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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

なるさん下絵とご新規さんの教室

2008-01-30 08:39:44 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ひとまずコメントして頂いた方有難うございます。ひとそれぞれお考えはある・・・・
では更なる結末と致しましょう。

その前にご新規さんの教室。いつもとはひと味違う方がいらっしゃった。
遠方からでいつか仲間を作り教えてみたい・・・と。

そんな意気込みが良く伝わるのは、いらっしゃる前に作ってあった作品の数点を
メ-ルで送って頂いた。

確認した事で相手の力量は情報無しよりはるかに判りやすかった。

最初にお話した時と、ここにいらっしゃった時と何らお変わりの無い方で、意気込みは
すべてに置いて伝わって来る。

それでは・・といつもと進め方を変えた。ただ楽しいでは無い。指導者としてとか、
刃の入れ方、切る姿勢のテクニックだけではなく、話術として脳にキ-ワ-ドとして

残し、相手が家に帰って思い出しやすいようにするとか、音楽で速度の調整とか・・・

常連なら、いつも通りでは・・・?とお気づきになるかも知れないが、少し違う。
ただひたすら色々な種類のタイルを数時間切って頂いた。

すべて狙った形に切る・・・ただ特訓のように。
そして最後にいつものなべしきの縁取りをやって頂いて、後は宿題。

次いらっしゃる時には、狙った形のみ、クラッシュ禁止で仕上げて来て下さいと。
どんな仕上がりになるのか・・・?楽しみだ。

明らかにオリジナルと言うスタイルをご理解して頂いたようだったから・・・

その後、作品が終ったら一緒にお食事を・・・とアイフル、屋形船のご両人に誘われて
いたので、うかがった。

ブログも見て下さっていて、あれはどうなるのですか?とご質問された。
行き先は具体的に決まっていませんが、まぁそのうち考えます。

何処に出しても恥ずかしくない仕上がりになっているので。と言うと、先生、売って
下さいとおっしゃる。 あら意外な展開。

それでは後日、金具や点検した後に・・・そうそう聞くまでも無いでしょうが、
題名、サインは?と言うと勿論お願いしますとおっしゃってくれた。

そんな矢先に日高氏から電話が入る。今何処?あぁ例の作品の・・・めんどくさいから
ここに来れば・・・って。

日高氏もブログを見ていたらしく・・・ただたった今売れちゃいました。と伝える。

こんな事があるのである。グレ-ドに何ら問題無いし、ただ好みと違っただけ。
ひとそれぞれ・・・と言うのなら、そうひとそれぞれ。ここでは望まれた。

でも良かった。欲しいって言って下さる人の手に渡って・・・作家冥利である。
しかもまたいつでも見られる場所にある。時々見に行ける。

その後日高氏とアトリエに戻ってお茶。

夜半になってから、さくらの家に龍を返しに行った。今日はさくらと話せた。
話と言うより確認って感じだけれど・・・・

さすがに神だけの事はある。何もかもお見通しだった。ただ二人ともまさかねぇ?
そう翌日売れちゃうなんてねぇ・・・これにはびっくりだったけど。

katsuちゃんどう?さくらとは違うよ・・・この会話で二人は苦笑い。
心で会話出来ると楽で良いわ。

何しろ随分とお話したわ・・・・今日は。

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愛媛さんの結末。

2008-01-29 19:26:19 | 世界遺産をみんなでつくろ!
「・・・件名 やはり人格を疑います・・・・
まず、こういう個人のやり取りを、ブログで公にするのが信じられないですが、その点からして、やはり人格を疑う。
私があなたに以前意見を述べたのが、ブログ上ではなく、個人宛のメールだったのは、あなたにだけ伝わればいい事だと思ったわけで、他の人には全く関係ないことだと思うのですが、違いますか?

公にしてみんなで議論したいのですか?

「はっきりさせましょうね、愛媛さん」

こういう風に、個人宛の、挑発的な文面を、公のブログに載せるのはどうかと思う。
そういうのは私だけに、連絡すればいいことではないだろうか・・・
私の場合に限らず、あなたの日記には、公で個人に文句を言う文面が多いと思う。


まず、作品作りの流れについて、疑問に思うことがある。

最初、作品について依頼したときから、半年という時間がたったのであれば、

“やっぱり愛媛から連絡が来ていない”とか

ブログ上でこちらを非難する前に、
そちらから“そろそろ始めますから、構想をまとめておいて”という連絡があってしかるべきなんじゃないでしょうか???

いきなり電話が来て、「順番が来ましたからブログを見てくれていないと困ります」的な事を言われても、世の中毎日毎日パソコンにかじりついてる人ばかりではないということをご理解願いたい。



次に、下絵の段階で、私としては大まかな構図の“下絵の下絵”とも言うべきものを、最低2~3枚は当然見せてくれると思っていた。
それは家を建てるときでも、洋服を作るときでも同じだろうと思う。
まず、いろんな間取りのパターンを、2~3枚持ってきて、その中で一番しっくり来るものを選んで、そこから初めてしっかりした設計図を作るのが普通じゃないのだろうか?

いきなりバ~ンと、“下絵です”って見せられたら、それを却下するのには相当の勇気が要る。
私も最初の下絵を見せられたときは、我慢してこのまま黙っていようか、随分葛藤があったが、どうしてもあの胡蝶蘭が私にはいやらしく見えてしまって、理由はいわなかったが却下した。

多分この時点で、私が何も言わなければ、何事もなく済んでいたことだろう。

そしてここでも、あなたの日記上で、下絵を却下されたことへのグチが満載される。

普通の神経なら、これを読んだ依頼人は、まるでこちらが悪いことをして責められている犯罪者のように萎縮してしまう。
私もそうだった。

でも、以前にも言ったように、作品が出来上がって、それを見るたびに嫌な思いになるのなら、今嫌な思いをしてでも変更してもらうべきだと思ったから、あえて変更してもらった。

文に脈絡がなくて悪いが、“200円しか持っていない小学生”というのは、極端なたとえ話というのがお分かりになりませんか?
別に私の子供たちのことを言っているわけではない。
今時、200円しかもっていない子のほうが珍しいだろうと思う。


値段について。

最初に提示した値段は、下記のサイトの真ん中辺りの、百合の作品を参考にさせてもらった。
http://www.dolphinring.jp/order.html

モザイク芸術というのは、私にとっては未知の世界だ。そちらが金額を提示しないのなら、自分で手がかりを探すしかないではないか。
本体が4万、額が2万となっているので、私の依頼品も、大きさから考えてこのぐらいの金額じゃなかろうかと、推測させてもらっただけの話だ。

作品を仕上げるのに1週間かかろうが、1ヶ月かかろうが、それはそちらの事情であり、依頼人には全く関係のない話になる。
あくまでも出来上がった作品に対しての値段である。

それに費やした時間や労力が、いかに膨大なものであっても、日給で換算するのは全くおかしな話だ。


依頼作品について。

ここでも私とあなたの、“故を偲ぶという”捉え方が180度違っている。

あなたは作品に、血しぶきだの、首だの、“死”とか“哀”を満載させた。

私は、それを見るたびに、故人を懐かしく思い出せるように、"生”や“愛”“ぬくもり”をあふれさせて欲しかった。

なぜ、こうも行き違うのか?

