katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

亀有セブンカルチャ-の体験講座

2012-09-30 06:27:48 | モザイク教室
10時半開始。そんな訳でいつもの初老の日課・・・・草花と金魚の世話を含めると、
7時起床で9時にアトリエ出発でどうかな・・・?となる。

ただね、亀有まで何も無ければ車で30分。恐らく1時間前には着くだろうな・・・って
感じだったのに、お世話も積み込みもすんなり終えても、8時半・・・まっ良いかっ・・

行くか・・・と出発。案の定、何も無くすんなり到着したんだけれど、前回伺った時と
時間も曜日も違がった事もあって、地下駐車場にしか止められなかったのね・・・

するともうすでに結構な台数の車が止まってて・・・・あぁこの辺がエレベ-タ-に
近いんだな・・・って位は想像付いたので、なるべくその辺に・・・となる。

じゃ支度もあるし・・・と荷物を持って、エレベ-タ-に乗ると、えっ・・・そこは
止まりません・・・・って何?・・・・何で?・・・・

あっそうか・・・と判るのは3階の映画館に到着した頃・・・。そっか・・・10時から
しか開かないって事かっ・・・この3階の映画館だけが開いているのか・・・・

って事で車に逆戻り。ほぼ1時間待って、ようやく10時になり、今度こそ・・・と
乗り込むと、今度は止まったけれど・・・・ここは何処?このエレベ-タ-を降りた右側に

セブンカルチャ-はあったはず・・・あれ?と地図を見ると・・・・げぇぇぇぇ。
全く反対側じゃん。ここは大型の店舗だよ・・・ヨ-カ堂なんだから・・・・。

って事で仕方なく反対まで歩く・・・しかも大荷物。しかも開店直後。
店舗の店員さんが朝のご挨拶までご丁寧にしてくれて・・・全店舗でね・・・最悪だわっ

そんなこんなで到着した時は、ヘトヘト・・・受付の女の人に先生お疲れですね・・・と
言われ、その旨を話すと、それはそれは・・・って話になり、30分で支度。

そんなこんなの段取り・・・ただ受講者さんの4名が時間前にお集まりになって、
すんなり始まったのね。



何しろ仕上がりは良いのだけれど、山周タイルやエミリア。体験では硬い事、硬い事。
えっ切るんですか?・・・それは戸惑うのね。当然。

モザイクって分野は何もかもが不便なのね。例えば絵画教室だとしたら?
えっ筆使うんですか?とは言わないし、陶芸教室でえっ粘土使うんですか?これも無い。

料理教室でまさかの包丁使うなんて・・・これも無い。それは観た事あったり、
無くても大体知っていたりするけれど、モザイクって何?・・・からスタ-トになる。

だからいかにこの2時間で、タイルは切れる・・・私にも出来そうだ・・・そして
今後の本教室の説明、更にそこそこのグレ-ドで完成まで漕ぎ着ける事が大事になる。

さてさて・・・どうなる事やら。何しろ、成田、四街道、公津の杜、と3連敗している
セブンカルチャ-・・・・本講座までたどり着いた事は無いのだから・・・・。

一抹の不安はある。あれもこれも試したし、だからこそ最初からぺきぺきを使わない・・
そんな事になった。最初はぺきぺきの方が柔らかくて作りやすい・・・だから使ったが

のりちゃんのお母さんは山周タイルでコ-スタ-から始めて、最初は硬くて・・・となって
無理かな・・・と思ったらしいのに、柔らかいタイルがあるって聞いたんだけれども・・

娘から・・・って話でぺきぺきでもう1回作る事になって・・・けれど今では、色んな
素材を使っている。そんな事もあったので、山周タイルスタ-トにしたのね・・・

結局、柔らかいからやりやすいと思ったが、続けるとしたら硬いタイルが後から出て来た
時にどう感じるか?・・・と、逆に、最初から硬いタイルで後からぺきぺきが出て来た時

・・・そしてもう1つ。そもそも体験の人は硬いか柔らかいか?なんて知らないって事・・
全部、これらは経験値のある人達からの意見・・・なのね。だから問題はそこじゃない。

何故ならやる気に火が付けられれば、のりちゃんお母さんのように硬いタイルもなんのその・・・になるのだから。

さて、そんなこんなの教室は・・・と言うと、エミリアも山周タイルも切ったものもあり
時間調整も出来るようにしてあるから、無理せず進めて、無理せず終れるようになって

いるのだけれど、これがみんななるべく自分で・・・とそれを使う事が少ない。
それどころか、どっちかと言うと、難しいぃぃ・・・あれ・・・と良いつつも、

チャレンジぃぃって方ばかり。ただやはり体験教室の2時間は短いのね。
終わらなきゃ・・・と必死で、話をする余裕なんて無い・・・って言ってたが、

実はその話はとても大事なのね。だってもし本講座をする事にしたのなら、そこにいる
人達とやって行く事になるのだから・・・・。だから俺だって慣れたいのだから・・・

それを無口に淡々と説明だけして・・・そんな先生やっていけるはずも無いし、
だからと言って、おふざけだらけになるのも嫌だし、だから腕を知って貰って、

まずそこだけでも・・・・って感じを前面に出したから、展示作品にお花だったし、
サンプルもおふざけ無し・・・だからとてもちゃんと教室に見えるだろうし・・・

けれど、そうなると俺の存在がおふざけになる・・・そこで作務衣を着て行ったのね。
最近ジ-パンばっかりだったのね・・・金魚のTシャツで・・・・。

頑張ってちゃんと先生っぽくしたのね・・・ただあくまでぽくだけれど・・・あははは。
嘘は無いけれど、何しろ嘘っぽいじゃない?俺・・・・。何もかも・・・・

それがね・・・3人本講座が決まったのね・・・・初めて本講座へ・・・となった。
それをかぐやに報告すると、何か変わりますね・・・やっと・・・・って。

まっ・・・な・・・・。俺は体験だけじゃ理解されないからな・・・単なる間口であって
本当に伝えたいのは、その後・・・・映画も予告じゃ判らないようにね・・・・。

腕と教えるって技術、そして下地・・・いかに楽しんで貰うか?を1回2時間では、
ジャパネットの高田社長か、ト-カ堂のきた社長くらいしか、伝えられないのね・・・

相当な話術が必要になる・・・・暇ありゃ料理番組なんかも観る・・・何しろ伝える
なんて話術が満載だから、とても勉強になるのね・・・。

おっと話を戻して、サンプルとして先日のクマを持って行って説明をすると、
2名がそれでサンタでやりたいとなり、1名は鏡で・・・となる。

ただ決まったとなると、今月半ばから・・・となるから下地作りを・・・となる。
そんなこんなでアトリエに戻り、今後の事も考えると・・・・と、金魚の池の水変えと

アトリエ掃除・・・・となる。が、アトリエ内は3分の1程度までしか終わらず・・・
けれどしばらく、また出来なくなるだろうし・・・・本来ならモンゴルが終わって

するはずだったのに、何もかも先延ばしになっていた・・・やる事が多くてね・・・
しかも持ち出しばかりだしね・・・・仕事優先にしたくなる・・・

そんな中、初めて本講座に行ける・・・この気持ちの余裕だけで掃除する事にした・・・
きっと俺の掃除だから知れてはいるけれど・・・・やらないよりはマシくらい。

そんなこんなで夜半になった・・・けどまだ終わらない・・・

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タピオカ教室

2012-09-28 23:07:39 | モザイク教室
実は小タピオカがユザワヤ展にエントリ-したのね・・・・以前やったうさぎの時計。
それがね、子供の部って言うのが無くてね・・・・でもね、それがね・・・・



入選したのね・・・大人に混じって。凄いのね、良かったのね。
入選したって言うのは、つまり展示される訳で。21日に一緒に観に行く事になった。

さてそんなこんなのお教室。まずは内側に2本の下絵の線を発見。それについて聞くと、
タピオカにしては、かなりはっきり決まった事だったので、それは今日絶対張ってって

となる。すると引き続き真ん中のメインの小バラについて話し出すんだけれど、
大体こんな大きさ・・・と言うのね。さっきははっきりしていたんだけれど、

今はほぼ決定事項では無く、更にその暫定のようなメインの廻りに、更に暫定の小バラ
より、小さい小バラを散りばめるような表現をするのね・・・・こらっ。

暫定に暫定を重ねる・・・おかしくない? だってね、決まった事に合わせて行くのなら
その次はそれに合わせるだけになるけれど、暫定が2つ続くとなるとね、

そうねぇ、まず簡単に言えば小バラと言えどメイン。メインって一番大事なものじゃない?そうなると、ここは十分それが作れるだけのスペ-スを開けたくなるでしょ?

