katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどりとお友達教室

2012-12-19 06:32:00 | モザイク教室
古くからのお友達と一緒に2人でのお教室。どうやら北鎌倉で展示されたみどりの作品も
観に行ってくれたらしく、以前から興味を持って頂いていたらしいのね。

そんな訳でいつものようにお好みは?の質問に・・・ぶきっちょで・・・適当だし・・・
明らかに後向きなのね・・・・。ん・・・・どうしよっかねぇ・・・?

そこでいつものように、絵は得意かどうか?とか、鍋しきは?とか色々と質問をしたのね。
例えば絵を・・・の質問では、謙遜しているかも・・・?を訊ねているのね。

ぶきっちょで・・・と言うのは、工作の事であって、画力では無いんです・・・なら、
絵は得意かも知れないし、もしそうならぺきぺきを使って絵を作る・・・になるし、

鍋しきは?って質問、使うって事に重点を置く・・・ってクラフトへ・・・って話になる
まっ、ここでも結局、見栄えと機能性って話で、どっちか寄りの話をすれば簡単に話は

進む訳で。所がどちらにも良い反応が無くて・・・すると流石に友達なのでみどりが、
こっちはこうで、こっちはこうで・・・と説明を始めてくれるのね。

頼もしくなったのね。ただね・・・良く聞いていると、あらら・・・・なのね。
要するに折角やるんだから・・・と、より良い物を作らせたい・・・と思っているのね。

過剰に・・・。とても判るのね。お母さんみたいな気持ちで娘に・・・って感じになる。
俺とて夏の連続でやる教室なら、そう言う事にもなりがちになったりもするが、

いかんせん、体験教室。1回で結果を出す・・・問題なのはどんな気持ちなのか?なのね。
例えば夏の子供は宿題にする・・・こんな使命を背負って来る。つまりやらなきゃ・・・

では、遠方から自力でネットで調べられていらしたら・・・?わざわざ、折角・・・って
なるでしょ?そりゃここでも意気込みって感じるでしょ?

じゃ一番簡単なのは?って言うと、ご近所で、イベントで、安くて・・・って揃えば、
気軽に、何と無く、時間潰しで・・・・お手軽になったでしょ?

これなら何にもプレッシャ-にならない。だから気分も楽に出来たりもする。
だから良く言えば、気楽な分、気負いが無いから結果も出やすい。

何しろ高望みは無いから、あっ思ったより良いじゃん・・・となり易いからね。
それをお金を払ったんだから・・・を重視すれば、良いものは欲しくなる。

でも買う・・・ならその理屈も判るが、作る・・・は自分。ここなのね。
つまりやる気もかなり左右する。しかしながら、そのやる気にも色々あってね、

やる気と言いつつ、良い物として結果に重点を置いている場合と、最後まで頑張るって
たどり着く・・・こんなイメ-ジの人もいる。

それがもう1つあって、誘われたから・・・と半信半疑で、その人が習っていたら・・・
その安心感で来たものの・・・いざとなったら若干不安・・・・そんな人もいる。

当然なのね。お母さんの中にはお母さん友達として付き合いもあるだろうけれど、
男の先生と話をするって言うのは、学校の担任の先生みたいな感じになるのかな?

もしそうなら・・・、そりゃ俺にも判るね。そもそも女の人にモテモテな人生は
送っていないから、お金払って飲み屋さんで女の人と話す・・・こんな程度の経験値。

後は、男子校に職人・・・男だらけ。それがここ数年、1年間に男の人と何回話したか?
みたいな人生になったのだから、男の人と話すって言うのは気を使う・・・・。

ほぼ毎日女の人としか話さないのだから。だからと言って女の人と話すのが得意か?って
言えば、単にここ数年、お教室が増えただけで、単にここ数年の出来事なのだから、

ごくわずかな経験値・・・だもの、むしろ得意じゃなくて、頑張っているのね・・・・
あはははは。そんなこんなだと、この方はどんな気持ちなんだろうか?・・・が大事。

つまりその逆だったら?・・・男先生ってのも緊張感が増したりしないだろうか?とか。

それが人って正直だから、言葉の中に色々とヒントをくれるのね・・・良く聞けばね。
いくら隠してもね・・・そんな中で感じたのは、この方は単に正直なんじゃなく、

とても正直な人である事。きっと本当にそう思っているのだろう・・・と言う事。
目に嘘が無い・・・・だから、本当にぶきっちょなんだと思っているんだろう・・・・

しかも相当根深い。だから、何を質問しても先生が出来ると思うもので・・・となる。
ん・・・全部出来るものしかお勧めしていないのに・・・・ん・・・・。

要するに一番下に該当するどんなぶきっちょでも出来るものを・・・って、
言ってるのだろうけれど、そこが間違っている事に気が付かない・・・・。

そもそも未経験なのだから、誰でもヘタじゃん。それが普通。そのヘタにランキング付けて、一番ヘタに出来るもの・・・ってやる前からテンション低くない?