最初、“故人を偲ぶためのもの”、“店の入り口に飾るもの”という説明をしたときに、それは伝わっていると思っていたのは、私の間違いだったようだ。

あなたは命がけで作っているとおっしゃっているが、ブログで過程を見る限り、私にはそうは思えなかった。

完全に外枠は無駄な部分が多い。(あえて無駄と言わせて貰う)
注文された大きさをクリアするため、空間を埋めるためだけに、タイルを貼った感が否めない。
(ご自分でも、後は考えることもなくただ貼るだけ、時間が解決する、とおっしゃっている)

ああ、そうなんだ。私の作品って、バックの部分は考えなくてもできるんだ。じゃあ、誰がやっても同じじゃないか・・・

こう思ったのは事実だ。

あなたが作品を娘に例えるなら、

「娘さん本人は素晴らしいけれども、親が余計なことを言って、足を引っ張ってるよね」

と言うところだろうか。

私も、作品だけ見て、ブログは読まなければ良かったと、つくづく思っている。


まあ、終わったことをあれこれ言っても仕方がない。

私の注文した作品が出来上がった。
百合があって、ゴールドと淡いグリーンが使ってあることに、間違いはない。

作品から何を感じるかは千差万別、あなたの説明を聞くまでは、まだ店の入り口に飾るつもりでいたが、“死”を満載した説明を聞いた後で、それを店の入り口に飾るわけには行かない。

この作品は、私が引き取る意味がなくなった。

申し訳ないが、そちらで嫁入り先を見つけて欲しいと思う。

もちろんキャンセル料はお支払いするつもりだ。

当初の6万で。

“死”をイメージした作品には、6という数字がぴったりだ。

縁起のいい8は、この作品に対しては払えない。

意見の違うものは、お互いどこまで行っても、所詮平行線のままだ。

振込先を連絡してください。
終わらせましょう。


ブログ内での返信の仕方が分からないので、このメールはそちらで、ブログ上に載せてください。




と言う事なので、かぐやにお断りのメ-ルを頼んだ。

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興味本位では困ります。

2008-01-28 21:55:47 | 世界遺産をみんなでつくろ!
まず始めに必ずかぐやの全文を読んでから、ここを読んで下さい。
そしてかぐやが弟子として愛媛さんのメ-ルを公開した事を私の意志とし、私共々
お詫び申し上げます。ではそれを踏まえて始めます。

正直、愛媛さんの依頼は嬉しかったです。最初のメ-ルは作品を絶賛して頂きました。
そして順番にこなして来たとはいえ、半年お待たせしたのですから、何様なの?って

言われても仕方ありません。それなのに、待っていました。とおっしゃる。
誠に有難い話です。しかしここからが少し変わる・・・

どうして来春から始めます・・・に対応して頂けないのか?始めると言うのは、
貴方の時間が始まると言う事なのです。つまり私の時間はすべて貴方の時間なのです。

もっと言えば、依頼された瞬間から始まっていたのです。半年前からブログを見ていて
下さっていれば・・・・・

仕事は始まっていたのです。しかしながら丸1日を費やせなかった日を1日と換算はして
いない。一体、最初の鴨川での絵は何時間費やしたのだろうか?

それでもここはいつもながら画家では無い。ここを評価して下さる人は1人もいない。
いや、正式に言えばここにお金を出して下さる方はいない。が良いかと思う・・・
お待たせした訳でそれも致しかたないとも思う。

だから無償。この時点でもかなりきつい。なのに、いとも簡単に変更と言われた。
更にでは大きさを変更を問うと、大きさはそのままでとおっしゃる。

そちらの不手際はそこには無い。もうこの時点で少し気持ちがぶれそうになる。
しかしながら、悪かったと言う気持ちがすぐに確認して下さった事で良く判る。

しかしながら、その後、数十分後のメ-ルが豹変する。何故?
事務的な5分の中での会話に多少の不手際があったにせよ、かぐやも聞いていた。

常に確認するから、今のはどうだった?当然のごとく聞いている。別に大きく失態は
無かった・・・と言われた後の出来事だ。

それは中傷されたかのような文章だ。答えは簡単。つまり1回目はブログの画像だけで
返事をしたのだと思う。2度目は文章を読んだ。

私との会話で何も無かったのなら、私の情報はすべてブログからとなる。
では考えられる事。それは弟子達との会話の部分なんかにたわけモノになるなとか、
明らかに目線を高い位置からの発言がある。

そのたわけにご自分を当てはめたような時に、時としてこう言った事が起こる。
しかしどうだろう?あくまで弟子に言ったり、仲間に言った事であり、しかもここは
私のあくまで私の日記ではあるまいか?

コメントを入れて下さった場合には、見て下さった証拠。つまり公開交換日記となる。
そこを読んで、勝手に怒ったのではあるまいか?

読む権利があるのなら、書く権利もあって当然。

私はこう言う事が初めてでは無いから、慣れたとは言え、作品を作るにあたってこれ以上
聞きたくは無かったので、作品が終ってから・・・のメ-ルを返した。

しかしながらまたメールが帰って来る。仕方無い。黙って貰う為に、かぐやが対応している事を改めて書くと、中傷と思えるメ-ルは消えた。

その後も入って来たメ-ルは、励ましにも思えるメ-ルだった。目線は相変わらず高い位置からだったが。

ここから読み取れる事。つまり愛媛さんはホ-ムペ-ジの作品の数々を見て下さり、
そこで気に入って下さった。しかしながら値段が判らない。駄目で元々と勇気を出され
連絡して下さったのであろう。提示なされた金額もご自分でお決めになった。

いつも通りに。もう一度読み直して欲しい。
子供が200円・・なんて所。まるで愛媛さんはご自分の事を言われているみたいだ。

ではあえて言わせて頂く。甘い。誠に甘い。
路上ならそれも良かろう。何処ですか、あそこは。鴨川グランドホテルなのです。

もし私の一存でそんな事をして御覧なさい。万が一御客さん同士がお話されたらどうなりますか?もう私だけの問題では無くなるのです。その恥はホテルの責任問題にもなりませんか?

しかも常連さんばかりなのです・・・私の冬は・・・だからこそ、ご祝儀なら問題が
無いのに・・・と一昨年は考えたのです。獅子舞が来るのですから・・・

では本来の正しい姿勢とは?来年もここにいるからお金を貯めて来てと言うか、お母さんを連れていらっしゃい。などではありませんか?