じゃ暫定で大きく開ける。じゃ大きくってどの位?ここなのね。何を基準に?
それがね、タピオカは大きくは嫌だったんだろうね。だからなるべく小さく・・・・を

基準にして、小さくって前提で本人の思う小さいながらの限界の大きく・・・となる。
じゃ比べて見ようか?まず心配だから大きく・・・とした前者の場合。

もしそのスペ-スにスペ-スよりも大きいバラになっちゃった場合、何もかもが予定が
ずれる事になる。つまりそうはしない・・・と決めてあった事になる。

これを前提にタピオカに戻ると、小さくしたい前提で、もし出来ないと困るから、
ギリギリ大きく、それよりも・・・って大きくしたつもりなんだろうけれど、

もしその判断が間違っていたとしたら・・・?だって何も描いて無くて、しかもタイルを
切ってもいない・・・なのに、その後に出て来る小バラは更に小さくなるのが、

決まっていて、・・・・つまりこのままで始めたとしたら・・・・。
もし外側の小バラから始めたとしたら、恐らく一番小さくても2cm程度かな・・・?

そうなると両サイドに入るのだから、当然4cmは取られてしまう事になる。だだね・・・
これがもし5mm大きくなってしまうと、5cm取られる事になる・・・。たった5mmと思うが

両サイドなんだよ?そもそも最初に思い描いた事と比べると、なるべく小さくしたい。
そんな人が、残りスペ-スとして少ないのに、1cm変わった事になれば、予定とは

大きく変わってしまった・・・と思うだろうね。それなのにメインはもっと狭くなった。
そのメインの狭さの中に、更に窮屈に作るようになれば、作れただけでグレ-ドは下がる

つまり出来た作品は、小さく出来た・・・そう小さくだけを念頭に置いた結果となる。
そうじゃなくて、小さいと言えどメイン。メインは主役。まず主役をグレ-ドを下げない

つまり大事なのは、まずタピオカの考えるメインのバラを描く。そしてそのバラの
グレ-ドを下げなくて済みそうな一番小さくなるパ-ツがきちんと切れるかどうか?を

観る。それを見てからメインの大きさを決める。それを確認した上での大きさが、
タピオカがグレ-ドを下げずに出来る、一番小さなメインのバラとなる。

そしてこれに合わせて、最低4cm以上の確保・・・ほら、何だかとても難しい事を
していた感じしない?所詮、暫定だから、上手く行かないと暫定は大きくなるって事。

しかも逆にメインが大きくなってしまった場合、無理やり外側の小バラを作ろうとするか
、やっぱり辞める・・・・となる可能性もある・・・。

モザイクは時間が掛かるから、こんな事になったらガッカリ感満載・・・
まっこの説明で1つは解決。そんな中、キウイがやって来た・・・・

では丁度良いから、キウイにもう1つある問題について聞く事にする。
ねぇキウイんちのレ-スのカ-テンでさぁ、何か生き物を捕まえるとしてさ、一体何が

捕まえられると思う・・・?げぇぇ、何て質問すんのかな?って顔していたんだけれど、
えっと・・・かなり小さいものまで捕まえられると思う・・・・って。

じゃあそれを前提に、タピオカのレ-スは?って聞くと、カブトムシ・・・って。
だよな、メスなら抜け出しそうだよね・・・。



さっきタピオカがレ-スの目が粗い・・・って話をしていてね、それをキウイに表現して
貰ったのね・・・ついでに言えば、レ-スのカ-テンのイメ-ジならてんとう虫くらい・・

って言ってたのね。そうやって具体的にイメ-ジって言うのは考えるのね。
それによって、じゃこの位かな?であって、これも暫定に過ぎないのね。

たださっきの暫定とは全く違うのね。つまりこのレ-スの話は、すでに骨格としての
レ-スは張ってある。だから、これをベ-スに枝葉を付ければ、目は細かくなる。

ほらね。つまり例え暫定だとしても、骨格になる暫定はある。それを張って考えるのなら
こうして先に進む事が出来るのね。でも、失敗を怖がったり、何と無く決めてしまったり

