わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

TurboLinux Fuji

2007年02月08日 | 日記・エッセイ・コラム

Blog022 TurboLinux Fuji である。これは何かと言えばOSだ。

今は「Windows Vista」がトレンドであるけれど、まだ買えないので違うOSに挑戦してみた。これはもう1年以上も前に購入したものだが、それまで、Pentium3-800Mhzのパソコンに入れていたものだ。それはそれで動いていたものの、動作が若干にぶいことで、そのまま放置していた。

今回、Pentium4-1.6Ghzのパソコンが余ったので、こいつに入れて動作を確認してみようと言うのが、目的である。

80GBのHDDを入れたパソコンにインストールしたところ、いとも簡単に起動した。また、今回は余った液晶ディスプレィをデジタルで接続していたが、それもうまい具合に認識してインターネットにも自動的に接続できた。ある面ではWindows XPと同様の手軽さであり、しかもインストール時間が15分程度と早い。

Windows XPのインストールは1時間かかる。その間、画面を眺めて辛抱強く待っている必要があるのだが、TurboLinux Fuji ではその1/4の時間で終わる。これはありがたい。

以前のTurboLinux は、結構難しくパソコンに入れるだけでも大変な目にあった。バージョン3の頃からいじっており、今はバージョン11だが、昔はCUIが当たり前で、黒い画面に文字を打ち込んで操作したものだ。しかもインターネットに接続させるため、なけなしの知恵を使っていろいろなコマンドを打ち込み、試みたが、結局接続できずに放置していたこともある。

その時代から考えると、今のインストールは実に簡単。ほとんど何もしないうちにインストールが終わってしまう。良い時代になった。

Blog023 これが起動時の画面だ。見たところWindows と間違うほどで、画面の下にはタスクバーがあり左側にはアイコンがある。左下の「メニュー」はWindows の「スタート」と同じで、ここから各種の操作が始まる。このあたりも同じなので、操作にとまどうことはない。

と、書いたが、結局はUNIX 系のOSには変わりはない。内部的にはまったく違うので、操作した後の動きはだいぶ違う。素人向けではなく、ある程度パソコンの知識というより、プログラムの知識を持っていなければ使いこなすことは難しいのだ。

実は、私はプログラムを学んだことはないので、そのあたりはよく分からない。では、何でそんなOSを使うのか・・・と言われれば、「単に興味があった」だけ。だから、使いこなしているとは一切言わないよ。

今回新規に入れた後に、TurboLinux Fuji の発売元からたくさんの修正ファイルをダウンロードして、最新の状態にして再起動したところ、インターネットに接続できなくなってしまった。ファイルをダウンロードするときはインターネット経由で落としていたのだから、LANカードの故障ではない。それでも余っていたLANカードに取り替えたりしたのだが、ダメだった。

発売元のサポートFAQを見たり、LANカードを認識させるコマンドを打ち込んだりしたのだが、私の知識では解決出来なかった。どうも修正ファイルのうちの何個かが、接続環境を壊していたようだ。これを再構築することは出来るのだが、普段このOSを使っていないことからよく分からなかった。何のファイルを入れ替えたらその症状が出たのか、検証することは大変だ。

ということで、結局再インストールすることにした。今度はインターネット接続に関する怪しい修正ファイルは入れないで、その外の数十個あるファイルを入れてみた。

今のところ、怪しい動きはない・・と言うよりもたくさん入っているソフトをみんな使った訳ではないので、ほかはよく分からないというところか。幸いインターネットは繋がっている。

ところで、発売元からTurboLinux Fuji のSP2と言うのが紹介されていた。これはバグフィックスをまとめたもので、ちょうど「Windows XP+SP2」に相当するファイルでCD2枚にも及ぶものだ。リリーズが昨年11月だからまだ新しい。

今回苦労して入れた修正ファイル群が、カーネルを始め全部更新された状態でパックされているようだから、最初からこれをインストールしていれば、もっと簡単で良かったと思う。私も早速に作ったから、今度入れ直すときにはそれを使うことにしよう。

これでまた一つ勉強になったし、ぼけ防止にも繋がると考えれば、それはそれで良かったのかな?なーんちゃって。


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