何でもかんでも可愛そうではありません。我慢する、努力する。必要ではありませんか?
ここに泊まっている人は1人一泊35000円もするのですよ。
場合によっては、あわびや伊勢海老を食べている子なのです。

何かおかしくはありませんか?鴨川についてはまだあります。売る気は一切ありません。
何故なら、お教室だからです。サンプルに作ったモノを売ってしまったら、また作らねば
ならなくなります。

それだけではありません。そこで売っている人達はすべてホテルに支払いをしているのです。なら私も支払いせねばならなくなります。
以前そう言う事があった時に、正直に話すと、きついんですから構いませんよと言って

もらった事もあったが、そうそう甘える訳にも行かない。他の人の手前・・・

もういちいち説明する必要は無いでしょう・・・では本題に入ります。
買ってやるなら売りません。でもすみませんでしたならお売り致しましょう。

しかしながら、当初の6万で。サインを入れるなら8万で。愛媛さんが折角変わり者って
言って下さったのですから、貴方と同じやり方で行かせてもらいます。

本当はこんな事をしたくなかったです。しかしながら誤解され方が尋常ではありません。

それといい機会です。愛媛さんが値段を提示しろっ。と言い放った件も触れねばならないでしょう。

毎日ニッカでやってた理由。それはこれだけ言われる芸術家っているのでしょうか?
ならお望み通り、とてもモザイクが上手いタイル屋なら良いのですよね・・・・

なら1日最低15000円は下さい。どの職人もその程度なら当たり前です。
お買いになられますか?ではもし今の私を芸術家の卵くらいにお考え願えたとしたら

有難うございます・・・信じて下さってって気持ちでやって参りました。
だからいつか恩返ししたいと願って、サインさせて下さいなのです・・・・

本当に判って下さる方は、御免なさい・・・って言って下さいます。
ですから、私はそんな事はありません。有難うございますと言います。そう言う方には。

高い、安いを言っている訳では無い・・・もそうです。
良く工務店のたわけた親父が言う言葉です。あくまでたわけた・・・

このセリフは高いと言いたいのです。何故なら、安いと言うのなら、これで平気なのか?
ではありませんか? つまりカッコつけていかにも俺は銭に汚くない支払いをするのだと
言わんとばかりです・・・・

人は素直なモノです。もしこれを上げ足取りだの、屁理屈言うなと済ませようとするなら
それに対する己自身が無いと言う事になり、参りましたって言われているか、
日本語を良く知らないと言われたみたいで、あぁ勉強が足らないのねって言う事にも
なりませんか?

実はこれが今のいじめや逆切れの原因なのではありませんか?
少なくとも私は、私の日記に私の思いを世界に見られても良い覚悟で書いているのです。

反論があるのなら、堂々と名乗るべきなのではありませんか?
私は愛媛さんがコメントとして書いて下さったのなら、ご立派な方だと思います。

良く読み返して下さい。独り言・・・と書いていながら結局押し付けていませんか?

私の言いたい事はまだあります。目指しているから芸術家への道なのです。
思い上がっているつもりは一切ありません。

では芸術家とは?私は見たまま描くなら写生だと思うのです。それでも芸術と呼びますが
私の目指しているのは私の思いのたけを描く事です。ダビンチにコ-ドがあるのなら
私にもあります。

では今回の作品のタイトルです。荒野の果てに・・・です。

愛媛さんからの依頼、何だか覚えていますか?本人はお解かりでしょう?

私は大事なモノを失いました。これが最後の恋愛かも知れない・・・そう思っていた
相手との別れです。これは私にとって遺影でもあり、仏花でもあります。

では作品解説です。皆さんが綺麗と見えたモノがどう変化して行くか良くご覧下さい。
カラ-と言う両サイドの黄色い花が戦国時代の弓矢の矢と見えませんか?

真ん中の2つのつぼみのいずれかが鳥の首に見えませんか?
両サイドにある白いゆりが羽には見えませんか?なら真紅の薔薇は血しぶきです。

だから細かいかすみ草が血が付いて赤いのです。

更に続きます。これは3部に構成されています。偶然にも弟子のかぐやとも-が羽の付いた馬を作っています。お話します。これは2人も知らなかった事でしょう・・・

常に言う逆も真なり。でスタ-トします。も-のユニコ-ンから始まったとします。
ユニコ-ンは悪者らしいです。なら悪いツノの付いた馬が大あばれして平和を乱した
のなら、当然バツは与えられる事でしょう・・・それがかぐやのペガサスに繋がるのです

ツノは折られ、固められてしまうのです。そして私の作品へ。
周りの大きなクラッシュは氷です。美しかった花も攻撃され、美しい思い出のまま
封印されて行く・・・こんな3部作なのです。

では、私の作品からスタ-トします。以前素敵な町だったこの場所が荒野の果てになった
としても、いつかそこには花が咲く事でしょう・・・

その花はやがてツノの無かったペガサスの所にまで達します。しかしながら闘って
敗れたから固められたのなら、ツノを持って戦いに行かなきゃ勝てません。

戦いに行ったのです・・・荒野にされてしまった何かと戦う為に・・・・

大事なモノを守る為に・・・こんな意味があったとしたら、お買いになりますか?
愛媛さんは作品好きで、katsuがお嫌いでしたね。

たまたまモザイクで表現しているだけでkatsuは思想家です。それでは方手落ちでは
ありませんか?

もっとえげつなく比喩します。お前の娘、顔悪いけれどやったら気持ち良かったから、
もらってやるよ・・・親として嬉しいですか?

私の作品はすべて命掛けで愛して作った娘達でした。この作品もそうです・・・
ただ生まれて初めて、死に化粧して送るつもりでした。

どちらでも大事に作れます。どんな中傷されたとしても・・・お買い上げされるかも
知れないのですから・・・・

最後に愛媛さん。消して人は憎んでいません。本当に欲しいって気持ちには変わり無い
のですから。それは私にも判ります。あれだけ言っても欲しいと言うのですから。

しかし罪は憎みます。一生ね。ただし、これを機に本当に応援して下さるのなら、
私は貴方を受け入れます。いかがでしょうか?

愛媛さんに限らず、今までのブログを全部読んで下さっている人など極わずかです。
消してブログは消えません。応援する・・・とは名ばかりでこつこつ読み返して下さる
そんな人はほんの一握りです。

私は口込みがすべてだと言っているのに、今のkatsuを知り得ず何を口込みして下さる
つもりなのでしょうか?

買って下さる、体験して下さる、それは確かに有難いです。しかしながら、真実を語って
ご理解なさり、口込みして下さる・・・これも立派な応援です。

私は問いたい?皆さんは私をどうしたいのですか?どうすると満足ですか?
教えて下さい。

色々とこれを書くのに考えながら書いたので、遅くなってすみません。
最後まで付き合って頂いて有難うございました。

それと近いうちにかぐやにはこれを教訓にし、依頼品は最低生活保障として何を作っても
10万以下では受け付けられませんと書くつもりです・・・・・





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作品経過のご説明(今日のブログ記事の前にお読みください)

2008-01-28 19:57:22 | 世界遺産をみんなでつくろ!
皆様失礼します。弟子のかぐやです。
師匠KATSUのブログではありますが、今回の作品の完成にあたり師匠が皆様にお伝えしたいことがあります。HP・事務担当をしている私が、作品依頼の経過説明などを、及ばずながらさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
なお、本文中に「愛媛さん」と書かせていただいていますが実名は一切公開しておりません。個人情報は保護しております。


今回の作品のお客様は、遠く愛媛県の方でした。
初めの作品依頼のメールが来たのが昨年夏7月。

HPをご覧になり、とても興味を持っていただけたようで、熱意のあるメールをいただきました。タイルのことなども色々お調べになっており、KATSU作品をとても認めていただいたご様子でした。HPを作っているものとしても嬉しいお話でした。

作品依頼は数件すでにあったので、それから半年。12月。
お待たせしてしまったので、もしかしてキャンセルなさるのを覚悟で師匠は電話しました。

結果、作品のご依頼をいただき、制作に入ることになりました。
作る内容を再度確認し
「下絵などをブログにアップしていきますので、ブログをぜひご確認ください」と
お伝えして・・わずか5分ほどの電話を切りました。

事務的に内容の確認、記録のため
何度かのお電話のやりとりは全て、私もそばで聞いておりました。
師匠はいつも作品を作る前のお客様とのコミュニケーションに非常に重点を置きます。場合によっては何時間もの会話の中で作品の概要を考えていくのです。
メールとほんのわずかな数分の電話での製作開始は、今までにないものでした。

お正月あけ、何度かブログに下絵をアップしましたが、
ご連絡がなかったので、師匠から再度お電話で下絵の確認をしました。
年末年始お忙しくて、ブログはご覧になれなかったとのこと。
そして直後に、メールでご返答をくださいました。

ブログの下絵の写真を見ていただいたようです。
ただ作品のメインである花は、夏にご依頼の時点で決まっていたのですが
変更のご希望でした。この時点で師匠が下絵に費やした時間はゼロに戻ります。
ふたつあった花のうちひとつを変更ということは、
そのひとつだけが変更されるのではなく、下絵が根本から変わるということです。

そしてその数時間後、再びメールが来ました。

「・・・件名 愛媛からのひとりごと・・・
値段の提示の件

鴨川グランドホテルのお客さんとのやり取り・・・

私は読んでいて腹が立った。

あなたは、お客さんの大半が、素人だということを理解していますか?
私を含め、芸術なんてさっぱり分からない人ばかりだ。

世の中の金持ちで、多少文化的な生活をしている人たちでさえ、25万のヴァイオリンと2億のヴァイオリンの音色さえ聞き分けられない人がほとんどだ。これは事実。

お客との値段交渉に気力がないというなら、最初から材料費、経費を差し引いても損のない最低ラインの金額を提示しておけば、お互いいやな思いをしなくてすむじゃないか。

タイル一枚の値段さえ知らない者にとっては、それが高いとか安いとかいう以前に、そのまま素直に受け入れられるし、まして、作品を売るのが目的なら、なおさら、お客が買いやすい状況を作ってあげるのが親切だと思いますが、私が間違ってますか?

コンクールやオークションで、芸術としての価値を決めているのではないのだから、お客に判断を任せておいて、買う決心がつかなかった人を、あれこれ批判するのは、気持ちのいいものではない。

同じ作品でも、500円と評価する人もいるし1万円と評価する人もいるはず。
なぜなら、素人だからです。


買う側として、買ったときのやり取りというものは、いつまでも鮮明に記憶にあるものだ。
それが、自分が気に入ったものならなおさら、いい気分で買いたいと思うのは当然の心理。

買ったものを見るたびに、そのときのいい気分が蘇る。
いやな気分で買ったのなら、それを見るたびにいやな気分になる。

例えそれがすばらしい作品でも、それを見るたびに、買った時のいやな思いになるとしたら、そんな作品は買わないほうがましというものだ。

鴨川のお客さんも、そういういやな思いをしそうだから買わなかった。

駆け引きが嫌いだといいながら、お客に駆け引きを仕掛けているのはあなたのほうではないのですか?

値段を提示しないのなら、せめて、判断材料となる、あなたの今までの受賞作品の写真や、作家としての経歴をパネルにして掲げておいてほしい。
パソコンで見るあなたの作品は、すばらしいものばかりだ。
そういうすばらしい大作を一切見ずに、目の前にある小物だけで判断を迫るというのは、お客にとったら酷な話であり、裏を返せば、「この価値が分からないなんて、あなたは見る目のない人だ」と馬鹿にされているのにも等しい。

芸術家と、パトロンの話。

ある芸術家がいるとする。その才能をかって、ある人が援助を申し出るとする。
「お金が足りなくなったらいつでも言いなさい」

こう言うと、大半の人はいいパトロンがついたと思うだろう。

でも、芸術家にとったら、こういう人ほどめんどくさいものはないと私は思っている。

「何に使ったの?作品はできたの?」
こういう無粋なことを聞いてくるのはこのタイプ。


「君の好きに使いなさい」とポンと大金を置いていき、使い道は一切問わないで、またお金がなくなりそうな頃に来て、何も言わずにポンと置いていく。

これこそが本当のパトロンだと思っています。

しかしながら、金持ちの中にも、このような心意気のある人はなかなかいないし、まして、ホテルに泊まりにきているだけの一般人に、パトロンの性質を求めるのは無謀というものだ。


長々と独り言を言いましたが、聞き流しておいてください。
みんな考え方が違って当たり前。
お互い理解できないところがあるのは当たり前。

では、私の作品、楽しみにしています。」

おそらく、この数時間の間に下絵の画像だけでなく、この数日間のブログをご覧になったようです。師匠は「とにかく完成するまで待っていてください」と返信しました。


次の日メールが来ました。
下絵はOKが出たようでした。



そしてまた翌日メールが来ました。
経過を確認しているとのこと。
日々、文体変化していきました。それから当初の依頼の時にはなかった「ゴールドを使って欲しい」との依頼が入っていました。

そしてまた翌日

「・・・愛媛からの独り言Ⅱ引っ掛かってたこと・・・
ずっと心に引っかかってたこと、すっきりしない想い、それが何かやっとわかった。

依頼品にはラッカン代わりのサインは入れるが、そうで無いモノにはサインは入れない。
売れて資産価値が出ないようにね。

この一文に、反発していたのだ。

ラッカン代わりのサイン・・・

依頼品には入れるが、そうでないものには入れない?

普通逆だろう?

依頼品なんて、所詮他人の意向を伺いながら作った、他人との混血だ。
あなたが黄色がいいと思っても、依頼人が青にしてくれと言えば従わざるを得ない代物だろう。
ここに鳥を入れた方がいいと思っても、依頼人に却下されれば、不本意ながらその通りにするしかない作品だろう。
そんなものに自分のサインを入れてどうする?

たとえ心血注いで仕上げたとしても、それを本当に、オリジナル作品だと言えるのか?
あの龍や、神々しくすら思える白蛇のように、自分の魂が作り出した自分の分身だといえるのか?


もし将来有名になって、値が出たとしても、今の時代、依頼品こそ、サインなんぞなくてもいくらでもあなたが作ったものだと証明できる。
私があなたなら、全面的に任された作品以外、意地でもサインは入れないね。
自分の魂が作り出した作品と、他人の趣味を形にしてあげた作品とが、将来同列に並ばないためにもね。

それよりも、どんなに小さい作品でも、(旅の思い出に記念品代わりに買われていった作品でも)、他人の思考が入っていない完全オリジナルな作品にこそ、私ならサインを入れる。
たとえ、それが500円で売れようが、1万円で売れようが、金額は問題ではない。

賞歴など、何の予備知識もないままに、自分の作品を見て、気に入って買ってくれた。
この行為に偽りや打算があるだろうか?

“夢を売る仕事”と自負しているなら、そういう作品にこそ、サインという“夢の種”を仕込んでおく。私なら。


値段の話に戻って悪いが、鴨川で、「いくら?」と聞いてきたのが、金持ちそうなご夫人ではなくて、200円しか持っていない小学生だったらあなたはどうする?

「教室は¥1000でやらせてもらってるよ」と、同じ返事をするのだろうか?

それを聞いたら、その子は“とても高くて買えないや”と思って、欲しいけれど諦めて立ち去るだろう。

客に判断を委ねているようで、実は遠まわしに、希望小売り価格を言っているのにお気づきか?

私なら、逆に「いくら持ってる?」と聞き、200円しかないというなら、200円で売る。
200円しかないのに、買いたいといってきた勇気に免じて、ただであげたいところだが、私はその子の持っている全財産、200円を貰う。

なぜなら、人はただで貰ったものは大事にしないからだ。
その子にとって200円が全財産なら、「この作品は、君の全財産と同等の価値のあるものなんだよ」と伝える。

夢を売るって、そういうことじゃないのか?
値段をつけないって、そういうことじゃないのか?

あなた自身がブログで言っているように、私は、“あなたの作品は好きだが、人柄は好きじゃない”ってほうの部類に入る。

私は、猛烈に感情が高まったときには、遠慮なく相手に伝えないと気がすまない。
怒りだろうが、愛情だろうが、私は感情が激しい。

だから、このメールも、私の独り言と思って受け流してくれていい。
あなたのやってきたスタイルを、変えろ!なんて、あつかましいことは思わない。


最後に、私の作品に対して、これだけは外せない注文がある。

私の作品に、サインは入れないでほしい。

私も、あなたと同じく偏屈者なんでね。

その代わり、誰が買っていくか分からないけれども、今後作った、あなたの完全オリジナル作品の一つに、サインを入れて欲しい。
私の作品につけるはずだったサインを、他の、依頼品ではない作品に譲る。

その手間賃として、プラス2万でお願いしたい。

最初の6万とあわせて、最終的な値段は8万になる。

8は縁起のいい数字だ。

この金額が妥当かどうかは分からないが、8という末広がりの数字に、いろんな思いを込めることにする。」


そして次の日
こちらの要望は全て伝えたのであとは腕にお任せするという内容の
メールが来ました。そして毎日チェックはするがメールは
特に何もなければ送らないとも。


このメールを最後に毎日のメールはしばらく途絶えました。



再びメールがきたのは、飯田譲治氏についてのブログを書いた直後。

「・・・件名 龍のこと・・・
あの龍の誕生秘話は、興味深かった。

一番認めてもらいたい人に、認めてもらえなかったのは悔しかったと思うが、そんなのまったく気にするな。


人見安雄という画家をご存知だろうか?

美術品の窃盗団の一人で、逮捕目前に海外に逃亡し、生活費のために、自分で書いた油絵を売りながら、逃亡生活を続けていた人だ。
彼と“絵”にはとても運命めいたものを感じるが、彼が絵を売っているときの、とても面白いエピソードがある。

彼は、とにかく生活費を稼ぐという目的のためか、万人受けし、売りやすい絵を書いた。
ある日、絵を売るための展示会で、一人の男が声を掛けてきた。

「君、あの隅の方に置いてある、値段のついてない絵が是非欲しいのだが・・・」

その絵は、実は、彼にとっては失敗作で、“岩のある海岸の隅の方に、一人の男が座っている”という感じの絵だった。
人物も小さく、構図も納得いかず、自分でもどうしたものかと放り出していた作品だ。

「あれは売り物じゃないんです。」
と断ると、客は、ますます価値があるものと勘違いし、

「この絵はすばらしい。この隅の方に描かれている人物は、キリストだろう?」
「キリストが悟りを開く前の悩んでいる姿を描いたのだろう?」
と、一人で納得し、何が何でも譲ってくれと言う。

人見としても、お金はいくらあっても足りない身分なので、結局客に調子を合わせて、

「そうなんです。よくお分かりですね。実はあれは売りたくなかったのですが、そこまで言うなら、この値段でお売りします。」
と、その日売れた中で、一番の高値で売ってしまった。と、こういう話だ。


私が何を言いたいかと言うと、作り手が失敗だと思っても、受け手がキリストだと思えばキリストなんだってこと。

人の評価ほど、あてにならないものはないと思わないか?

それが証拠に、あなたの“龍”だって、否定する人もいれば、賞をくれる人もいる。

なぜなら、その作品を判断する基準は、“人間の感性”そのものだから。
“人間の感性”って、これほど不確かで、あやふやで、いい加減なものはない。おまけにそのときの気分に、大いに左右されるし、おまけに100人いれば100人みんな違う感性を持っている。

そんなあやふやなものに、1回や2回否定されたからって、何も落ち込むことはないと、私は思う。

その有名な監督さんは、“寿司を探していたのに、あなたは焼肉を持っていった”ってだけなんだと思うよ。


私は、龍を見て、圧倒された。

白蛇を見て、神の使いかと思った。
もしかしたら、あなたは鳥を食べようと思っている蛇を描いたのかもしれないが、私には、鳥を守っている山の神の化身のように見えた。

この感じ方だって、見る人によったら千差万別。
もしかしたら私も、キリストに間違えた男と同じかもしれないが、そんなのはどう思おうと、私の自由だ。

そういうことなんだと思う。」
....このメールが最後でした。

このようなやりとりの間、ブログへのコメントの投稿などはなく
すべてメールでした。

そして作品を作り続けた師匠。
今日完成の日を迎えました。



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愛媛さんモザイク14日目・・・張り終わり

2008-01-27 23:49:28 | 世界遺産をみんなでつくろ!
とうとう張り終わりの日が来た。最後はいつもあっさり。
明日は解説、総評、そして今回は道中のいきさつ・・・・

ねっ、はっきりさせましょうね、愛媛さん。

終ってから昨日会えなかったさくらの親父に会いに言った。
特に何も話さなかったが、それはそれでいい。一緒に煙草を吸った・・それでいい。

1ヶ月か・・・少し長かったな・・・・

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ご新規さんの教室

2008-01-27 05:17:14 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝から3時までは愛媛さんのモザイク。その間アイフルさんからの電話。
それが何を意味するのか?本気で応援して下さる方からの激励とは?いずれにせよ

しっかりしなさい・・・とはっぱ掛けられたようだった・・・屋形船さんと3人で
食事しましょうと誘われた。来週には終りますから・・そしたら連絡しますと返事した。

何しろその意味が判るだけに有難かったし、無にしちゃ行けないよ・・・
みんな応援しているのだから・・・あの言葉はぐっと来た・・・

キウイさんだって、タピオカさんだって・・・・katsu先生・・・
判っている・・・見守るって事も大変な事は・・・・子供の親では無いが俺だって・・

この作品の都合が付き次第お伺いします・・・・と電話を切った。
すると入れ替わりにかぐやから電話が入った。

事務的な話が終ると、今日は娘の制服をむすこと3人で買いに行くと言う・・・・
そっか・・・俺が初めて会った時にもじもじしてた子が中学生かぁ・・・

そっか・・・中学生か・・・なんかため息が出た。俺は育てている訳じゃ無いが・・・

すると今度は日高氏がやって来た。実はキウイが今まで何回か取材でテレビに出たビデオ
をDVDに落としてくれて、そんな中、日高氏がノ-トパソコンを買ったので、

そこに入れて置けば、奴が色々な場所で見せやすい・・・と言う事で・・・
飯食ったか?うん、今パン食べた・・・そっか・・・

そんな会話の後、何やらかぐやと奴はパソコンの話をしている・・・俺は遠慮無く
作品作りをした。

しばらくすると奴がパソコンに入れてある家族旅行の画像をスライドショ-で見せてくれた・・・そっか・・・こんな大きくなったのか?・・・・

下の子とは何年前から会っていないのだろう・・・・面影さえ感じられない・・・
その画像の中の奴の顔はその家族に囲まれ楽しそうだった・・・・

それをかぐやに伝えて・・・良いよな・・・・って伝えると、師匠そこまでするのが
大変なんです・・・・と言う。それは俺にも判っている・・・

ただちょっと羨ましかっただけだ・・・・ちょっと・・・・

そんな中、時間を忘れているとご新規さんがいらっしゃってしまった・・・・

バタバタ片付けをして教室が始まる。その前に軽く謝罪をした・・・
こんなカッコでと。勿論今日もニッカ。

理由の1つは他のご新規さんの教室が外にモザイクをしたいから相談・・みたいな教室で
なら、このカッコの方が信用されるかな・・・と思ったのだけれど、

どうやら日にちを間違えてしまったみたいで・・・と。しかし他にも理由はあったが・・

そんな滑り出し。出来るだけ丁寧な話し方をした・・・いつもよりも・・・
こんなカッコでは、人によっては威圧感を感じてしまうから・・・すると・・・

katsuさん、私は人見知りするのですが、同じ匂いがします・・・と言われた・・・
何かほっとして、煙草すっても良いですか?と言うと、どうぞ御構い無くと言われた。

それからはざっくばらんにさせてもらった。いつものように・・・・

そんな中、キウイがさし入れしてくれた。有難う・・ね。
気が付くと日高氏もかぐやもいなかった・・・体裁で挨拶してしまったか・・・
ご新規さんに緊張していたから・・・・それにしても悪い事した・・・・

説明も終る頃には、とても気さくに会話が出来るようになって、その中の1つの話しに
実は旦那さんがギタ-の教室をしながら演奏家なのだと言う・・・・

同じなのかぁ・・・・ため息が出た・・・そっか・・・そっか・・・・いるんだ・・・
まだそんな人が・・・凄いなぁ・・・そっか・・・・

俺は旦那さんにため息は付かない。同じ夢追っている者なら、お互い様、・・・・そんな感じ。けれど・・・・支える人がいる・・・・

しかも真横に・・・・ずっと離れず・・・・しかも笑顔で俺に話す・・・
幸せですよ、家も貧乏だけれど・・・・って。

えっ?それも知っているの?・・・・しかもその上、俺の状況も知ってくれている・・・
参った・・・御見それしました・・・何もかも・・・

アトリエが倉庫な事、貧乏な事、じゃあ1人になった事も・・・・?

素直に何もかも羨ましいです・・・素敵過ぎます・・・・と伝えた。
まだ良き昭和の匂いがする人っているんですね・・・って・・・

何かこんなやり取りをしていたから、あっと言う間だった・・・終ったのは8時過ぎ。

さくらに電話をした。今行く・・・と。ライオンさんとキウイに預かったモノを持って。
今日は、さくらでも無い、せがれでも無い、親父と1本だけでいい、タバコを一緒に
吸う為だけで行く・・・車で1時間くらいの所へ・・・・

しかし寝られちまったらしい・・・そっか寝たかぁ・・・そっか・・・
じゃ、また来れるなっ・・・また来るからって伝えて置いてくれってさくらに言った。

ご馳走になり、煙草もらって12時前には帰った・・・

何もかも今日の1日が不思議なくらい理解されてもらえない人がいらっしゃるだろう・・

ただ当たり前とは1つも思っていないが、常に感謝の気持ちは忘れてはいないが、
これが俺には日常なのだ。

俺はこの人達に恩返しを今、出来るとしたら・・・死ぬまで続けます・・・・
それしか言えないし、出来ない・・・



    


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愛媛さんモザイク13日目

2008-01-26 01:16:39 | 世界遺産をみんなでつくろ!
バックをガラスモザイクにする事。しかしながらただそれだけで良いのか?
それで万全なのか?やり過ぎでは無いのか?やらな過ぎなのか?