後回しにしてしまったり、・・・こらこら。大事なものは1番最初に確保。
その確保も描くだけは描いて、確認して確保。そうすれば大きく崩れる事は無いのね。

何しろタピオカは心配性だからね。タピオカは先輩だから、同じ心配性のアルルの
母ちゃんに見せてやって欲しいのね・・・・こうしてやるんだよ・・・ってね。

タピオカが見せれば、動く人はいるだろうから・・・。
ただ今までとは違うのね・・・タピオカは・・・だってまた進んだのだから。

大作にきちんと向き合っている・・・・きちんとね。

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リピ-タ-さんダブル教室

2012-09-28 08:05:49 | モザイク教室
前回の宿題に金で文字を作りたいのなら・・・練習したパ-ツを持って来て・・・
そんな事があって・・・・



右側が成功のパ-ツ。1cmタイルがえぐられているのが判るでしょ?
これは非常に難しい。どんな感じか?って言うと、前回アトリエで練習をした時は、

1枚も成功しなかった・・・・。それが練習によって成功パ-ツがこうしてある。
ただ当然のように失敗はそれよりも相当な数がある。

要はこの確立の悪さをもっと上げる・・・それには練習するしかないのね。
ただこうした失敗のタイルは死んで行く・・・真の成功とは、こうした失敗の上に

成り立っているもので、実は今までのパ-ツの難易度とは全く違うものなのね。
そうね・・・例えば、昨日の比喩の続きのようだけれど、そうね、じゃあ、

はいこれ・・・食べてぇ・・・って近所で貰ったみかんがあったとする。これなら
子供でも勝手に剥いて食べられるだろう。では、これが山形のさくらんぼだったとする。

そりゃ高価だよね・・・でもこれも勝手に食べられる。でもさっきのようにバクバク
食べる事は出来るかな?・・・・もしそれが何らかの理由で自分で買ったとしたら・・・

こうしてシチュエ-ションを変えた時に、えっ・・・ってそれは変わるでしょ・・・と
思った人なら、高価なものならね・・・とプレッシャ-を受けた事になる。

けれど変わったのは高価なだけで難易度は無い。子供でも1人で食べられるのだから。
つまりこの場合、ただ張るだけなら金が高価であっても失敗は無いのだから、

別にお金だけの問題。更に単なる○、単なる4分の1、・・・と難易度が変わって
失敗の確立が上がって行くと、当然全く切れずに失敗ばかりとなったら、

左側の使えないパ-ツだらけでは、成功するのに一体いくら掛かって、何個必要に
なるのだろう・・・?となる。

ここなのね。この例え話でそうですよね・・と理解された場合は、難易度を克服するには
プレッシャ-が必要で・・・の話で、何が大事なのか?が伝わった事になる。

つまりこれで理解された場合は、俺のタイルで練習して・・・となる。
こう言うやり方は、ステップアップ的な話で、紅白戦、練習試合、地区予選、甲子園・・

こんな感じに上がって行くようなやり方になる。段々と順番にプレッシャ-が掛かる。
そんな感じ。これがお金ではプレッシャ-にならずに、良いです、いくら掛かっても・・

の場合では、何を切っても、高価だろうが安かろうが一緒。これでは全く変わらないから
さっきの例え話では、何にも伝わらない・・・

むしろ自分で購入したタイルの方が気が楽・・・これではそう楽を選んだ事になる。
こんな場合は、アトリエでやるよりも、自宅の方が進むんですよね・・・って

言うだろうね・・・。つまりほぼ俺は邪魔になった事になる。
これが同じ邪魔でも、あっ・・・いけない・・・あっ・・・っていちいち自宅で、

1人でノリツッコミのように、俺に言われた事が出て来た場合、俺はそこにはいないけど
そこにいる事になる。だから失敗が少なくなるし、確認しつつ進んだ事になる。

それがいなくて楽になり、プレッシャ-から解き放たれた・・・って感じなら、
伸び伸び出来るから、アトリエよりも進むだろうね。あはははは。

そう言う点では、それらも全部ご理解された上で、前回の宿題は気が重くて・・・
難しいわ、進まないわ・・・の連続で・・・しかもこれだけしか成功しなくて・・・

と言うのだけれど、俺が成功と振り分けたパ-ツを、これもこっちが失敗してて・・・
ここが・・・と成功と見なしても、まだ取り締まるのね。あははははは。

どんだけ上手くなったんだかぁぁ・・・って感じなのね。そもそもが、1枚も成功が
無かったのに、それをもうすでに目が肥えてしまったから、取り締まりも厳しくなった。

そこで、今はそんなに欲張った気持ちにならなくても良い・・・って伝えたのね。
結構出来たかも・・・でね。出来なかった事が出来たのだから。

後は慣れだから。けれどそれもこれも、金が使って文字がどうしても作りたい・・・・
これがあったから、特訓みたいな練習で切れるようになって来た訳で・・・。

これだけ失敗すれば、気持ちもへこむもんなのね・・・でも良く頑張ったと思うのね。
だから、進むパ-ツの4分の1のバックなんて言う部分もあった訳で・・・宿題の中に。

全く進まない状況ではやってて悲しくなって来る・・・けれど、それを進みつつ少しだけ
チャレンジする。しかも、自分の気持ちも良く判って・・・ね。

私、今日へこんでるなぁ・・・こんな時に特訓をやっては、余計にへこむ事にもなる。
それを気分の乗っている時なら、少々へこんでも大丈夫って思う人なのか?それとも、

へこみついで・・・とチャレンジするのか?それは自分次第なんだけれどね・・・あはは
いずれにせよ、素材の良さだけに任せない。腕って言うのはこうして上げて行く・・・

そんな1つの例だと考えて貰えば良いのね。更にこんな話があって、月の中にまだ
アイテムを増やそうとしていたんだけれど・・・やっぱり辞める事にしました・・・って

言うのね。そこでどうして?と聞くと、この狭い中では窮屈になりそうだから・・・
おぉ、良いんじゃないぃぃ。前向きの撤退。

これが同じ辞めるにしても、やっぱり面倒だから・・・こんな表現なら楽をした事になる
それなら、辞めてはダメ・・・と言っただろう。

意味が全然違うのね。方や前向きの撤退。方や後向きの撤退。
もし後者だとしら、じゃあ月は黄色だよね・・・じゃ黄色で変わった形をいっぱい切る?

って言ったとしたら・・・色は全く変わらないのだから、特に問題は起こらないはず。
つまりここでえっ?と言ったら、楽を取りました・・・って事になる・・・。

ここも1つ勉強になったはず。つまりアイテムを増やして行く・・・段々と・・・
こんな場合は、段々と余白は少なくなって行くはずなのね。

その狭いスペ-スに出来る事は限られて来る。それを出来る事とやりたい事の判断となる
つまり増やす事よりも減らす事の方が難しいのである。

この意味も理解されたのも大きい。最初の話は目に見える判り易い事。つまり切る行為。
そして今度のは、何もしていない・・・つまり構想の話。

今日は2つ出て来ちゃった事になるのね・・・そんな中、帰り際の表現に、今度の自宅は
気が楽になっちゃったから・・・練習しても良いですかぁ・・・って。あはははは。

まっ無理せずどうぞ・・・なのね。

そんな中、台湾から・・・って方いらしたでしょ?勿論、日本人だけれど。


本当はこの秋に完成して、お父さんのコンサ-トに飾られるはずだったんだけれど、
色んな事情が重なって、夏に開かれてしまって、間に合わずに来年に使う事になったのね

そんな訳で台湾からこの作品を持ってアトリエに・・・って話。もうそれだけで、
お疲れ様です・・・なのね。

それでは内容となるけれど、凄いね、良く頑張っているのね・・・しかもグレ-ドも良い
そんな中、2人で当然批評なんて事もある。生の作品をお互いが観る。

やっぱり生は良い・・・お互いが健闘を称える・・・大変ですよね・・・この言葉も
重みがある。何しろ大変さが判っているのだから・・・。

そして、こんな事が良い勉強になる・・・相席って・・・って言った意味が判った気が
します・・・って言うのね。そうなのね。

実は先に予約があった魔女の人は、台湾から・・・の話で気を使おうとしたので、
遠慮無くいて下さい。きっと良い勉強になるから・・・お互いに・・・。と言ってあった

きっと半信半疑だったんだろうけれど、いつもとは違う刺激があったと思うのね。
2人共に良い事だったと思うのね。中々観られないからね・・・お互いにね。

さてそんな訳で、後半のお教室なんだけれど、一番上のねじを巻く所が不安で・・・と
そこをやりに来たんだけれど、ここのパ-ツにもさっきのえぐるってパ-ツが出て来る。

これが中々切れなくて・・・へこんでいたのだけれど、この方の場合、何しろ遠方。
ここは手伝うしか無い。何しろ次、いつになるか?判らないのだから・・・。

いかに困らないように進むようにしてあげるか・・・となる。
ここは大丈夫?材料は?・・・時間はどの位?・・・ほとんどお世話って感じになる。

そんな中でも、いつもネットで見てくれているらしく、勉強になる・・・って言って
貰えて、あぁちゃんと届いているのね・・・と思うと、ちょっと救われる・・・

遠く離れていても、読み取る力があれば、色々と指導を書いているから、何かの役に
立てば・・・とも思っている訳で・・・。勿論、遠方の人にも・・・。と。

だから、モザイクを・・・やっている人には詳しく技術論を展開している訳で・・・。
盗む気ならどうぞ・・・と。惜しむ事無く。

中々来られない人にも、多少なりともkatsu教室風味くらいは味わえるように・・・。
だから、良い事だけでも無いし、悪い事だらけでもない。

本気でやると、楽では無い・・・ってだけ。勿論、楽しむモザイクって言うのなら、
それはそれで大いに結構。きちんと楽しい体験教室もやっているのだから。

ただリピ-タ-になると、こうしてグレ-ドを求めるようになるから、どうしてもハ-ドルが
上がってしまい、厳しくなってしまうのね・・・ただ厳しく感じるか?感じ無いか?は

本人が一番判っているんだろうけれど・・・。そう言う点では、台湾から・・・なんて
有り得ないような遠方から・・・とても有難い話である。

突っ込まれないように・・・近隣からも有難いですよっ・・・あはははは。
いずれにせよ、俺もそうだけれど、良い刺激になったのね・・・2人共。

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のりちゃん親子教室

2012-09-27 00:41:06 | モザイク教室
何だか急に涼しくなっちゃったね・・・アトリエの池の温度もちょっと前には、
28度とかあって、それがいつしか22度・・・そしてついにもう18度・・・・

いきなり厳しい状態なんだけれど、それが何とか無事なのね・・・今の所・・・。
ただこれが池の水の温度だけじゃないのが、外飼いの大変な所なのね・・・。

暖かい時は、草花も元気なんだけれど、当然秋に向かっているじゃない・・・すると、
草花も枯れたり、しおれたりするじゃない・・・それに伝わって池の水が外に流れ出す

なんて事も毎年あって、けれどそれが何処から抜けたんだか?判らない事が多くて、
きちんと止まるまで時間が掛かったりする事も・・・。現在そんな感じなのね・・・。

さてさてそんな中、お母さんから。それがまたまた拾いたくなるような話から・・・。
何だかちっとも進まない・・・らしいのね。

それが、理由としては楽々やろうと思ったのに、大きく立派な下地を作って貰ったから、
・・・・って言うのね。確かに理由の1つとしては、それもある・・・けれど・・・

ではアップ。


前回サ-クルで○で目やほっぺなど、狙って切るような大変なパ-ツで進まなかったのも
事実だけれど・・・。良く見れば判るのは、まず体験教室の時のように、拾ったパ-ツは

1つも無い。しかし本人は気楽な感じでやるつもりだった・・・・なのに・・・・
それは一番は何よりもサ-クルのみんな・・・・何しろあのサ-クルの成熟度は半端無い。

何しろキウイとタピオカがいて、初心者がアルルの母ちゃんにのりちゃんにお母さんの
3人なのだから・・・そんなモザイクに囲まれたら、知らず知らずに拾って入れるなんて

やるはずは無い。みんながみんな連鎖となっている。そして何よりもグレ-ドの良い
モザイクを常に見ていれば、意識する事無く、無意識の中で自然にやってしまう・・・

脳はあんな風に・・・と。良く良い物を見せる・・・なんて表現を子供の時に、
テレビの向こうの人達が言っていたが、実は美術館などにわざわざ行かなくても、

こうした身近にあるものなのね。しかも、子供のダンス教室のように特訓じゃないから、
泣きながら・・・とか、大汗かいて・・・って事は無い。

まっあるとしたら、心にシュ-ルに冷や汗・・・・そんな事はあるかも知れないけど・・
あはははは。それをベ-スと考えて、全部が狙って切ったパ-ツだらけ・・・となれば、

作品を見なくても、文字だけでグレ-ドが上がっているのが判る。
方や拾ってラッキ-が入った作品、方やすべてのパ-ツが狙って切った作品・・・・

では比較する。前者は何回楽をした?・・・後者は一回も妥協無かったら?
もう誰でも判るでしょ?つまりこの作品は遊びと言いつつ、本人の意識も薄い中、

きちんとした作品になってしまっているから、進まなくなってしまっているのね・・・
それが良い例で、帽子の濃い紐のような部分良く見て欲しい。ただ単にクラッシュで

良いはずなのに・・・正三角形の繰り返しなんてやっている・・・こんなきちんとやれば
サクサクなんて進むはずが無い。しかも帽子に影まで意識するようになった。

ぺきぺきで大きくクラッシュ・・・時には拾う・・・それをすべて自然に辞められた。
まさに俺のタバコみたいなもん・・・自覚らしきもの無しですんなり・・・

ただ俺の場合、それを金魚にした自覚はあるんだけれど、お母さんが今後息詰まる事無く
続けて貰うには、お気軽モザイクの作り方教室を開かなくちゃならないのね・・・。

理想はさくらのせがれのようなグレ-ドも良いけど、8時間で1作品完成みたいなね。
それが出来るようになれば、季節モノみたいなのを軽く楽しめるはず。

いずれにせよお母さんのこの作品、かなり今後の展開が面白い作品になる。
ただお母さんには言ったが、前作と違い、デフォルメした絵である事、オリジナルでは

無い事、そしてぺきぺきな事、すべてを総合すると、可愛い仕上がりになる。
何処まで行っても、最高な称号はそこに凄くが付いて、凄く可愛い・・・になる・・・

前作のように、同じ凄いが付いても、前作のような格式や気品のような評価は得る事が
難しい。ここをきちんと意識を持つ事なのね。

前作ののりちゃんと同様で、今回きちんと目的意識を持って取り組むペキペキモザイク
・・・・と銘打ってやれば、いかにぺきぺきタイルを切りこなす事が出来るのか?になり

色々な形にチャレンジする事。そうするといつしかぺきぺきのバリエ-ションが増える。
その腕を持ってして、1日でやり切るモザイクをした時に、それこそが腕のある遊びの

モザイクとなる・・・。でも、ちょっと遊びのモザイクもして貰いたいなぁ・・・とも
思うのね・・・ほら年度末が近くなると、ハロウィンもクリスマスもあるし・・・ね。

いずれにせよ、とても楽しみなのね。さてそれではのりちゃん。


今度はお母さんとは逆で、前作より1cmタイルやガラスタイル、そして今日の金色と、
素材のグレ-ドも上がっている。そして更にお母さんと同じように、初めての素材で

丁寧に色々な形にチャレンジしている。すると、完成は可愛いものを目指しているようだが、実は前作の作品とは違う着地になるはず。そうね、やはり格式や気品なんてものが

自然と加わって行くのね・・・素材が連れて行ってくれるから。ただ単に素材に頼ると
上手くはならない。常に問われるのは、どう切れるか?どう張れるか?なのね。

1つの例だが、では魚と例えよう。今釣れ立ての魚を刺身にして・・・と頼まれた。
そうね、じゃアジ。三枚におろせるかな・・・?出来るわよっ・・・ですよねぇ。

そう貴方は出来る人。えっ・・・今、驚いた貴方。そう、その貴方は無理ですよね。そう技術もいるし、慣れもいる。経験値の問題になるよね・・・

じゃ、その出来ないって言ったお母さん子供さん・・・

包丁持って、アジを叩いて、叩いて、叩きまくってこなごなにして・・・
はい、ネギかけてなめろうの完成。出来そうでしょ?これがクラッシュのモザイクなのね

つまり前者の包丁使いはテクニックがいる。それがモザイクでは、狙って切るのだから
○、△、ハ-ト・・・となる。つまりなめろうはランダムのクラッシュ。

意識するかしないか?出来る事は何で、出来ない事は何か?上手くなるって言うのは、
ある程度行くと、その判断力になる。

出来ない問題を解けるようにするのは勉強の基本だが、テストで点を取るって言うのは、
いかに出来ない問題かどうか?を一瞬で判断し、次に進むか?そして最後までたどり着き

パスした問題に取り組む、ある意味能率効率が主体となる。こんな事と同じようなもので
意地で出来ない事に突き進み、出来なくて心が折れそうにならないように・・・・

辛いと思ったら、逃げ場所を作って置く。これなら出来るってゾ-ン。
それを踏まえてのりちゃんのモザイク・・・・まだ1箇所しかクラッシュは使っていない

しかもそのクラッシュはガラスタイル。初めての素材ならそれも良し。
なるべくクラッシュと言う技法を温存出来れば、困った時のなめろう作戦も効果的なのね

メリハリにもなるしね・・・きっと完成すると、自分でもビックリする作品になるはず。
これも楽しみなのね。

ってそんな中、俺は・・・とんでもなく地味に・・・





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新作だるま作品作り

2012-09-26 01:58:38 | モザイク作家
今日は一日丸ごと作品作り。昨日はサンプル作りの悩みだったが、今日は作家として。
ただ赤い部分を進める・・・そうなると、特に新展開らしき事は無いのだけれど、

こんな時の余裕な時間に、大きなコンセプト的な事を考えたりする。
それによって、余白・・・つまりバックはそうなると・・・こんな感じかな?と

手掛かりにする。いつものように、必ず表向きなものと裏の顔を持たせたい。
例えばさしがねは計る、のこぎりは切る、げんのうは叩く・・・と置き換えると、

建築の道具がいつしか、商売のやり取りの用語になったりもする・・・・
例えば、値段を叩かれた・・・・みたいにね。

そうすると、だるまの赤は我慢の限界・・・そんな顔にも見えたりもする・・・・
そんな事から裏アイテムも揃っては来た・・・・

大工さんの7つ道具の1つの墨つぼの言葉は入っていなくて、ノミだけは手に持っていて
出来ればキャド・・・って言うのが、手描きの頃の雰囲気に見えてくれれば、

実に良いんだけれど・・・。何しろそろそろ小話をまとめないと、だからバックは・・・
と具体的にどうするのか?が決まらないから・・・。

そんな中、かぐやにサンプルを庭で撮って・・・と言われて、


こう言うのが大事らしいのね・・・・そんなもんなのか・・・・って感じなんだけれど、
きっとそうなんだろうな・・・。


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昔馴染みのお母さんがやって来た

2012-09-25 00:42:25 | モザイク教室
と、その前にサンプルの続き・・・・気持ちが削られていくのね・・・サンプル作りは。
何しろ、作家katsuとサンプル作りは全く反対の趣旨な訳で・・・。

方や作家katsuは人とは違う個性的なものであり、真似を出来ないようなもので、
凄いは当たり前で・・・・となり、サンプル作りはみんながやれるもので、難易度を

上げずに、またやりたくなる・・・そんな提案の出来るもの・・・となる。
そんな中で、今日もあぁでもない・・こうでもない・・・となる・・・

暗礁に乗り上げた感が満載だった・・・それを昨日の指導の中でのシンプルとは・・?
の、自分の指導を当てはめた時に、今まで色は使った繰り返し・・・・って事から、

色合いは決まった・・・そんな事を1つ1つ掘り下げて完成・・・とは言うものの、
色々な事を踏まえて今回も作っては見たが・・・・良しっって達成感よりも、

これで良いのか・・・?本当に・・・とやり残し感たっぷり・・・そんな感じ。
ただ楽しみなのは、この後にすぐに聞いたかぐやの感想と昔馴染みの感想・・・

実はいつものように恐らくこうなるだろう・・・って言うのは用意してあって、
1つはもし2人が凄い良いって言った場合、俺の感想が単に思い違いとなる訳で・・・・

何しろ方や弟子。最近の俺を知らないはずが無く、モザイクの技術論も理解している。
方や昔馴染みはかぐやの知らない頃から知っていて、けれど数年会っていない・・・

こう言う違う環境の人の意見が一致する・・・これは信憑性が増して来る意見となる
可能性がある。なのに、作った本人だけがそうで無いとなると、体験者は俺では無いから

満足度があったと判断してくれるなら作り手の俺のエゴとも言えるかも知れない・・・。
次はかぐやが良くて、昔馴染みが、ん・・・って場合。

こうなると、今度は技術論などが入ったとも言える。つまりこれが初心者の難易度として適正であるか?とか、大きさ、値段・・・ただこの場合、お客さん目線では無く、

主催者の目線とも言えるかも知れない。むしろ拾うべきは昔馴染み。
モザイクは体験程度しかやった事は無い。だから確実にこの下地を使うような人である。

その人が、ん・・・となると、それは問題が山積みになる・・・
そうなると、今度は俺の感じた事は、そう言う事を踏まえて感じたとも言える事になる。

では逆に、かぐやが、ん・・・となって昔馴染みが良いって言った場合。
この場合は、俺もかぐやも単なる思い込み・・・となっても良いだろう・・・つまり

体験者に一番近い昔馴染みの意見が一番体験者に近い意見なはず・・・・。
それか逆に、経験値ある2人が、ん・・・なのだから、経験値の少ない昔馴染みが

何らかの判断の誤りがあるのか?・・・・いずれにせよ、こんな事が考えられる・・・
そして後は全員が、ん・・・となったり、更には最後は単なる好み・・・こんなオチ

そんな事も起こり得る事の1つとも考えられる・・・さてさて。

そんなこんなのやって来る少し前に、かぐやに感想を聞くと、悪く無いんじゃない・・・
となる。実に判り易い反応である。かぐやは日高氏と同じくらいはっきりしている。

本当に良いと感じたら、良いぃぃぃって歓声を上げているね・・・つまり悪く無い・・・
そう凄く良いじゃなくて、凄く悪く無い・・・こんな表現にも当てはまらない、

最低ラインはクリア-程度の反応だった・・・こんな感じなのだろう。
そう感じたのは、単なる歓声を上げなかっただけでは無く、何処がどう悪く無い?の

質問に、コロが可愛い素材、中心部のクラッシュがモザイクらしい・・・ここ。
そもそもコロの素材の淡さは確かに俺の所に来る生徒さんには受けが良い。

だからかぐやの意見は上乗せになり、その通りなのだろう。ただその後の中心部・・・
の話。実はそれはどうかな?って事。岐阜に行って知っているはず。

そもそも大抵のモザイクは切らないドットア-トが多い。つまりそう感じたのは、
俺発信のモザイクから言うと、切る行為の中で一番簡単そうに見えて、一番シンプルに

見えた・・・かぐやにはね。でもキウイを始めタピオカ・・・と経験者はクラッシュが
難しい・・・と言う。ただここも良く聞くと・・・・ペキペキ以外のタイルの場合・・・

なのね。つまりぺきぺきの場合、大きいタイルをランダムに・・・だから、メリハリが
出しやすいが、小さい場合、どう切れば良いのかな?・・・となり、難しく感じる。

つまり経験値のある人が難しいと感じるものが、初めての人にはどう感じるか?となる。
ではリピ-タ-さん達の最近の作品を思い出して貰いたい・・・。みんな4分の1とかを

スイスイと切っている・・・その人にランダムにクラッシュ・・・と言うと、若干
戸惑っていたりする。つまり○、□と決まった形は目指す事が出来るが、任意って言う

のは、決まった事をする事が出来ないので、経験値が必要になる・・・
そこで戸惑ったりして、考えてしまうから立ち止まってしまったりする事がある・・・

ここを考えると、ひょっとしたらかぐやは完全にkatsuの教室はこうである・・・って
言う考えを固定観念のように持っている・・・だとしたら一体、何があるのか?となる。

実は恐らくかぐやの中では、カルチャ-教室はお洒落が一番大事と思っているのね。
俺もそれを受け入れて何度も試みるが、かぐやに合格を貰えた事は1度も無い。

しかも、受け入れないとも取られている・・・そこで今回は前回の公津の杜のサンプルも
踏まえて、考えて見た・・・前回の鏡のサンプルは生徒さんには良い反応を貰っている。

がしかし、俺は四苦八苦でやっと出たサンプルで、とても良いとまでは行かないもので、
当然、かぐやも俺も、今までの中では良くなった・・・そんな程度だった。

何故なら理由は1つ。お洒落じゃないから・・・そこで以前、かぐやにお前のお洒落を
聞かせてくれ・・・と言うと、良く聞く単語が並んでいた・・・・では逆に俺は?と

言うと、世界の国宝級のようなもの・・・・つまり神々しいもの・・・・
全く出会うはずの無いものである・・・だからかぐやと意見が食い違うのだった。

そこで是正を重ねて、もっとカジュアルに・・・って俺の考え方を封印すればするほど
俺らしく無い・・・になって行く。では俺らしいとは何か?・・・それはおふざけ。

それが大作の場合、きちんとした割合の中におふざけが少々になるが、小物では
大きくおふざけになってしまう・・・それが良くも悪くも出てしまう事・・・・

さっきは神々しいものだったのに、次はおふざけ・・・・とても極端である。
つまり前回のサンプルは、神々しさもおふざけも無い、普通を目指すがテ-マだった・・

単に個性を消すだけ・・・だから花で、ありきたりになった。個性は意地で通のみが
判る同じ事の繰り返しのパ-ツ。つまり切る技術のみをプライドとした・・・・

何ともお粗末な話である。それを踏まえて、すべての考え方を一掃する事にした・・・
ぺきぺきは柔らかくてつかいやすいから、体験で・・・。これすらもね。

それを試したのがキ-ホ-ム。ぺきぺきと山周タイル・・・経験者は固いと言い、
初めての人は、初めてだからそれが普通と思い、特に苦労なく切っていた事・・・

それとのりちゃんのお母さん。山周タイルを固くて無理・・・と言って諦めかけていた。
しかしながら、ぺきぺきに切り替え、今ではあの作品。

つまりやる気になれば、固さは関係無い。しかもそれをクリア-すれば、何でも出来る。
ではカルチャ-教室に通う人はいかがなものか?入会費など色々払って、やって来る・・・

と考えると、本講座に来るような人なら、目的意識ははっきりしているような気もする。
勿論、何と無くって人もいるだろうが・・・。なるべく思い込まないように・・・・。

そんな中、かぐやが以前作ったテディベアのモザイクが良かった・・・と言う。
そこできっかけとして受け入れた。つまりお題の普通さ。やるやらないはともかく、

可愛いって趣旨に当てはまるから。そこに素材を可愛いってコロを選んだ。
つまり可愛い繋がり。そしていつものおふざけをしない事で、より普通になった。

つまり普通のテディベア。更に文字。自分の字は捨て、本に載っているようなものにして
更に色も同じ・・・何もかもが普通になった。そして俺色は消えた・・・

さてこれを昔馴染みはどう観るか?実に面白かった。katsuらしさが無いけど、良いと
思うし、きちんと売れば売れちゃうと思う・・・とまで言うのね。

そこで、これは教室のサンプルだよ・・・と言うと、なんだぁそれでか・・・と言うのね
つまりかぐやと同じで、katsuらしくないと言ったのはそこだったのね・・・って意味。

ではそこって何処?らしくないのは何処?それが地味・・・つまり色だった・・・。
昔馴染みはkatsuの初期を知っている・・・初期の作品を見れば小キウイも言うセリフが

ある・・・それは、katsuさん切って無い・・・そう当時はドットア-ト系だった。
つまり今回は昔に戻ったように見えるのね・・・単なる四角のタイルを張ったように・・

ここで何が判るか?つまりかぐやはふさふさ感を出す為にクラッシュで仕上げた方が
良く見えて、しかもクラッシュは簡単で、更にkatsuらしいと思っている・・・

そして昔馴染みは、四角であるモザイクは見慣れているはずで、見ていたのは色だった。
つまりこれをやる人は、色がメインでクラッシュのように切るのが難しく見えて、

四角は切っていないもの・・・と判断する可能性があるかも・・・となる。
何故なら、四角は切ったように見えないから・・・。タイルは四角と思い込み・・・

更に今までなら、ウエルカムに文字もするのだが、あえてガ-デンにしたのも、理由が
あって、まずは外の庭に置いて貰えば良いのは確かに良い。そこも狙いだけれど、

ウエルカムって普通は外にあるべきな気がすんのね・・・でも大抵部屋の中。
実はこのイメ-ジの中では、マンションのベランダ・・・ここも含まれていたのね・・・

プチガ-デン。園芸が流行っているのも本屋で確認したし、それも踏まえてプライド無し
で、テディベアの可愛さ、コロの素材、園芸人気でガ-デン・・・ほぼ人任せ。

しかも普通。これなら失敗してもきちんとした失敗になる。おふざけが一切無いから。
これが普通の監督の失敗の仕方。実は采配と言うのは、誰もがバントと思う時、

奇襲を掛ける・・・まさか・・・とね。それには、確実にこいつはバントしか無いと
思わせる必要がある。前フリにね。何度も何度もね。

ただもし失敗すると、どうして?となり、叩かれる。これが良い事と悪い事は背中合わせ
と言う事になる。ハイリスクハイリタ-ンなのね。

そうなると怖いな・・・って場合、安全に行けば、確実なものを選び結果が出なくても
世論は仕方ないな・・・となりがち。つまりこの考え方が保守。

革新は今までとは違う・・・とやるのだから、奇襲。では俺は?どっちなのかな?
まずはきちんとしたバントを決めたいのね・・・きちんとね。

奇襲から始めると、着崩しでは無くだらしなく見える・・・だからまずはバント。
つまりここの俺って言うのは、展示作品では花であって、山周タイルでなべしきで、

テディベアで・・・上手く行けば、プチおふざけ程度なら、次は出来るだろうが、
失敗すれば、自分らしさを出せずに終わる事にもなる。がしかし、きちんと失敗して

置けば、これは後々に利いて来る・・・・点で考えずに線とするのなら。
勿論、やる前から失敗とは思っていないがね。失敗したとして・・・って保険な考えも

持っての話。そもそもこのすげ替えってアイデアは今後も使えるし、内容次第では
中々良いと思っているしね。

だって金魚のカレンダ-を買う人がいるんだもの。上のキャラが変えられるって考えたら
実に面白くなるでしょ?表札だったりしたら、模様替えも実に簡単。

だから使い道は色々とある。大事なのはバントのサンプルに見えるか?見えないか?
かつてでも、今でも俺のモザイクを知ってしまっている人に・・・がテ-マだった。

つまり、katsuを知ってしまっている以上、katsuへの固定観念を持ってしまっている人と
なる。しかし、やって来る人はアトリエ教室ならば、ネットでも調べてくれるだろうが、

