わいはまいね 能面三昧

写真付きで趣味の能面製作を紹介するブログ

昔が再現

2010年04月08日 | インポート

Family_comp

ファミコンだ。かの有名な任天堂初代のFamily Computerで、当時日本中を席巻したゲーム機の王者である。今時これを知らない日本人はもう小学生以下しかいないのでは・・と思うほどに大フィーバーを起こしたものだが、ま、中学生以下かもしれない。もっとも、その後多くのゲーム機が出てきたので、この初代ファミコンを知らない人も増えているかもね。

きのう、物置を片付けていたところ、段ボールの箱に収まっていたゲーム機が出てきた。本体とゲームカセットが10本ほど入っており、元箱はすっかりくたびれていたし、しまっていたこともすっかり忘れていたので、壊れているだろうと思いながらも趣味の部屋に運んで、いろいろ調査をしていた。一時はどっかに片付けているはずだと思いながらも行方不明で、放置していたものだ。

なんと言っても初代だからずいぶんと前の製品である。私が40歳代に沖縄に単身赴任をしていたとき、帰省時に子供たちのお土産に・・と思って買ったはずだから、もう20年以上も前になろう。当時はまだ珍しく高価の部類だったが、父親のいない家庭でいくらかでも楽しめたらと言う思いから奮発したはず。もちろん子供たちは大喜びで、早速遊んでいた。

その後はファミコンの2代目やセガのゲーム機、手持ちのゲーム機など様々な電子ゲーム機が登場し、高校生や中学生などは勉強をしなくなったなどと大問題になったものだ。もっとも、子供たちばかりではなく大人も夢中になるぐらいだから、大いに魅力があったことも事実。また、その傾向は今に続いている。

さて、運び込んだファミコンは予想通り不調だった。電源を繋いでもテレビ画面には何にも表示されずノイズのまま。で、壊れて元々と思ってゲームカセットの差し込み端子や各スイッチ類、コネクターなどに接点回復剤を吹き付けて、更にカセット差し込み接点を重点的に抜き差しを繰り返すと、だんだんとなにやら映像が出てきた。うーん。接触不良の可能性が高いと思いつつ、しつこくその作業を繰り返していたら、やっとまともに画面が表示された。音も出た。

やはりゲームカセットと本体の接点の接触不良のようだ。使わなくなってから20年も放置していたのだから当然か。ということで、残っていたゲームカセットを全部取り出して、差し込み取り外しを繰り返し行ったところ、一応は動作するまでになった。が、まだ接触不良の部分もあるものの、何度か差し込んだりすれば動作するようになり、ひとまず使用可能状態になったと言うことである。

いまは動作の検証をしているところで、ある程度の時間電源を入れ、画面表示を確認している。さらに、ゲームカセットの着脱を繰り返せば、もっと快適に動作することだろう。また、我が家には他にもファミコン2代目とセガのゲーム機が残っていた。これはまだ保存状態も良く、すぐにも動作可能に見えるが、実際に点検してみなければ分からない。今の初代ファミコンが安定動作を確認したあとは、残りのゲーム機を調査してみたい。

ま、いずれにしても馬鹿なことをしていると自分でも思っているが、暇だから良いのだ。また、これらの古いゲームをするつもりか・・と言われれば、おそらくしないと思う。ただ、昔のものをいじって、当時の思いがよみがえったら、それはそれで良しとしよう。


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