わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

防犯のためなのだ

2008年10月10日 | インポート

Blog268 これだけでは何かよく分からない。実は、門扉に取り付けたスイッチだ。カバーがしてあって中は見えないが、この中にマイクロスイッチが入っている。普通のスイッチではなく、オムロンの本格的なスイッチだが、分解した家電品の中に入っていたもので、新品ではない。これを細工して入れ物に入れ、それに防水目的で、これも余っていたパソコンケースのサイドファン用のアルミ部品を流用して、更にリード板を付けて門扉が開閉したときにスイッチが入るようにしたものだ。それを両面テープで扉に取り付けたところである。そういう事から、ここの部品はぜんぷタダなのだ。

Blog269これはスイッチが入った場合に「ピーンポーン」と鳴る部品だ。まあ、普通のチャイムではあるが、もう30年も前の代物である。よく壊れないで残っているのも不思議な気がするが、電池を入れたら鳴ったから使う事にした。設置場所は別棟で、通称「趣味の部屋」である。

よく見ると、REDが2個付いている。と言うより付けたのだ。一個は電源ランプで、もう一個はスイッチが入ったときに点灯するもの。しかし、このチャイムはもともと電池と電源トランスの2種類が使えるものだったが、初めは電池だけで使っていた。もちろんREDなど付いていなかった。

8月に設置していたが、最近スイッチが入っても鳴らなくなった。原因は電池切れだ。普通は1年以上も持つはずなのに2ヶ月もしないうちに電池がなくなっていた。しかも電池は単2が4本である。これはいけない事だ。電池を交換してもまた2ヶ月もしないうちに切れてしまう気がするために、トランスを使って電池切れが起こらないようにすることにした。

電源は直流6Vだから、余っていた6V用ACアダプターを使う事にして、チェックしたらOKだった。これをチャイム本体にコネクターを使って電源供給するために、メス部分を探して取り付けた。更に、余っていたREDと電圧降下用の抵抗を探して組み合わせる。

REDは3V用なので、100オームから220オームの抵抗を付けると、6Vから約2Vに電圧が下がったので、それを使いACアダプターの電圧を降下させたら良い具合になった。これを電源ランプとスイッチオンのランプとしてケースに取り付けたら、写真のようになったという事だ。

で、作動具合は良好であった。電源が供給されているときはグリーンのREDが点灯しており、スイッチが入るとチャイムが鳴ると同時に赤いREDも点灯した。GOODだ。

これは、自分の趣味の部屋が別棟にあり、一日のほとんどをそこで何かしらの作業をしている。そのため、母屋のチャイムが鳴っても分からないし、第一、門扉が開いても、誰かが屋敷に入っても気がつかない状態だった。何と言っても、能面を作る作業などは、ノミや木槌でがんがん叩くから、門が開いても気がつかなかったし、宅急便も書留も集金も全く分からない状態が続いており、いささか困っていたのである。これでしばらくは安心が続くはずだ。

で、電池切れが短い理由はちょっと分からない。が、推測として次の通り。

1 スイッチが長時間入りっぱなしで、電池がなくなった。(ONのまま)

2 訪問者が扉を開けた後、スイッチオフの位置まできちんと閉めずに、スイッチが数時間単位でONのままになっていた。これが何度も繰り返された。

普通のチャイムスイッチは、いったん押したらすぐに指を離すから、長時間オンのままにはならないが、私の作ったスイッチは、門扉がきちんと閉まるまでスイッチオンのままである。従って上記の理由で短時間に電池が消耗してしまった事が考えられる。

これらを解決するために100Vを使い、スイッチがONのままの時はREDが点灯するようにしたのだ。

数年前からそんな状態であったから気にはしていたものの、もっと前から取り付けていれば早めに安心が得られたのだろうが、ものぐさにも放置していた。ここに来てやっと解決したと言えよう。

ちなみに、チャイム部分の単品価格を見てきたら、およそ1000円ほどだった。今回はあるものを使ったからタダである。もちろん約10mほどある接続ケーブルも、どこからの拾いもので、これもタダ。買ったものは小さい両面テープだけ。うん。費用対効果は抜群なり。


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