現地のサンプルのみの判断となる。それなら、きちんと、きちんと・・・と見えたはず。
だから前フリに金魚も置いて来た訳で・・・。でも体験も山周タイルでなべしき、

今回もテデイベア・・・で割りときちんと・・・もしギリギリ開催されて、もし夏の
子供教室の依頼が来たのなら・・・そこではおふざけが出来る。前フリも利いているし。

本当に欲しいのは夏の子供教室にあり・・・なのね。俺らしさはここにある。
堂々とおふざけが出来る・・・お洒落じゃなくて可愛い・・・これなら戦える。

勿論、本気でやる気なら、6歳児だろうが、中学生だろうが、凄い・・・と言える作品の
作り方へ連れて行く事も実績はある。ただアトリエ教室は自分がある人達の集まり。

つまり俺はそれをより良くする、編曲屋さんみたいなものだが、カルチャ-は提案。
これやって見ない?とそそのかさないとならない・・・・彼女も女房もいない俺が、

お洒落を持ってして・・・お母さんがやってみたいと思う事を・・・不利だわっ。
でも、これがやる気がある・・・こうなると、俺は本気で指導が出来る。提案出来る。

つまり、その何と無く・・・って人達にやりたくなるような提案をしないとならない。
いつもここにつまづいているのね・・・。個性を出せば出し過ぎちゃうし、押えると

こんなもんかっ・・・ってそこまで止まりになる・・・。そう言う点では、かなりの
送りバントになった気がする。出来た時よりも、今は・・・・。

こんな事を思う1つのエピソ-ドがドゥ-パの本の件。これを生かすには・・・と、
2冊頂いたものを、ウダガワさんとびれっじさんに置いて来た・・・・

他には?とかぐやと相談した時は、2人で考えて無かったはずなのに・・・昔馴染みに
アルバムでエピソ-ドと共に振り返ると・・・・あっ、あった・・・美容院・・・

結局ここも思い込みで同じような考えで探しては、見つからなかった・・・けれど
こうして見つかった・・・実に勉強になる時間であった。

ただこれを全部鵜呑みに出来ないのは、かぐやも昔馴染みも俺よりだからここにいて、
意見が聞けるのであって、何度も聞いてしまっては、結局何処まで行っても、

みんなが新鮮さを失ってしまう事になる・・・人の付き合いもそうだが、どんなに
仲良くなったとしても、この新鮮さは残したい気もするが、とても難しいものである。

ただ逆にその分の経験値は、心強い仲間にもなる。つまりそのステ-ジがある場合ね。
今やるべき事は、かぐやは最初の作品を見て、あの時の自分がこのサンプルを観た時

どう感じるか?であって、katsu側に立って、体験者の気持ちを考えるのではなくて、
いかに初心者の時に戻れるか?・・・なのね・・・聞きたい話は・・・。

だってみんな眼が肥えちゃったんだもの・・・腕も上がっちゃったしね・・・・。
今回の事が理解出来ると、かぐやも良い勉強になったはず。

後は、まな板の鯉。数日後にこれを持って体験教室・・・4名のね。
がっちりアルバムを見て貰うわ・・・・体験後に・・・・。

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リピ-タ-さん教室

2012-09-24 06:15:46 | モザイク教室
結果から言うと、予定としてはこの蓋部分は終わりたかったけれど、仕事疲れもあって
若干残しで終了となった・・・・。

この方も期日があるので、確実に予定通りに進まないと、最後の帳尻合わせとしての
時間作りは自宅でもやるか、回数を増やすかのいずれとなるのだけれど、

それも了承の元なので、グレ-ド重視となっている。そう言う点では、実に仕上がりも
良い。

特に拾う話として特別な事が無いが、今日は中心の白い部分を進めたのだけれど、
何色にしようかな?となり、相談となる。

そうなると一番安全で、シンプルに白は?となる。何しろ前フリとして外側に使っている
から、使いやすいし、本来は色がかぶるんじゃないか?となるが、ピンクで囲まれている

から、消えてしまう事は無いし、特に問題は無い。すると、余りにシンプルと考えたんだろうね・・・。黄緑は?となる。それについても、前フリがあるので、別に問題は無い。

後は分量の問題。ここを白くしたいのか?黄緑にしたいのか?・・・・すると、白を辞めて
黄色は?となるので、そうなると、もはや何も決まっていない事になってしまう・・・

これが単に色合わせで考える失敗になる・・・そもそもがシンプルに・・・の提案だから
シンプルとするのなら、以前使った色を使う事で、前フリって考え方であって、

一度受け入れた色だから、何も問題が発生しない事に繋がる訳で、また新たな新人の色が
今までのみんなと合うか?となり、もっと言えば全体のかなりの分量を占めるので、

それによって相当雰囲気を変えてしまう・・・・そんな大事な部分にもなり兼ねない。
それが果たしてシンプルと言えるか?となれば白をベ-スは外せないと思われる・・・・

同じ考えなら、紫、緑、ピンク・・・・とあるが、どうかな?何が合うかな・・・?
けれどそれはあくまで、シンプルがベ-スの考えな事であって、黄色は?の質問は、

割と奇抜な考えにしよう・・・って意味となると思われるが、単に白が黄色に似ている
・・・・って考えで言っただけだと思われるが、どうだろうか?

