咲かせていた。連作を嫌うタカサゴユリだから、来年はまたどこかへ旅立って行くのだろう。

午前から午後にかけて、明日の駿河古文書会の予習をする。B4判、9ページの分量は、文字が大きいとはいうものの、座り仕事で腰に応えた。

********************

「雲渓庵日記」の解読を続ける。

六月廿日写、御加増覚
     十万石ずつ    嶋津少将
              毛利宰相中将
     四万石      山内中納言
     三万石      池田中納言
              戸田釆女正
              大村丹後守
              嶋津淡路守
              真田信濃守
     弐万石ずつ    佐竹中将
              藤堂中将
              井伊中将
              鍋嶋少将
              毛利右京亮
              池田中将
        軍務官
     壱万五千石ずつ  前田宰相中将
              戸澤中務大輔
              徳川大納言(尾張徳川慶勝)
              徳川三位中将(徳川家達)
              浅野中納言
              大岡美濃守
     壱万石ずつ    秋元但馬守
              秋月長門守
              戸田越前守
              戸田土佐守
              黒田少将
              有馬少将
              津軽越中守
              松平中納言
              松平少将
              六郷兵庫頭
              榊原式部大輔
     五千石ずつ    堀長門守
              吉川駿河守
              小笠原■■■■
              立花少将
              前田■松
     三千石ずつ    戸田丹後守
              松平伊賀守
              松浦肥前守
     千石       生駒讃岐守
     五百石      生駒旬之助
     千石       仁賀保孫九郎
     五百石      仁賀保兵庫
(「雲渓庵日記」の解読つづく)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )