わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

小べし見3 その2

2021年08月21日 | 能面

作業開始から3週間が経った。この間は順調に進んでおり、特段に急いだ覚えはない。それでも毎日作業を進めるから、それなりに形がが出来上がってくる。まあ、それはそれで良しとしよう。

下は17日だから、前回の写真の9日から見ればかなりの日数が経っている。勿論その間の出来具合はきちんと写真に撮っているので、作業日数に対応した出来具合は確認も出来る。ただ、ここまで来るのに1週間以上もかかっている事から、仕上げ段階の作業自体が細かいし、それなりに大変な事が分かる。また、眼球や鼻の穴も裏側と貫通しているなら、恐らく裏彫りも仕上げの段階まで進んでいるはず。これらの作業時間を含めたら、1週間以上かかるのもやむを得ないのかな。

このあたりなら、完成度は85%程度だ。上々である。

下は19日。上の写真から2日後だが、一応のやすりがけを行い、滑らかにした状態で細かい修正を施しているところだ。仕上がり加減は90%程度だろう。

さて、下は一応完成した状態。20日の写真であり、上の状態から更に細かい目(120~240番)のやすりがけを行ったところ。この状態で表面は完成だが、実は裏彫りの仕上げが残っている。それを行えば、素彫りの完成だ。

さて、上の写真から裏彫りの仕上げを行ったのが21日だ。その時点で「小べし見3の素彫りの完成」を宣言したい。ただ、見たように眼球は木目のままであり、ここには「真鍮製の眼球」を入れることにしている。その作業は明日以降の予定だが、もともとこの小べし見3の作業期間は今月いっぱいを考えており、まだ一週間以上も期間の余裕がある。そのため、真鍮の眼球を作る作業を明日以降から行えば、今月中には完成することになる。ただ、前回彫っていた「雷(いかずち)」の眼球も真鍮製にしたいから、明日以降はそれも同時に作ることになるのかな。

「小べし見2」はおおむね3週間で素彫りが完成したが、今回もそれと同じ程度の作業期間で出来上がった。これについては特に意識はしていなかったものの、自分の作業の進み具合は、お面の種類によって似てくるという証拠かな。

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小べし見3 その1 | トップ | 弱法師2 その1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

能面」カテゴリの最新記事