ただ1色のみで考えるから、似ていると考えられるのであって、色々な色の中の1色は
色が呼び合ったり、はじいたり、単に1色の問題じゃなくなって来る・・・・

しかも、この会話のみで感じられるのは、ベ-スとしてこのリピ-タ-さんは、シンプルを
余り好まない・・・少し変えたいと思っているようなんだけれど、ここが勘違いで、

少し変えたいのでは無く、大きく変わってしまう事に気が付かない。
もし少しなら、黄色も入れて良いですか?くらいが良いはずなのね。

つまり白がベ-スを崩さないのなら、白8、黄緑1、黄色1とかになったりするはずで、
黄色8、白1、黄緑1にはならないはず。

つまり考え方として、シンプルに・・・と決まっても、白が黄色に変わっただけ・・・
と考えるから、左程変えたつもりは無く、割とシンプルじゃない?って感じなのだろう。

そもそも落ち着いた感じで・・・・がこの作品のテ-マみたいなものだった。
いつも好きにやってしまうと、奇抜になるから・・・とご自分で言っていて、

この作品はそうならないように・・・って。それを言うと、・・・・ですよね・・・と
すんなり決まった。恐らくこんな事が奇抜になってしまう原因だと思うのね・・・。

そうね、表現としたら前作のアゲハの黒だらけ・・・とか、今回の白だらけ・・・
言葉は悪いが、同じ事がずっと続く・・・こう言う事が苦手なんだろうと思われる。

だからその目先を変えたい・・・となり、トッピング程度なら・・・となり、
その内に、トッピングどころか、そのトッピングの意味すら忘れてしまって・・・・

あれ?ってなってしまうと思われるのね。こんな事からもオリジナルを作れるのは
良いんだろうけれど、自分が最初に言った事を俺に確認される事で、

あっそうだった・・・と思える時と、えぇぇぇって思える時と、気分ってものがあって
それでも最後まで、そのまま行けると、最初のイメ-ジ通りになつて行くだろうし、

そもそも俺が言うのは、いつもその方が最初に言った事のベ-スになるような事であって
多少の変化はあっても良いと思うけれど、その多少って言うのが、白と黄色は似ている

・・・・こんな考えはとても無理。だから色合わせはやっては駄目です・・・となる。
そもそも簡単な話で、例えば静けさを表現したい・・・と言って赤い太陽を・・・って

好きな色とか、モノから始めるのでは無くて、それは穏やかとかのイメ-ジに繋がるかな?とか、色々と広げて・・一番静けさに近いアイテムを決め、色は・・・となる。

勿論、逆に静けさは何色?から始めて、その色なら・・・こんなアイテム?って言うのも
悪く無い。いずれにせよ関係性は保たれるのだから。

じゃこの作品は具体的にどの位の年齢の人がどんな表現をするのか?となるのだけれど、
あくまで自分が自分で評価をするのなら、白も黄色も一緒になってしまう・・・・

要は大事なのは、自分が自分でのスタイルの人は、最初の自分と向き合う事をお勧め。
本当のモノ作りって言うのは、積み重ねである。何日も掛かったりする。

つまり何と無くとか感に頼ると、その時の気分で大きく変わってしまう・・・
それを最初に構想をしっかり持って置く事が出来れば良いが、大抵はそうは持っていない

だからこそ、芯になるものを持って、日々肉付けと考えれば、骨に肉が付いて行く事に
なる。ただ肉付けね・・・と進んだ時、出来上がりが同じなら良いが、

人間を見れば一目瞭然。好みもあれば美も違うと良いつつ、美の好みは嫌なものも
良いものも人々が共通するものがある・・・

つまりこだわる部分は、始まったばかりの人は道具や素材に戸惑わず慣れる事。
それが出来るようになったら、何がしたいか?の構想。それがオリジナルへの近道。

そこさえしっかりしてくれば、戸惑わず切れる。ただ切るにしても、点のパ-ツなら
良いが、線となると、また難易度は上がる・・・モノ作りは果てしないって言うのは、

こんな事まで考えると果てしないから・・・なのである。がしかし、出来ると進級したく
なったりもする。がしかし、目に見える進級って言うのが無い・・・モノ作りって言う

ものは・・・。けれど、本当に良い物になると凄いと言う評価は共通になったりもする。
単なる好みだけの評価を超える・・・・恐らくそう言うものを作った事が無いはず・・・

ただこの作品はそこに連れて行ってくれると思うんだけれど・・・・多分。

さてそんな指導の中のサンプル作りはきついのね・・・・


ひとまず口は直した・・・そして恐らくまた明日、何か、しでかすような気がする・・・

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慶應義塾普通部労作展へ・・・・日吉駅

2012-09-22 23:03:30 | モザイク教室


今まで隠して来たんだけれど、ちょっと考えもあってそろそろオ-プンにしようと思って
全部書く事にした。つまり夏の中学生の男の子の教室って言うのは、ほぼこの事。

そんな訳で、いつもなら日曜日に行くんだけれど、土曜のオ-ドリ-が今は無いのと、
明日リピ-タ-さん教室があるので、今日となった。

それが何しろ電車・・・問題が山積み。ただね、ぼぉぉっとしてたんだろうね・・・俺。
電車が来て乗らなきゃ・・・って時に、急行に乗換えを・・・ってアナウンスを聞いて

・・・・あっこれじゃなくて、次のに乗るんだなっ・・・ってふっと思ったのね・・・
そしてドアが閉まった瞬間・・・あっ、これに乗らなきゃ駄目じゃん・・・・

つまり各駅停車しか止まらない南行徳駅だから、ここで乗って乗換えをしてね・・・で
あって、ここで乗らなきゃ通過されちゃうじゃん・・・何してんだか・・・俺。

そんなスタ-トだもんだから、まっ無事到着すればそれで何より。
とは言いつつも10時から・・・で11時半に到着ならまずまずなんだろうけれど、

朝、監督のお母さんから電話を頂いて・・・到着したら連絡下さい・・・って言われて、
その時間が結構早かったんだけれど、すぐに出ればもっと早く着いたのだけれど、

ついつい昨日のペンキ塗りに手を出してしまって・・・お待たせする事になっちゃった。
ちょっとのつもりが本気になっちゃったのが敗因・・・

さてそれはそうと、現地でお母さんと合流すると、結果は2年連続受賞。


良かったのね。こんな時、報われたね・・・って思うのね。何だろう、俺は子供いない
けれど、親ってこんな感じなのかな?・・・・何か自分の事より嬉しいのね・・・・

素直に喜べる。作家katsuよりも先生katsuはとても素直なのね・・・

さてでは、その受賞って件なんだけれど・・・・


以前はこんなパンフは無かったんだけれど、もう具体的に賞について・・・と
うたっているのなら、当然生徒は意識してもおかしくない・・・

しかも、3年連続についてとか、賞のラベルの後に違うしるしがあったら、労作展終了後
特別展示される・・・そしてその特別展示を2年前に、ユ-ミンは取っている。

更にその特別展示を見た監督がこうして2年連続で賞は取っている。
それだけでは無く、右端のカニ・・・去年のユ-ミンの作品がパンフに乗っている。

これは卒業しちゃったユ-ミンは知らないだろうね・・・・これもまた凄い事なのね。
ただそのユ-ミンでも、2年連続の賞。1年目は貰えなかった・・・・

けれど、特別展示もあるし、このパンフと言い、見事な事なのね。
けれど、監督はまだ1年あって、3年連続も特別展示も両方目指せる・・・これもまた凄い

いずれにせよ、来年は立体を作りたい・・・と書いてあったし、それについてはまた
来年・・・って話で。実に楽しみになった。

お陰でこれで俺の労作展での賞もみんなのお陰で7個目になった。
誠に有難い話なのである。

そんな中、お母さんの話の中に特別展示になるには・・・の話があったが、
作品は良く出来ていたのに、制作日誌が・・・って言うのがあって、

確かに何十日も掛かったのに、制作日誌が10ぺ-ジって・・・。1日1ぺ-ジにしたって
かなりの量になったのに・・・確かに残念なんだけれど、

このパンフに担当教員に訊く・・・評価のポイントって言うのがあって、美術について
こんな事が書いてあった。

福沢諭吉のことば・・・として、高尚の理は卑近の所にあり・・・
意味は、まず自分の身近にあるものについてきちんと考え、扱うことが、高次元の真理に
到達するための第一歩である・・・とね。

実に興味深い言葉で、常にこうしたいものである・・・と再確認。

さてそれを踏まえて、作品を通して自己表現するためには、インタ-ネット等の情報に
頼らず、自分の足や目で資料を収集し、構想に時間をかけることが大切です。

出来上がった作品だけでなく、制作過程も審査の対象となります・・・・ここ。
監督はここが足りなかったんだろうね・・・きっと。これが来年の課題なのね。

勿論、そこまでこだわらなくても、きちんと終わらせるお手伝いもする。


彼の場合は2回、アトリエで教えたが、きちんと終わっている。まずまず。
それはそれでお客さんの都合なので、強制している訳では無いのね。

さてさてそんな中、みどりから電話。きっと受賞の報告でもしてくれるつもりだった・・
のかな?まさかの現地で合流になったのね。

去年もみどりは観に来たので感想を聞くと、モザイクは2人の他には後1人しかいなくて、
去年よりも減っている・・・勿論、こうした理由も書いた理由の1つでもある。

けれどそれだけじゃなく、そもそもが美術の部門の数が減っていて、他の分野に
流れていたのも事実で、若干以前とは様変わりしつつある・・・そう思えた。

そんな事からも、是非また来年も・・・労作展に・・・となるのなら、
これも1つの営業に繋がれば・・・・との事。

と言う訳で、結構な歩きだったので足腰が疲れちゃったのね・・・・

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亀有のカルチャ-体験教室分の下地

2012-09-22 06:14:32 | モザイク教室
先日連絡が入り現在4名のご参加との事。と言う訳で、作成となる。
この下地はキ-ホ-ムでも作ったので、せめて雰囲気だけでも変えて・・・と、

縁取りの張り方を変えて見た。それと数は持っていた木の大きさから8枚作成となる。
この下地は残っても使いやすい事からも、1日使うなら出来る数だけ・・・と。

まっ、山周タイルのこのスタイルは古くはコ-スタ-からやっているので、流石に
バリエ-ションも無くなって来た感じもするが、それはそれでエミリアの使い方で、

まだまだ個性は出る。まっ、ひとまずこれで月末の準備は出来たから、1つ終わった。
ただね、ペンキだペ-パ-掛けだって工程が沢山あるから、時間が掛かるのね・・・

相変わらず・・・。

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ざりがにプチ教室

2012-09-21 01:35:39 | モザイク教室
さて今日は色々と考える事の出来る教室内容なので、参考になれば・・・と。
まずみどりから・・・。最後のアイテムになろうものの下絵を持って来た。

前回は金魚。


単なる絵としてなら十分である。ただ問題はこの作品には合っていない・・・・
何故にゾウに金魚そしてカ-ネ-ションに金魚・・・もしこの取り合わせをしたいのなら、

俺が考えるには、マンダラのような模様と考えて、例えばみんな中心を向いていて、
体まで全部は入れずに何だろう・・・これ?って見る人が不思議に見える魔方陣とか、

抽象的に描いた方がつじつまが合わなくても、不思議・・・これつながりなんて事も
あるかも知れ無いが、何だか夢オチっ感じなのね・・・。

ちなみに夢オチって言うのは、小説、漫画なんでも良いが、こんな事がありました・・・
あっ夢だったのか・・・こんなもの。これなら何でも最後は夢でした・・・って出来る。

勿論色々と作ってしまって、いよいよ・・・って言うのなら、それも1つの作戦。
何しろ金田一探偵の横溝さんでも本陣殺人事件と銘打って結果は・・・大どんでん返し。

えぇぇぇそれありなのぉ?って、あれだけ殺人事件を書いたからこそのオチ・・・。
そんな事も確かに効果的だろうが、まだまだみどりには関係の無い話・・・。

何しろ構想の基本は、いかにBEHAPPYに繋げて行くか?だと思うのだけれど。
そんな中で前回は、金魚を飼っていて・・・そんな事も幸せの一部と考えたんだろうが、

大事なのはそうじゃなくて、作ってしまったゾウ達に合うアイテムであって、
単に思いついた事じゃないのね。それでは浅過ぎる。

そう言う作り方をしたいのなら、さっきのような抽象的な感じに・・・であって、
今現状は、カ-ネ-ションにピントを合わせて、向こうにいる親子のゾウをカメラで

撮って見た・・・そんなひとコマになっている。となると金魚は入れづらい。
それが大きな理由。さてではどうなったのか・・・?