何が基準で何が平均で何が妥当で何と比較され、何が・・・・と問い詰める。
何故ならもうそろそろ終りが近づいて来たから。

無難ならそのままいけば良い。しかしながらそれでは納得しなかったらしい・・・・
俺自身が・・・やり残しの無いように。

そこで更にバックにグレ-ドの良いガラスモザイクを入れる事にした。
しかしながらただ何と無く見れば、そんな事はどうでも良い事。そもそもこだわりとは

自分自身の問題で気が付く・・・なんてのは余程のモザイクに興味ある人や経験者でも
上級で無いとまず判らないだろうね。

しかもここに入ってます・・・なんて使い方をするつもりも無く、別に気が付いた人
だけにアピ-ルをするつもりだし、判らなければそれはそれ。

だからと言って馬鹿にしている訳じゃない。ここでこうして書くのだから。
ヒントは差し上げているつもりだし、ご自分で探して是非見抜く目を養って欲しいと思う

疑って掛かるくらいで大いに結構。何でもかんでも信じる・・・なんて事は言わないし
万人に受けようなんてのはそもそも考えていないし、マニアック大いに結構。

ただここ数年の花は随分と好かれているみたいだ・・・この作品にしても見て来た人には、比較的評判は良いみたいだ。

そんな気分で始まった朝。例のごとく自転車通勤。かぐやに事務的な事確認し、
教室の問い合わせのメ-ルへの対応の相談を受けたり、今後の予定などの報告などの
やり取りをしていると、キウイが来た。

すまないね、毎度毎度・・・昼ご飯もらった。軽くだけれどかぐやと3人で話をした。
常に確認。弟子で確認は出来るとお思いだろうが、第三者的意見も聞きたい・・・

人の意見は参考になるのでね。同意見なら安心感も生まれるだろうし、違ったのなら、
それはそれで1つの意見として聞く。

その後入れ替わるようにタピオカが来た。手作りのフランスパン持って・・・・
美味かった・・・・キウイと言いタピオカと言い有難い話だ・・・・

勿論同じように質問した・・・2人共、別に俺は変わり無いと言ってくれた。
ならこのままでも良いはず・・・

ならそれを標準とするなら、それを少しだけ変化を加えたい・・・ばれないくらいに。
気付かれ無いくらいに。

そのささやかな変化が隠し味と言うやり方になる。そんな訳で2人が帰った後、地味に
変化を加えた・・・・

その後、別件の教室の問い合わせの電話や以前作ったひまわりの女の人の作品を芸術本に
載せると言う話についての担当者さんから電話が入る。

今日はその後、ちょっと用事があったのだが中止になり帰宅。

目地の色を変えたい事もあり外枠だけやって見た。雰囲気変わったでしょ?

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愛媛さんモザイク12日目とキウイ教室

2008-01-25 00:11:31 | 世界遺産をみんなでつくろ!
10時からキウイ教室。何か久しぶりな感じ。それまでの間は作品作り。
必ず毎朝、パンを食べながら作品を確認する。後悔はしていないか?

やり残しは無いか?勿論作品作りに完璧なんて事は俺には無い。常に振り返りながら
昨日の分は今までにやったモノと違和感は無いかどうか?

そう言った点では何ら問題は無い。では今日は昨日のままで・・・・しかもバックなら
同じ事の繰り返しなのだから、時間が解決する・・・・

ただそれだけの事・・・そんな滑り出しだった。

そんな中、キウイが来る。改めて良く見ると確実に上手くなっているし丁寧だ。
コロってタイルは硬くてもろい。きわめて厄介なのに。

しかしながら外作品には定番のタイルであって、これがこなせるかどうか?で幅が代わって来る。しかも相談内容がより美しいのは・・・?こんな切り方?って言うような、

明らかに向上心とか美に対しての意識にも感じられる、そんな質問。
もう無難には・・・とクラッシュなんて事を言わなくても良い。

この作品が終る頃には相当腕を付ける事になるだろうね。
その後お昼をご馳走になって、お開き。

教えるとこうやって追いつかれる。だからこそ作家に戻った時には、良い刺激になる。
教えるとは場合によっては抜かされるかも知れない・・・との背中合わせ。

常に上にいたいのなら日々の精進と向上心、そして油断などしないように・・・
勿論子供教室だってあなどれない。今は上目線で教えていたとしても、10年後は

ライバルかも知れない。常にそう思う。

こんな話をかぐやとした。今日やれる事をやる。ただそれだけなんだけれど・・・・
結論はね。だからいつも通りだし、ただの確認に過ぎないのだけれどね。

他にめぼしい事も無く、淡々と1日が終る。




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愛媛さんモザイク11日目

2008-01-23 22:52:00 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝から雨。仕方無いか・・って歩きにして見た。傘を差しテクテク歩くと、車や自転車の
時には見えなかったモノが見えて来る。

多分、シジュウガラだと思うのだけれど(鳥の名前)、しばらくぶりにこんなに近くで見た
昔、子供の頃お寺さんや神社なんかに良くいたんだよなぁ・・・・

みんなには、何でも無い事なんだろうけれど年金もらっているお年寄りと同じような
生活。たわいも無い事に目を向けないと何にも楽しい事なんか無い。

増して雨なぞ降ったら来客なんかあるはずも無く、かぐやも今日は仕事。
また爆音で音楽でも聴くかな?ってな感じ。

セブンイレブンで例のごとく、パンとカップヌ-ドルと煙草を買って到着。

アトリエはすきま風がひどかったが、数日前に少し工夫したせいか幾分暖かい。
さぁやるか・・・今日は誰に来てもらおうかな?

んで選んだのがチャゲ&飛鳥。昔はチャゲの声が出たんだけれどなぁ・・・煙草で
やられちゃって高くて出ないや。

なんて調子良くやっていると、キウイから電話。後で来るって。おぉラッキ-。
人が来る・・・少し休めるのね。

かぐやと電話のやり取りでは、飯は5分、後はトイレとコ-ヒ-タイムしか無い。
さぼっているように思われるのは嫌なのでね。

例え煙草を吸っていても、モザイクから目を離すような事はしないし、次の手を考える。
ここに来たら、帰るまでモザイクなのだ・・・

すると2時になるかな・・・って頃にキウイがやって来た。ほんの数分だったけれど。
おにぎりをもらったのね。ご馳走様ぁぁ。

入れ替わりにかぐやから電話。特に事務的な事も無くたわいも無い話をする。
内容はともかく話の中で大事なのはモノの価値観。何を大事にし、何を好むか、何に興味
を示し、何を嫌うのか、何を犠牲にするか・・・

たわいも無い話の中から、確認しあう。面倒な話だけれどたった一言であっても、
どういう意味なのか?どう相手が感じるか?真意は伝わっているか?
それを面白おかしく語れるか?同じ事を数時間経っても言えるかどうか?

