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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

杏さん教室と麻布小の額縁のデザイン

2025-07-14 01:31:21 | モザイクタイル教室

今日は杏さん教室から。とうとうバックに入って、予定通りにコロってタイルに決まったんだけれど、さてそれじゃどう切る?って事になると、例えばこれを色

だけを変えて同じように切れたとしたら?一体何がどう変わった事になるのかな?・・・つまり同じグレードに切れたのなら、変わったのはタイルの色のみ。

つまりまるで同じ・・・みたいな感覚だから、100では無く98しか、95みたいにほぼ100じゃん・・・って感覚になる。じゃ次はどうする?って言うと、

きっと色を薄くするって言うと思うのね。つまり薄くした事で90に見えたりして、じゃその後は?・・・恐らく色だけで何とかしようとするとこの程度。

それを例えば、最初から1枚花びらが足りなくなったりしたとすると、完成度が落ちる・・・つまり80とか質の落ちるように見えたりすると思うのね。

更に荒くすると、画素数が落ちたようにピンボケすると思うのね。そしたら70とか、かなり完成度は落ちると思うのね。そして更に3枚にしたりすると、

もはや色しか共通点は無く、そして最後は色のみにして、クラッシュとするのなら、もう花びらには見えないのだから、完成度はもう0に近いのね。

つまり色だけに頼らずに、切る技術を最大限に使う・・・こんなイメージね。そんな中、いよいよ作品を持った時に、重い・・・って感じたらしいのね。

それは終わりを迎える合図なのね。ある時突然いつもよりも重く感じるようになるのね。その時にもう終わりが来るんだな・・・って意識を持つと、この意識が、最後を迎える所作みたいなものになるのね。

例えばそう感じると、終わりなんだな・・・と意識するから、99、98、97・・と段々と・・・となるから、終わりにきちんと向き合いながら、進めるので、

完成した時に、きちんと完成した達成感と、終わってしまった空虚感を意識出来るのね。所が何も感じる事が無いと、夢中に終わらせる事だけを意識して進む

から、やっと終わったぁ〜って、ただ終わりだけに向かってしまう事で、空虚感を意識しないから、何とかロスになるのね。人とは勝手なもので、最初始める

時は、期待感やワクワクした気持ちで、いざ下絵になると、考えるって事にへこたれたりもする。所がそこを乗り切ると、前進した事で、やる気が戻って、新鮮

な気持ちで進めるが、慣れて来ると果てしなさにつまづく。ここで諦める人は多いが、そこを乗り切る気持ちが整うと、果てしなさが普通になる。所が

それにも慣れると、単調さが退屈になったりもして・・・そんな中、耐えるといよいよバック・・・終わりが近づくのね。所が謙虚な気持ちが強いと、まだ

まだ・・・なんて思ったりすると、メインよりは楽だったりすると、思った以上に進んだりすると、調子に乗ったりするのね。慣れてしまうのと、もう終われる

って言う、ラストスパートなんて気持ちになってしまうから・・・これらは全て気の話で、気分なのね。だから気の話が教室内容になるのね。そんな後は・・

麻布小の額縁なんだけれど、それが校訓に、自由、規律、品格って言うのがあって、例えば自由は、俺のカッコで学校へ60歳過ぎて行けるのが自由・・・

これは出来る。規律も弟子として、タイル屋を過ごした事があるから、守る事も出来るから実績はある。しかしながら、品格となると、俺の定義としては、

お金をある程度持っていないと、貧乏人では品格を持つって言うのはかなり難しい。それを例えば、ベルバラのオスカルとアンドレな感じで、方や良いとこの

血が流れているオスカルと、仕える身のアンドレでは格が違うのね。ただ貧乏人で・・・となると、山賊、盗賊のような親分なら、格って言うのは、その中で

上・・・となれば、格はあっても、品が無い。つまり恐らく由緒正しい感じになるから、何代か続かないと駄目な感じになると思うのね。要するにこの3つを

揃えるって言うのは、かなり難しいのね。例えば逆に由緒正しかったとすると、規律を守るのは、普通だから意識も要らないと思うのね。だって子供の頃から

身に付いているだろうから。そして平行にお家柄となるから、品格も身に付く。つまり俺とは違う2つが揃っても、最後の自由なんて、私はそれでも好きにする

・・・となると、アウトローになると思うから、かなり変わり者になる。こんな事を考えながら、字のデザインを考えて、更に調べると6つの気って言うのが出て来るのね。こっちは凄く得意な分野なんで、簡単に説明出来るのね。

そもそも気なんて、簡単にもので、嬉しければ上がり、悲しければ下がる。これを防ぐには、願う事と憂う事の2枚持てれば、そうならなければ良いなと、願い

そうなってしまったか・・・と憂うだけの事。大抵はこれで解決するもので、それは欲を持つからではあるが、欲を持たないと向上心に繋がらないし・・・

それをお金持ちになりたい・・・と願っても、誰も協力を得られないが、凄いものが作りたい・・・と願うと、協力者が出て来る。それが成功すると、もっと

もっと・・・って自分の力をもっと発揮出来るようになると、成功者に近づいて行く・・・つまりお金は後から付いて来るもので、願い方一つで結果が大きく変わって行くのね。

まっ、俺がそうなると説得力は増すが、まだそこまで行って無いので、理屈としては、腕が良くなっても気持ちって言う気が、安定感が無いと、気分1つで、

やる気だの根気だの、勇気だの言っても、全てが自分中心であって、家族に何かがあると、いちいち心が折れてしまったり、友達が・・・とか、雨だからとか、

時間が無いとか、焦って見たり、気が整わなければ、腕だの技術なんてもろいもので、そんなものは簡単に折れるのね。しかも元気なんて、子供の頃なら、体力

なんて基礎的なものはお母さん次第だし、そうなるとお金を持っているから・・・有利とは限らない。お金があってもパワーカップルなら、親の思想は

塾のような技術を教わるような場所になるし、お金の無い家では、生活に追われるようでは、同じ共働きでも生活費に化けてしまえば、習い事には限界が

ある。教えと言うだけなら、サザエさんチックなら、色んな大人の考え方を知る事になり、少なくとも家訓は身に付く。まっ、俺はそんな事を平仮名表示を

する事で、1年生にも判るようにしたいだけなのね・・・。その難しい校訓を。

 


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カットTBのオーナーさん教室と麻布小の仕込みと・・・

2025-05-30 05:05:20 | モザイクタイル教室

今日は久しぶりにカットTBのオーナーさん教室。そもそもこの教室から始まったのね・・・オーナーさんが習いに来て、自宅の壁にピエロを作りたいって。

そこで手っ取り早いのは、タイルにタイルを張るスタイルで、絵を作れば、それを壁に張っても良いし、そのまま置物にしても良いし、外用ボンドなら、

どうにでも使えるしね。所が中々時間も取れないし・・・先生に頼む事は出来るんですか?となり、トントン拍子で4つ作らせて貰ったのね。それが去年の暮れ。もう半年、ピエロの壁画を作り続けているのね。

それも後、玄関の床で終了する所まで来ているんだけれど、今は麻布小の壁画があって・・・中々、手が付けられない状況なのね。そんな中でオーナーさん

が久しぶりに時間が取れて、お教室となったのね。ただもう数カ月来ていない事もある中、更に後はバックって事に、更にさっさと終わらせて、最後の玄関に

なる時に取り付けて貰おう・・・って気分が慌てているんだろうなぁって言う事が出ちゃっているんで、慌てなくてもしばらく行けないから、ゆっくり・・・

って言うと、図星なのもあるんだけれど、実はそこにはしばらく振りって理由がたっぷりあって・・・それが判るのが、バックの上の部分と、下の部分を比較

すると、明らかにボンドだらけが今日の下の部分なのね。それが本来なら手慣れて来ているはずなのに、数カ月来なかった事で、やり方を忘れて、進む事に

重点を置けば、手を汚れたらマメに拭く・・・ボンドはこう付けるって言うのも、後はバック・・・って気持ちと、終わらせたいって気持ちを優先すれば、

質よりも量になる。理由は簡単なんだけれど、オーナーに時間はコンスタントに無いだろうし、今後定期的にって感じでも、上手くなりたいでも無いだろうし

何しろこれを終わらせたい・・・だろうから、いつものような指導は出来ないし・・・ただ何も言わないって訳にも行かないから、一応指導はしたのね。

例えば下から張ったバックは、水平垂直に張ってあるのね。所が白の輪の中は、そのルールでは無く、あっちからこっちから張ってあるから、一貫性が

無く、色が合っているだけなのね。当然本来なら直させるのだけど、そこは指導はしたが、あえてそのままにしたのね。もう直したら気持ちも折れるだろうし

・・・。ただどんな気持ちでも、恐らく最低2回は掛かるだろうし、更に目地が1回となると、今年中に3回も取れるかなぁ・・・って言うのが本音なのね。

まっこちらとしても、麻布小が10月アップとなると、その辺までは厳しいだろうし・・・ただピエロの壁画も麻布小もこれだけ掛かって完成まで支払いの事を

考えると、厳しいからね・・・となると、やっぱ何とかしないとならないし・・って感じでもあるんだけれど・・・。そんな中、さくらがプチッと来て・・・

俺は麻布小の仕込み・・・後3才分位はあったかなぁ・・・ちなみに1才は30cm四方ね。そして最後は連絡が取れたんで、タピオカとなおみぃぃに作品を届けて

・・・おしまい。ただ最後の挨拶は、次に会う時はお金持って手伝って貰うよ・・・って言うと、高いですよって、茶化されたけれど、いくらでも積めるように頑張るよ・・・って言って来た。それを弟子のさくらも見ている中・・・

そうね、信じるも信じないも別にその人、その人の問題だからどうでも良いのね。何でもそうだけれど、路上で歌っていたゆずもGreyもいきものかがりも、

売れていない頃からファンはいた。その時はタダで眼の前でいつも見られただろうね。でも売れてしまうと、何万人、何十万人の1人だから、中々見られないだろうね。

俺はジブリのような組織にしたいと思っているのだから、その日が来たら、迎えに行きたい・・・って腕ですってお伝えしただけなのね。だからその日の為に

毎日過ごしているだけで、その日が来たら当たり前としか思わないし、驚く気も無い。ただの普通なだけ。むしろこんなに掛かっちまったのかぁ〜としか、

思わないし、思いたくもない。ただそれだけ。もっと言えば、こんな俺にも本当にわずかながら、本気でそう信じてくれる人達がいて、俺の気持ちよりも、

そんな人が馬鹿じゃないの・・・そんなの無理だよって思われるのを覆さないとならない気持ちの方が大きいのね。そんな中、こうして弟子のさくらと話す

なんて事や、こうした出来事を共有するって言うのは、とても大事な事で、俺には千利休みたいなもんなのね。さてこんな出来事を踏まえて次は何を・・・。

要するに生きるって言うのは戦略と全く同じなのね。実はみんなもそう生きているんだけれどね。ただ無意識なだけでね。みんな戦略なのね。例えば受験。

別に友達と和気あいあいに過ごすなら、黙ってその地域の学校へ行けば良いし、苦労なんてする必要も無いのね。それでも受験をして上へ行く人がいる。

そうした繰り返しをして勝ち続けるとその履歴書の評価で大手企業に務められる人はエリートになり、その群れの中で結婚でもすれば、パワーカップルの

出来上がりだし、何も考えずになるようになる道を選択すれば、それなりの普通が待っていたりする。全ては自分で決めて来た事になる。かと思うと、政治家、芸能人、農家、社長の子供・・・何でも良いが継げば世襲。

ただ継承する。方や自由を望む事、方や受け入れる事。サッカーもそう。点を取る人、点を入れさせないように守る人。営業で外回りをして涙と汗を流す人になり、接客と言う気を使い続ける。

大きな仕事を取れば、褒められ、取れないと肩身が狭い。かと思えば、室内で事務となると、1円の失敗も出来ない事が毎日繰り返される。しかも接客の悩みは無いようだけど、同じ群れとずっと一緒と言う事は、一戸建ての近所付き合いみたいな事が起こる。

こんな決まり事の中で、何を選択したか?だけの話なのね。かと思えば、ただ仕事を継いだだけ・・・って言うのも、人が羨ましく、それ以上になれば、

人が襲撃するみたいな字を書いて、世の中が襲うと世襲。凄い話なのね。でも俺みたいにたかがタイル屋のせがれじゃ、誰も羨ましいとは思わないのね。

だから世の中は襲って来ない。むしろ馬鹿だなぁ・・・タイル屋辞めてってくらいに思われているのね。ただもうそれすらも無く、忘れられているだろうけど。

ただ恋愛の時のような、見返してやるぅ〜みたいな事は、大抵は見返せない。そんな事は相手に伝えられないからね。所が有名になるって言うのは、見返す

事が出来たりもする。知られるって言うのは、人に興味を持って貰う事だからね。それが売れる仕組み。それをエリート側になると、憧れスタートになり、

叩き上げはいきなりその地位にはなれないから、そこにたどり着く道のりがヌカッていたりするから、ドロドロになる。まっ今の俺がそうだろうなぁ〜。

ただそれも続けていると、歩が、とになる。将棋のように。そうなると金と同じ動きが出来る。歩だった癖に・・・そうなると、今度はそっち側扱いになり

同じ歩側から裏切り者扱いとなり、相手側からはよそ者扱いになる。これはスポーツで例えれば簡単で、レギュラーを目指して頑張っただけなのに、方や

二軍のまま、方やレギュラーだったり、誰かが一軍になるって事は、誰かが二軍に落ちる・・・まるで受験。そして高みを目指せば、強いチームに移籍。

それがもし阪神から巨人なんて事になれば、もはや親の仇みたいなもん。何処に行っても、笑顔なのは大谷さんくらいなもんなのね。そうねこれが大事で、

モザイクって分野は、世界では有名でも日本じゃ余り知られていないのね。所が多治見にタイルミュージアムが出来たりして、知名度が徐々に上がりつつあると、メーカーや商社さんに後押しする会社が増えて来た。

そこにインスタのようにお手軽にアップ出来るようになると、全国にモザイク作家さんやワークショップの先生も増えて来た。しかもタイル屋さんまで・・

そうすると、簡単な比喩で言うなら、みんなでダムを決壊させようとしてる感じなのね。大手企業や条件の良い人達は、きっと良い機械を使って、人も動かし

掘っているんだろうね。ただ俺も20数年やり続けて来た。そのダムにヒビが入りつつあるのね・・・きっと。それが何かのきっかけで決壊するのね。

それが流行ってはやりになる。その時に、一過性の場合、どれも大して変わらないとか、凄いものが無かったりすると、新しい分野に目移りされる。

あっと言う間に現れて、あっという間に消えて行った分野を何個も見て来た。後はその決壊させるヒビがここ・・・って場所が判れば、そこを付けるのに、

それは判らないのね・・・ただ最初からエリートじゃ無いから、最後の一手は、こんな事だったのかぁ・・・って位な事なんだけれどねって事は、間違い無いはずなんだけれど・・・。


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親子3代のご近所さん教室とコープみらい東京のサンプルと麻布小の仕込み

2025-05-19 00:49:10 | モザイクタイル教室

今日は親子3代のご近所さん教室から。ただ子供さんの画像が撮れて無くて・・・明日って事として、

お母さんもママも順調なんだけれど、撮れていなかった小5の彼女が、3時間を何とか逃げ切れるようになったのね。前回、ノンストップでやり切ったが、

今日も大人2人に負けないくらいやってたのね。しかし改めて見ると、3人共にタイルを切る・・・って事に何の抵抗も無くスイスイと切るようになった。

そんな事が出来るようになった人達が、ママの金魚を見て凄い・・・って感想も、この腕の人達の感想で、ただの好みでの感想では無いのが凄いし、

大人であり、この腕の2人に評価される彼女も凄いし、一番年齢も上で、若い2人に付いて行っているし、何よりも集中力が凄く、中々3時間って楽では無いと

思うんだけれど、すっかり慣れてしまったのも凄いのね。要するに凄い事がみんな違っていて、尚且つ普通ならライバルって言う事になる相席が、親子って

言うくくりの仲、中ではそこにライバルだけで無く、優しさとか愛情とか、支えとか、それぞれがその場面場面であって、どの人も気分良く出来る環境で、

そこに携わる者としては、良い味付けになるトッピングだったり、出汁みたいな役目が出来ると良いのね。そんな後は、コープみらい東京さんのクリスマスのサンプル。

こんな感じかなぁ・・・とツリーのタイルを並べると、全体の大きさが判り、縁取りの銘木を切って並べると、あぁこんな感じになるのね・・・って。

ただバックを冬だから・・・と思ってガラスタイルのクラッシュを入れて見たが、白い目地をすれば何とかなるかぁ・・・と思ったが、本来は黒っぽいのもちょっと気になるし、そもそもこの数のクラッシュ切れるかなぁ・・・。

後はバックの話だけなのね。その後は、麻布小の枝の仕込み。

1才分、30cm分くらいは切り終わったのね。そんな中、午後から中学生教室だと思いきや・・・来週だったのね。勘違い・・・。


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kameyaさん教室とたんぽぽのモザイク

2025-04-27 02:37:19 | モザイクタイル教室

今日はkameyaさん教室だったんだけど、何を勘違いしたんだか、時間を間違えて・・・遅刻しちゃうと思ったのね。ただ何とか数分遅れで到着した・・・と

思ったら、何か様子が違ってて・・・棟梁が玄関から出て来て判ったのね。あっ、1時間間違えて早く来ちゃった・・・。ただ頼まれていた表札を持って来る

のを忘れたんで、取りに帰って・・・まっ、それでも普通に間に合って。朝から何やってんだかっ・・・ってなスタート。ではまず棟梁から。

例えばガラスタイルの部分のバック。1枚で複雑な形を入れるのと、どんな形でも良いし、何枚そこに入れても良いって言うのでは、見栄えが大きく変わるのね。

前者の場合、1枚で複雑な形だから、失敗が大きく付きまとうのね。だから当然相当な技術が必要なのね。その腕でも1回で成功するとは限らないのね。

そこまでしてのパーツを入れると、目地が無い分、その色が濃く映る事になるのね。では後者はと言うと、どんな形でも良いのだから、誰でも入れられる。

そう狙って切ったって言うパーツでは無いから、正確に言うと割ったなのね。必然では無く偶然で。ただその数の分、目地の数が増えるのね。では文字で

説明すると、例えば狙って切った1枚パーツが緑だったとすると、前者はその色のまま、緑になる。しかし何でも良いから入れただけなら、緑、目地の色、緑

目地の色、緑、目地の色・・・と言った具合に目地の色が大きく出てしまうのね。そんな違いがある事を踏まえて、どちらも入れられる棟梁が、どう入れる

のか?は、内容次第になるのね。まぁ棟梁なら、かなり意地だけで入れようとするだろうけれどね。ではラパンさん。

葉っぱを見る限り、切る事に相当慣れていると思うのね。しかも理由は簡単で、それは楽譜、レシピ、図面側の、こうするってはっきりした指針がある時

には、その通りに・・・って正解に向かって行く事に長けているのね。しかも葉っぱを1cmタイルで切るとなると、恐らく誰もがこう切るだろうな・・・

って決まっているから、何も考えずに進めるのね。問題は何も考えずには進めない部分。幅広い花びらの場合、その中をどう切る?って言うのは、その人その人

の自由なのね。だからこれが正解って言うのは無いのね。ただ厄介なのは、何でも良いのか?となると、完全に不正解があるのね。では何が不正解か?

となるんだけれど、それはこの3人なら判るのね。それが感じる・・・なのね。何となく変・・・ってな表現でね。要するに変だと感じる事までは理解しているのね。

ではそこで何が変なのか?と掘り下げると良いんだけれど、世の中のお教室の大半はこうして・・・って教室なのね。だからそっち側の指導の場合、お稽古的になるから、永遠に、ここが終わると、次はどうすれば良いですか?となる。

