katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどり教室

2012-12-26 03:42:36 | モザイク教室
枕はいよいよ今期初、池に氷が張ってたのね・・・・寒かったのね。0℃・・・

さてそれでは・・・・となるのだけれど、えっこれだけ?って思うだろうけれど、
この縁取りのガラスタイル・・・夏の大人用の金魚の下地に使ったものなんだけれど、

みどりが難しいです・・・・って。そうなのね、このガラスタイル通常のものとは違い
ガラスの裏に色紙を張って色を出しているような製品で、とても厄介なものなのね。

見た目の良さと違って非常に扱いにくい。下手に切ってしまうと裏紙が剥がれてしまうし
ガラスの破片で手を切る確立も相当なもの・・・・。

切った人ならすぐ判るのは、いっこく堂さんの時間差物真似的な遅れ方で切れるのね。
普通はパチンって音と一緒にタイルが切れるんだけれど・・・・

これはパチンと言う音がして、一瞬遅れて切れた・・・・そんな感じなのね。
何とも違和感たっぷりの素材なのね・・・・。慣れるまで変な気分なのね・・・

そんな訳でこれだけ出来ればまずまずなのね。しかもあんまり自宅でやらせたくないし
・・・・危ないからね。

さてさて、それは良いんだけれど問題はそこじゃなく、自宅でやる分のタイルの選び方。
大事な事は単調に進むだけの教室なのだから、持って行くタイルを決めながら、

進めるべきなんだけれど・・・・黒?って決めてあったみたいなんだけれど・・・・
問題は単にヘビ、ザリガニ、文字の3つのアイテムありき・・・そして文字が黒・・・

これなら良いんだけれど・・・・本人の思い描くのは全く違っていて・・・・
実はザリガニの手が喰い切りになっている事から、実はモザイクをしている・・・って、

設定らしく、作っているのがヘビ・・・って言う事らしいのね・・・全く伝わらない。
要するにイ-ゼルのようなものと白いキャンバスから飛び出た・・・そんなアイテムが

無いと、判らないし、そうなると白を使う事になる。更にその上、ヘビはカラフルって
決まっているらしく、バックは?と聞くと白っぽく・・・・と言うのね・・・・

だから文字が黒って思っていたらしい・・・・つまりキャンバスなんてものが入る
予定じゃなかったから・・・・って話だが、その前の設定に無理がある。

そこを是正すると白が必要になるだけ・・・しかもカラフルなヘビにするから、
バックは白・・・とても安易である。そもそもバックが一番多い部分なのに、

そこが無難な白・・・・守りにも程がある。そこは責めないと。
つまりそこを責めるには、例えばカラフルなヘビって言うのも、みどり系のみの

カラフル・・・みたいに統一すれば、バックもそこそこタイルを温存出来る。
そもそもぺきぺきでやるモザイクって言うのは、色数が少ないって事なのである。

だからいかに色の温存・・・ここが課題になる。そこをしっかり設定してやらないと
みどりのように、先に使うだけ使ってバックは白、だから文字は黒って一番普通な

話になる。しかも何の為のオレンジのガラスタイルなのであろうか?
もっとポップな仕上がりになるんじゃないのかな・・・?

すると、そこは是正するとして・・・となり、黒の文字を宿題にするのだから・・・と
黒の1cmタイルを持って行くのかな?と思いきや、紺は?と心変わりする・・・

みどりには黒も紺も一緒なのだろう・・・・ここが大きく間違っているのに気が付かない

最初からそもそも絶対エ-スありき・・・で始めれば、それに合わせて1.2.3.・・・と
順番に進める事が簡単なのに、読んで、読んで、決まっていない事を決めたような

感じになって・・・相当な先読みしたつもりで決めた黒を紺に変えた・・・そんな状況
・・・一見単なる色の違い?って言うのなら、黒も紺もそうそう変わらないだろうが、

その繊細さの無さ・・・どうかな?

例えばね、文字は全体の何割の影響力があるのか?もしこれがファッションなら?
洋服を着ずにリボンから決めた・・・とか、帽子をかぶった・・・そんな感じだろう。

そうやって決めたものに合わせる感覚では無く、あれを着て、あれを履くから、
あの頭にして・・・だからこのリボンって先読みしたはずの黒が紺・・・

どうなのかな・・・?一緒なのかな?考え方も感覚も・・・。
そこを説明した上で、すべてを覆すつもりは無いから、さっきのヘビを受け入れて

貰ったので、どうやるのか?見たいので、何と無くなんだか?どんな理由だか?紺って
言ったのだから、そのまま紺で・・・と持って行かせたのね。

何とかしてみ・・・とね。そのブレが大作を作る時には、大きく外す事にもなるだろう
からね・・・。こんな遊びの作品でブレていたのでは、今後にも影響する。

そもそも単なるアイテムなら良いのに、思い描く構想にたどり着かないまま、暫定で
進めようとして、更に先読みが曖昧なまま・・・難し過ぎるのね・・・。

ただ本人は気が付いてはいないが・・・・。そんな中、新作のラフ画を持って来た。


火の鳥とか、鳳凰、不死鳥・・・そんな所かな?ただね、こう言うものを描く時には、
こんなのいたとしたら・・・?と想像するのね。飛ぶかな?ってね。

要するに既存の鳥で思い描く。そもそも人が思い描くイメ-ジってのがある。
それはすでに先人達が首が長い鳥である・・・とイメ-ジを植え付けた事。

こんなのをみどりが払拭する事は不可能。そう言う点では間違いは無い。
ただ、この羽の大きさでこの体を浮かせるのは無理。倍以上は必要だろうね。

それがバランス。鶴だのカモだの、首の長い鳥を良く見て描く事。そこがヒントになる。
きっとこっちの方が上手く行くだろうね。そんな気がする。

そもそも遊びと言いつつ、大きさもそこそこあって描く事が出来るから、また広がる。
それなのに何の為にオレンジの枠にしたのか?何故?何故?と掘り下げずに、

やりたいものだけ決めたら、後はバック・・・・って考え・・・そろそろその考え方を
辞めた方が良い。バックの方が広いスペ-スである・・・

メインの大きさって言うのが無く、どれもこれも同じような大きさなのだから・・・と
考えるなら、いかにバックを凝るか・・・・何だろうと思うのだけれど・・・。

まっ、ぺきぺきだから時間は掛からないだろから、前作のような事は無いだろうけれど、
同じような失敗になるだろうね・・・・考え方を変えないとね。

もしこの作品がポップに・・・と言うのなら、白がバックに紺や黒の文字・・・・
それがポップに見えるかどうか?・・・・どう見せたいか?ここをしっかり決めないと、

ただ仕上がった・・・になる。みどりはそこがしっかりしないと、壁は通過出来ない。
自分越えが簡単では無くなった・・・・早く気が付く事なのね・・・

自分の思っている以上に、みどりを越える・・・はハ-ドルが高い事をね・・・・。

さてさてそんな中、ちょいとだけヒラメの下地


縁取りに変化。

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