平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
男子バレー8強入り
昨日、風邪気味でパソコンの前に座ったが、全く書くテーマが思い浮かばなかった。314回目にして初めて、出張等の理由以外でブログを休んでしまった。一日休むと終りになってしまうとの強迫観念もあって、頑張って続けて来たのであったが、途切れてしまった。しかし、本日、またパソコンの前に座ることが出来た。そんなに深刻にならずとも継続できそうである。
男子バレーの植田ジャパンが、現在行なわれている世界バレーの2次ラウンドでチュニジアを破り、早くも決勝ラウンドへの進出を決め、目標であった8強入りを果たした。
男子バレーをテレビで見なくなって、どのくらい経っただろうか。力でも技でも世界に水をあけられ、オリンピック出場さえ出来なくなった。テレビ放映もなくなり、見たくても見られなかった。
今度の世界バレーは女子に続いて欠かさずテレビを見てきた。日を追って観客も増えているように見える。やはり強くなければ人気は出ない。
強くなった理由は、エース山本が人が変ったように自信に満ちている。エース対角に石島という元気印が出来た。斎藤、山村という世界と比べても高さで劣らないセンタープレーヤーが絶好調である。その外の選手もそれぞれ特徴を持ち、交替しても見劣りしない。流れを変える役割を果たせるタレントが揃っている。しかしメダルに手が届くにはもう一つ足らないものがある。それはセッターである。
昔、中学校のクラブ活動でバレーボールをしていた。当時は9人制でセッターだった。弱いチームで勝った記憶は少ないが、バレーボールを見ていてセッターが一番気になる。
植田ジャパンではセッターは朝長と阿部の併用であるが、朝長では身長が低く、阿部なら身長では負けないが、まだセッターとして成長過程にある。かってはコンビバレーが出来るセッターであれば身長の低いというハンデイは問題なかったが、現代はどの国もコンビバレーが普通に出来る。セッターのブロック力、攻撃力がないと、チームに大きな穴が空き、その部分を集中して攻められる。日本がメダルに手が届くためには、セッター阿部の成長が欠かせないと思う。
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