こんな事が何故必要なのか?それはお教室の先生も仕事の1つだから。
話す、聞く、教える、伝える、をモザイクをしながら出来るようでないと、何十人も
相手に何が出来ると言うのだ。

かぐやは随分と出来るようになっては来たが、まだ恥ずかしさが残っているようでね
少し突っ込みをきつくすると、もじもじしたりする。

生徒さんは何を聞いて来るか?そんな事は判らない。ある程度は予期出来たとしても、
突拍子も無い人もいる。たった3時間だとしても、早い時間につまずくと、

立て直しが利かないと結局へこんで終る事になる。初期の頃は何度と無くそんな事があった。そう言う事の無いように、毎日が練習。

教えるとは難しい。人の理解度、手先の器用さ、そして何よりオリジナルなので、サンプルが無い。だから進行状況に合わせなければならない。

声の掛け方、距離感、そんな事を練習するには電話は良い。画像が無い分、聞き取る力、
想像力、聴覚で気配を読み取る。

中々上手くはなってはいる。しかしながらモザイクをしながら自分の方から、お題を
振るって言うまではまだ行かない。

話の持って行き方や、枝葉を付けて話しを広げるなんて事まではね。

ただそうは言っても、お教室にやって来た時に同じ時間を過ごすと、頼もしくも感じる。
まぁ教える側の欲なんだろうが。もっと、もっとと・・・・

そんな中、愛媛さんの作品もいよいよバックに入った。もう考える事もそうそう無いし
そろそろなるの下絵も考えないと・・・・

イメ-ジは出来ているんだけれど、旦那さんをどう描くか?って感じかな・・・
ただ夫婦を描くのもありきたりなんでね。

猫2匹に夫婦・・・スペ-スが狭いからなぁ・・・・果てさて・・・


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愛媛さんモザイク10日目

2008-01-23 00:27:33 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日は3時からある仕事の顔合わせがある。決定では無いので顔合わせ。
久しぶりに朝から吉野屋さんで朝定食。銀シャリは良いねぇ・・・・

先進国の人達はこう言う生活しているんだぁ・・・って確認しちゃうよ、こう言う日は。
毎朝105円のパン1つで昼のカップヌ-ドル、夜はホカ弁って・・・・

良い修行になる。死にたくなければ働けって感じで・・・生きたければ抜け出せば良い。
抜け出せなければ死ねば良い。実力の無い者には死が待っている。

そう実力の無い者は死ねば良いって。俺もそう思う・・・・まさに追い込まれているのが
たまらない。自分を覚醒するには当然の環境・・・しびれるね。

日に日に追い込まれている気がする。クリエ-タ-の苦しみとはこう言うモノなのかぁ
ってつくづく思う。

それを思うと、タイル屋の楽だった事。18年できちんと人並みになれちゃうんだもの。
あの時はそれはそれで大変だと思った事もあったが、芸術家なんて果てしないモノを
選んだもんだわっ・・・あはははは

けれど、あのままやってても所詮、衰退する事はあっても成長する事も無く、先細りする
し、何より体力が無くなったら頭を使わない分、あっと言う間に終わり。

今は辛さや哀しさ、はかなさ、有難味、醍醐味・・・ありとあらゆる目に見えないもの達が、毎日、毎日入れ替わり立ち代わりやって来る。

タイル屋の時のように金と引き替えに先細りして行く人生よりも面白い。
生で人生ゲ-ムをやっているようだ。

400円の朝定食でここまで有難い・・・って感じられるのだから難民の人にでもなったみたい
車に乗って行ったんだけれど、アトリエの前はクレ-ン車がいるし、隣はブロックを
積んでいて、とても停められる状況に無い。

だからまた自転車に乗り換えて出勤。

この作品を作り終わるまでニッカでやると決めた。こいつを着ると18年間のかすかな
プライドが蘇る。サラリ-マンになった奴らが多かったせいか、こいつを着ていつか
見返せる人生にするんだ・・・って生きていた。

職人達に小僧なんて見習いは、お前の代わりはいくらでもいる。って毎日言われ、
ずる休みする兄弟子、弟弟子のとばっちりを受け、315日働いても、文句を言われ

結局18年やっていたけれども、良い事なんて何一つも・・・って言っていいくらい
思い出す事は悪い事ばかり。

最初の修行の場は8年で辞めて、次が数年。いつか親父を引き取らなきゃならないから
独立するまでに10数年・・・やっと独立したと思いきや、

す-と出会って、周りに比べられ卑下する事はあっても誉められる事なんて何も無かった
しかも俺もあいつを認めたし、日高氏もあいつを認めている。腕だけね。あはははは

だから悔しいとか、ねたみと言うより尊敬していた。実力あるって凄いなって。
そんなこんなじゃ明らかにタイル屋に未練は無い。

でもこの作品は例え室内であってもニッカでやる・・・って決めた。最後まで・・・

しっかし長いね、相変わらず。いつ終るんだかぁ?って感じ。先日natsuと話した時に
katsuさん達って遅いねぇ・・・って言われた。そうねぇ・・・。

俺にはタイルを切ると悲鳴が聞こえるんだよ。痛い、痛いってね。
己の失敗で無駄死にして行くタイルがいると思うと、失敗したく無いってね・・・

けれどそのタイルが、お前が上手くなると言うなら死ぬよ・・・って言うんだ。
だから何一つ無駄には出来ない。

そう張ると中々進まなくてね・・・って言った。

牛や豚、鳥も、で殺されて、肉になったら泣きはしない・・・なら俺には
同じ。これを作った人達の気持ちを忘れて粗末に出来る人達とは仲間とは言えない。

勿論、初心者の人達は楽しめばいい。あくまで仲間と言われる人達ならって意味。

そんな気持ちで続けていると、かんすけがやって来た。今日はビジネス。
去年の支払いの残りを支払った。ほら人生ゲ-ムみたいでしょ?あはははは
かんすけに先月分支払う・・・2コマ戻る・・・あはははは

勿論遅れた分のささやかなお詫び・・・・缶コ-ヒ-。
ほんの少しだけ話をした・・・たわいもないほんの笑い話・・・・

するとかぐやからそろそろ2時です。支度をしてまた車を取りに帰った。
車に乗り換え現地に着くも、何しろ様子もかっても判らない。

まだ時間前なのでかぐやに情報をもらい確認をし、相手の人数次第では参加してもらう
準備しておけと伝えて切る。

正門で仲介者さんと会い、顔合わせとお話が始まる。相手は1人だったので、かぐやの
出番は無し。一通りうかがって、後日連絡が来ると言う事になった。

その後また自転車に乗り換えて、アトリエに戻ると今度は日高氏が来る・・・・
ここの所マメだなぁ・・・まぁその内の1つは呼び付けたんだけれど・・・・

何かバタバタしていたが、9時過ぎまでやり、あしたの喜多義男を見る為に帰宅。

しかし飯田さんもきついドラマ作ったもんだ。この後見るのが嫌になる・・・・
しかし最後まで付き合わないとならないよなぁ・・・ここまで付き合っているのだから。

そんな中、松田龍平さん良いなぁ。渋くて良い役者さんだわっ。ハ-ドボイルドって
感じでお父さんの匂いがするわぁ。

ここまでは、俺みたいだわ・・・喜多義男・・・・









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