ただ無理に進める、勧めるのも嫌なので他の質問にした・・・・じゃサンタは?
今日仕上げれば1週間は飾れるし、即戦力のオブジェだし・・・・どうですか?って言うと

それで・・・となる。さっきまでの反応とは違う反応だった。一番喰い付きの良い下地
だった。要するに絵は作らず、バックだけ・・・に惹かれたのかも知れないけれど。

そうなるとこの下地は拾って入れられると、あっと言う間に終わってしまうのね。
しかもそれでも結果はそこそこ良く見える。何故ならもうサンタに見えるから。

だからいかにバックを凝るか?となる。ただ初めての人に凝るって言っても・・・ね。
そこで赤の丸を切る事になる。赤はどんな色よりも目立ち、○に切れさえすれば、

かなりのアピ-ルになるし、ヒイラギ風味にギザギザの緑の葉っぱみたいな感じに
1つでも見えさえすれば、感じは出る。それをわざと緑っぽい色をバックにすれば

葉っぱが保護色のように見えづらくなる・・・曖昧に・・・・ぼける・・・・
予定通りになるには、○の精度・・・じゃ切って見ますか?・・・となる。

当然今までのやり取りなら、怖い・・・いきなり?・・・えっ切るの・・・こんな感じ。
ただ1枚切っている時に、もし○になった・・・こんな感じかな?って思えたら、

みどりに聞いて見て。でも貴方の知っているいつもの人では無く、ここではモザイクの
経験者のみどりだから、優しいだけの判断はしてくれないですけれど・・・・と

前置きすると、おっかなびっくり・・・・これじゃダメだよねぇ・・・って
出すので、出す前から自分でダメなものは聞くまでも無くダメだよ・・・って

みどりに言われる。言っている側から・・・。だよね・・・って切り直し。
すると言われただけでそこそこの○になる。その時は、これ位?ってさっきと違う言葉に

変わった。当然見なくても、これで限界かも・・・って出した感じが伝わって来る。
それで良い。見なくてもそれで良い。じゃもう1枚。って2枚目以降は何にも聞かず、

何にも質問無しで、黙々と切ってたのね。そこで途中何度もフリの話も挟んだんだけれど
何処にも食いつく事無く進むのね・・・・出来るじゃん・・・なのね。

本当は出来るのね。ただ何処かでぶきっちょって言われて、ぶきっちょが楽になってた。
本当のぶきっちょはこんな綺麗な○を何個も切れない。

こんな同じ○を何個も切れない。もっと少なくして楽をしようとするし、もっと言えば
途中で上手く行かずにあぁぁぁってため息ついたり、あっ・・・って失敗しちゃったり、

肩を落としたり・・・いくらでもへこたれたと思われるリアクションはあるが、
何1つとして出やしない。友達のみどりもいるのだから話し相手もいるのだから、

作る事だけに没頭しなくても話しに夢中なんて事があっても不思議じゃないのに・・・
そんな事も無い。それ所か話もしつつ一切休まない・・・話もしつつ・・・

ほらね、そもそもぶきっちょがリピ-タ-さんに教えている事の1つを難無くやっている。
それが話をしながら・・・本来最初は聞きながら・・・って受身がやっとなのね。

夢中に作っていると、説明ですら上の空なんて事も多々ある。それが何とか進みながら
説明も聞きながら・・・と、ながらの初歩が出来るようになったら、今度は話しながら

・・・と第2段階へと進む。しかもラジオなんかの邪魔もあって・・・・ね。
そうする事で集中力はアップするし、説明も理解して、休む事無く、話も出来て・・・

となり、こんな事が出来るようになると、相席なんかも出来るようになる。
これが出来ないと相席なんかしても、会話をしつつ進める事は出来ないし、逆に

みんなでやっても孤独になる。何せ会話に参加出来ないし、単に騒がしいだけとなる。
それが初めからすんなり出来る・・・だもの楽しく進められるのね。

会話も弾むし、静かにならないから緊張感を増す事も無いしね。そんなこんなで仕上がると・・・・あっ良いかも・・・となる。張り終わった時に軽いながらも良いかも・・・と

自画自賛が出来ればかなり楽しめた事になる。何故ならぶきっちょ・・・と後向きだった
のだから・・・、ね。その上、目地をすれば当然素敵になる。

何よりのお教室になった。良い作品になった。そんな中、みどりは・・・・


紆余曲折、暗中模索、後は何があるかなぁ・・・・?まっ何とか形にはなって来た。
でしょ・・・?まっ、今日のメインはお友達なので、これだけ進めばまずまずなのね。

お2人共にお疲れ様でした・・・・お楽しみになれたらこれ幸いです。
そんな中、俺は・・・



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