今度はこの左端に金魚からバナナの木になって来た・・・おおお-い。
まず構図って話。・・・さっきの金魚と何ら変わっていない・・・・

もしバナナの木を入れたいのなら、ここでしょ?


つまり先日のさくらのせがれのキリンと同じで、親のゾウがバナナを取って子ゾウに
渡そうとしているシ-ンになったりすれば、高さ、場所等言う事無しになる。がしかし、

それでは一番大事な事・・・。それは子ゾウもカ-ネ-ションも自分の娘としての比喩に
使っている事・・・じゃあ聞こう。バナナをカ-ネ-ションは餌にするかい?

おかしくない?これを見た娘はどんな気分なのだろうか・・・?
まず何故子ゾウには色々と母からの恩恵みたいなものが沢山あるように見えるのに、

カ-ネ-ションには何も無く、1人きりに見えるのは俺だけだろうか?・・・・
そこで質問をした。植物に必要なものは?・・・すると、水と光と言うのね。

それで・・・そこに何かあるかい?と聞くと、何も無い・・・と言う・・・。だね。
ならば何とかしてみ・・・となるが、最初から光もかろうじて通る位置・・・・

しかも水は恐らく届かない・・・もし届いたら余りにも不自然過ぎる・・・さてどうする?要はこの絵は子ゾウでは無く、いつしか大人になった娘はカ-ネ-ションに見立てた

それは段々と母から離れて行く、親離れ、子離れのようなものの比喩となる。
方やまだまだ親を必要とし、方や大人になって母としての存在感が薄くなった事で、

届かないような状況・・・それなら、足りないものは第三者に・・・つまりこの場合、
花がカ-ネ-ション・・・つまりお母さんになって貰うものだったりする訳で・・・

それならば、そんな時には水をくれる人は母では無く、旦那さんになる人な訳で。
けれど母じゃない人としても、いすれにせよ水と光は無いと生きられない植物・・・

自分で歩ける動物とは違うのね。そう考えれば、そこに欲しいアイテムはジョウロの
ような水を掛ける為の道具・・・それで水を掛けてくれる・・・そんな比喩。

いかに母とは違う何か?誰か?そんな事を連想させるようなアイテムであり、尚且つ
水に関係するもの・・・所がそれだとさっきの金魚は水物じゃん・・・と言いたくなるが

さっきも言ったように、写真で撮ったように・・・となると、金魚を入れると、
卒業アルバムで当日休んだ○で囲まれた写真みたいに別物にも見える・・・・

今までの構図から考えても、そこにあってしっくりするものじゃないとね・・・
難しいのは良く判るけれど、そもそもがチャッチャと作る作品じゃ無かった・・・

それがこうなった原因・・・。娘が嫁ぐ時に持たせるようなものが、そんなに軽いものなら、大した育て方じゃなかったって事なんじゃない?・・・・

あんな事、こんな事あったはずで、子供がいないお前に何が判る・・・その位の気迫は
必要で、どんな思いが詰まっているのか?どんなに手放すのが切ないのか?

それをはいどうぞ・・・では余りに軽い。良く考える事・・・そんな重いテ-マなのに
・・・・今、彼女は嫁ぎます・・・長い間・・・ってそんなシ-ンにこれを出す・・・

それがもし今までのようなみどりのリアルな作品達だったとしたら・・・・・・
それはそれは映像として良いアイテムな感じがするだろうが、この作品はと言うと?

デフォルメだらけ・・・見た目は単に可愛いだけ。そんな場合、いかに内容を濃く・・
そうしないと、そこは単に有難う、どうもねぇぇぇぇ・・・・・って軽いリアクションが

お似合いになってしまう・・・。そこはきちんと受け取る側の心にズシッと残る、
手渡しされた作品の実際の重みでは無く、それ以上の重さを感じるような・・・・

その位、伝わるようなそんな作品にしないと、デフォルメしてしまった作品と言うのは
軽視されがちなのである。映画を思い出せばとても簡単。

緊迫するようなリアルなものは当然凄いぃぃ・・・素直に泣けちゃった・・・となるが
アニメのようなもので、通常緊張感も無いおふざけ満載のもの・・・ん・・・

まるちゃんやしんちゃんだったりして、場合に寄っては内容でウルッと来る事がある。
あれ、あれ。つまりデフォルメであっても、きちんとした内容であれば、同じキャラでも

格式は上がる。つまりこう言ったデフォルメの作品を腕の上がった人が作る場合、
いかにテ-マだけはしっかりする・・・ここだけはしっかり・・・それを持ってして

きちんとおふざけをする・・・それが成立すると、場合に寄っては心を揺さぶる事が
出来る・・・そんな勉強だと思えば、苦労はするだろうけれど、何かを掴むきっかけに

なるとは思うのだけれど・・・・。

そんな中、プチと書いたのは、さくらがプチって感じにやって来たから・・・。



さくらはやってます・・・かなり意地で・・・そうね・・・病気にならないとさくらには
なれないから、本当の意味では分かり合える事は無い・・・俺はそう思う。

しかし、何とかこっちも・・・見守る方も結構きついんだよ・・・と伝えないと、
こっちの気持ちも伝わらないし・・・そもそも本気で付き合うって言うのは、楽なはずは

無い。増して病気を抱えて生きているような人を、普通に・・・と言う態度で・・・
勿論、いつも通り位の症状なら、ほらやれよっ・・・って態度でも良いだろうが、

具合が悪い状況では、いつもでもきつい言い方をしていたとしたら・・・これ以上は
きつい言い方はしたくない・・・けれど、辞めればとは言うつもりは無い。

楽にさせるのが正しいとは思わないから。意地を張ってやっていてバランスが取れている
のなら、本人がそうしている以上、そうさせる・・・それも1つの考え。

では俺も受け入れているのなら、1つくらいは受け入れろ・・・目がぶれて見える・・・
モノが二重に見える・・・そんな言葉を聞いた指導・・・

昔、俺の親父が近視で老眼になり立ての頃に、同じような表現をした事がある。
その時に、良く仕事中に片目を閉じる事があった・・・・。

両目で焦点が合わないのなら、無理して両目なんか使うな・・・・張る所まで意地で
両目でも構わない・・・みんなと同じように・・・元気な人達と同じように・・・と

やりたいのだろうから・・・けれど、そうでないのは事実。なら、プチ妥協とでも考えて
片目を閉じろ・・・そうすれば、焦点は合わせなくても良いのだから、確実に今よりも

マシになる。しかもこのときのル-ルはいずれの目に決めうちして、あっちこっちの目に
変えない事。変えてしまうと全く違う位置になってしまうから。

そして最後に俺の目を使え。確認して・・・と。大城選手は見えない分、目になる
パ-トナ-と2人で走っていたのだから、俺達もそうすれば良い。

そうしないか?と言って見た・・・・奴のプライドは傷付いているだろうが・・・
そしてもう1つの提案は、こう言う張り方をして・・・って言うテクニック。

そして自分自身の取り締まりを優しくして、少し進行する・・・どうしてこんな程度しか
出来ないんだろう・・・と責めるのではなく、ここまでやれたのか・・・今日は。

位に・・・。最初の頃に戻って、できたぁ・・・ってね。出来て楽しかった頃に戻って。
そうすれば、何かが変わるはずである・・・・何かが。

いずれにせよ、頑張っているってよりも頑張り過ぎている・・・そんな感じ。
まっそれもさくららしいと言えば、らしいけど。

さてそんな中、俺は・・・



俺も頑張っている・・・・のね・・・




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