またそこが終わると、次は・・・となる。それは考えなくて良い事を意味するのね。それでは永遠にオリジナルを作る側には行けないのね。考えるって言う

事は、その人その人の感じ方で違うのね。でも何か変って言う事をみんなが感じると、それは個性では無く、もしかしたら未熟なのかも知れないのね。

例えば右から光が当たっているのか?左なのか?はその人の考え方になるのね。それを今の新作のたんぽぽで説明したように、1色なら綺麗に切ればほぼ誰が

切っても一緒だと思うのね。でも広いスペースは思い切り個性が出るのね。色も形も変えられるから、大きく差が出るのね。ただ広いスペースは・・・って、

だけでも無く、狭いなら狭いながらの難しさがあって、下絵を見て、ここに葉脈があって・・・ここがしおれててとか、ちょっとシミみたいな部分があって・・

と良く見て作ろうとする癖を付けた分、良く見てしまうのね。確かに合っているんだけれど、そもそもこの絵自体が小さいのね。だから本物のようには、

仕上がらないのね。だからデフォルメって言う簡素化させるような方法を取らないと、この線、この線って入れて行くと、入らないパーツが出て来るのね。

だから何が大事で、どれを削って・・・って考えないと、見えた所全部を入れようとすると、大事な色部分から入れないと、影から入れると入らなくなる。

でもそれを考える・・・その考えるって事が苦手って場合、全く進まなくなっちゃうのね。そうすると、この位は進むと思っていたのに、こんなに進まなかった・・・って気持ちになると、何か調子が悪いとか、気が乗らない・・・。

ってこんな表現になるものなのね。ただちゃんと理由はあって、何か?とか、気が・・・ってもうほとんど答えを自分で言っちゃっているのね。

ラパンさんはここが試練だろうね・・・ここを乗り切れば、ひとまず立て直せるが、ここを解決しないで進めようとすると、進んだだけで満足は行かない。

まぁ誰もが通る、大作のハードルみたいなものだから・・・。そしてりょうさん。

逆にりょうさんの場合は、花1つ取っても、十分過ぎる位に実物よりも大きい花だから、本物よりも葉脈をリアルに作れるのね。だからその絵に無い線を想像で描き足して、その通りに流れを作るって事が出来るのね。

線をいくらでも足せるし、場合に寄っては、切らずに入るなんて事もある。全くラパンさんとは違う悩みなのね。方や線を減らす、方や線を増やす。

そんな違いがある中、りょうさんの悩みは、すぐに丸くする癖なのね。花びらの先端のような、グネグネとしたラインを1枚で完結してモコモコさせちゃうのね。完全に思い込みなんだけれどね。まぁしかし、こうした三者三様の悩みは

