わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

般若4

2007年09月07日 | 日記・エッセイ・コラム

Blog115 作業開始からおよそ1ヶ月が過ぎた姿である。前回の8月末レポートから毎日少しずつ作業をしていたので、あまり変化はないものの、目鼻や口元などをはっきりさせるなどの手直しをしている。

5日は面打ち教室があった日であり、各生徒がそれぞれ彫っていた面を持ち寄って、見比べたりしていた。私も手直しをした面を持参して、みんなと比べたものの、私が一番進んでおり、他の数人いた生徒の作品はまったく参考にならず、2~3週間も遅れていた人もいた。それでも一応先生の指導を受けて、手直しをするなどして進めている。

この姿は粗彫りが終わっている段階であり、まあ第3段階に入ったというところだろう。彫刻刀で彫った部分にサンドペーパーで磨きをかけて、表面のでこぼこを見ているところだ。削ったままではよく分からない小さい凹凸がよく見えるので、私は早めにサンドペーパーを使う。これは120番のサンドペーパーだ。仕上げは240番を使うが、それはまだ先の話。

Blog116 真鍮板とハンマーである。真鍮板は般若の目に使う。目玉に、真鍮版を加工してはめ込むのだ(完成品の写真を参照)。私がこれまで作った面のうち、彩色をした面では、目玉に金色の塗料を塗っていた。これはこれで良いのだが、本当は真鍮板を使ってはめ込むのが正しい。が、細工がやっかいなので、素人はあまりやらない。

今回は先生が「やろうか」という話になって、やる方向で進んでいるが、材料も先生が準備してくれる話があった。しかし、自分でも用意してみようと考えてDIY店に出かけて買ってきた。180mm×200nn×厚さ0.5mmの板が 458円で売っていた。OKだ。

ハンマーは見たとおり、先が丸い。この部分を使って、木の台に作った楕円形にへっこんだ穴に真鍮板をあてがって、叩きながら目玉の形に整形していく(はず)。この作業は初めてだから、うまくいくとは限らないので余分に材料を用意した・・・と言うわけだ。

ハンマーの類はすでに数個持っている。が、この先の丸いものは持っていなかった。余分にある普通のハンマーを、グラインダーで先を丸く削ることも出来るが、面倒だし、うまくできるとは限らない。ちょうど具合の良いものを見つけたので買ったと言うことだ。714円だからたいした金額ではないし、グラインダーを使って怪我でもしたら、そっちの方が大変だよ。

ということで、真鍮板の加工はまだ先になるが、金工作業は昔からやっているのでまったく心配はない。ただ、本を見ると金床もあった方が良いらしいが、持っていない。さてどうしようかな?

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