みんなが通る道なんで、必ず大作を作れば足止めを食らう難関なのね。棟梁位になれば、全て通って来た話なんだけれど、そもそも棟梁は器用で出来てしまう側にいるのね。

じゃ出来た人が出来ない人へのアドバイスをするとなると、言葉で伝える難しさがあって、切って見せたくなったり、伝わらないジレンマになるのね。

それは出来ちゃうからなのね。出来ない側になった事が無いから。自分が普通に出来ちゃった事は、普通だから、何で判んないかなぁ〜ってなりがちなのね

・・・でも、それを言葉で伝えられるようになると、相当繊細に伝えようとするものなのね・・・これをさー、こうして、サッとか、パッとかシュってさー

みたいにね。これを上手い人同士の会話で、とても繊細とは言えないのね。だからいちいち、それを伝えようとすると面倒臭いものなのね。でも棟梁はそれ

に慣れると、繊細さが手に入るのね。まぁみんなその人その人の指導になるから、サンプル教室とは訳が違うのね。そんなこんなでアトリエに戻って

プチッとたんぽぽ。


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りょうさん教室x2

2025-04-12 03:13:23 | モザイクタイル教室

今日はりょうさん教室x2マス。もうすっかり馴染んで来た朝から連続の教室。そんな朝の送迎の時に、先生お疲れ様です・・・って。ブログを読んでいて

くれるんで、こんな事がありました・・・なんて話になり、まぁブログには入れられない話もある訳で・・・。まぁしかし、お手伝いして貰う事もあるんで、

こうして生徒さんが見てくれていると、話は早くて助かるのね。まぁそれにしても、荷物を車から降ろしていないから、その量も一目で判る訳で・・・。

何か行っただけの、かいがあったようで・・・何よりですって事で。そんなこんなの教室なんだけれど、何しろ俺には、りょうさんが好調に見えたのね。

自分の気持ちや意見もすんなり出るし、切っていても上手く行かない・・・って態度に出たりする。確かに失敗している姿なんだけれど、簡単なパーツばかり

切っているのなら、悩みも難易度も無いのだから簡単に切り抜けられる。がしかし、もし本人なりのギリギリを攻めていたら・・・当然失敗の回数は増える

事になる。だからそんな状況も、今は失敗していたとしても、取り組む姿勢としては、消して悪くないし、むしろその失敗の数を繰り返しても、へこたれる

所か、平気でいられる気持ちの強さすら感じるのね。だから元気に見えたのね。気の心配は無しってね。ちなみに今日は、右のバラの赤。一番目立つ色。

しかも上絵の赤・・・パンチが強いし、そんな目立つ所は、不調や気の乗らない時などにやる場所では無いし、折角の2マス。一挙に終わらせる事が出来る。

それを今回は調子が良くても、次回良いとは限らない。でも2回連続なら、同じグレードのままで終われるのね。ただ持久力ありきあってのこそ。それも全く

問題が無くて、それなら・・・だったのね。そんな中、山周さんにお礼の連絡がてら連絡すると、どうやらつっちーが今晩から岐阜に行くらしいのね。

しかも車で・・・そこで連絡すると、残して来たタイルを持って来てくれるって。これで全部積めなかったとしても、後は着払いでも少なくても済む。

そう着々と準備が進む中、連絡が無かった話が急展開で、正式依頼が来たのね。プチッとした話だけれどね。ただお陰で色々忙しくなって来たのね。

最後は、麻布小の校章に麻の葉が入っているのね。それが麻の葉のタイルって言うのがあるんだけれど、流石に廃棄のタイルまでたどり着けなかったんで、

ガラスタイルを自力で試して見たのね。これでサンダー掛けられれば、自力で行けそうな感じがあるのね。

 


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のぶさん教室とカットTB京葉店のピエロの壁画

2025-04-05 23:05:02 | モザイクタイル教室

今日は夕方から料理の先生のぶさん教室。って事で、午前中はカットTB京葉店のピエロの壁画。結果としては、後は靴ひも周辺で縦の部分は終了って感じ。

明日からハサミの方の手に入れるだろうから、後一週間くらいで張り終わると思うんだけれど・・・この後、色々あるのね。そんなこんなののぶさん教室。

新作の下地を見て大喜びぃぃ。

まぁ気に入ってくれて何よりなのね。下地の予算も幅があったし、ちょっと変わった事が出来るな・・・って事で、こうなったんだけど。こう言う時って、

結構チャレンジ出来るから、あれこれやって見る・・・って事になるんだけれど、一度もやった事が無い事だったりするから、こんな感じなのかな?って、

正解に向かって行くって言うよりも、これかな?違うな?こんなかな?違うな?の繰り返しだったりして・・・更に時計が付くって事になると、更にこうして・・・

って感じに、ハードルが上がるし・・・。だから何か上手く行ったんじゃ無いの?って所に来ると、後はお客さんが気に入るかどうか?になるのね。こればっか

は、大体の説明だけで始めるんだから、見せてどうか?って話だから、笑顔を見るとホッとするのね。そんなこんなで始めるんだけれど、前作ではぺきぺきで

作ったから、1cmタイルを切るのは始めてなのね。そうなると、硬さや小ささに戸惑うし、思ったように切れないのね。ぺきぺきが上手く切れれば切れるほど、思ったようにならない・・・って思うものなのね。

しかも縁取りとなると、蕎麦は蕎麦の幅で・・・だから、きしめん禁止。ギリうどんね。ってルールだから・・・って知っているから、気にしてやるんだけどね。って、あれ?・・・そう言えば、看板どうしたっけ?

あっ、縁取りペンキ塗って無かった・・・って慌てて、ペンキを塗って、目地入れとなり、完成したのね。これが普通なら、完成するって事は、達成感もあるが、終わった・・・って空虚感も一緒にやって来て・・・ロスになったり。

所がもう既に新作に入っているから、ダブル満足って事で、満面な笑顔で終わったのね。まぁ何しろ、初めてなんだから、本来体験の作品なのに、この看板。

お見事だからこそ、新作も力が入っちゃうのね。でも初めての1cm。ぺきぺきの時はこの結果だから、戸惑いや悩みは少なかったかも知れないが、もしかすると、初めての戸惑いなのかもね・・・。

ただ縁取り以外はぺきぺきなんで、何回か耐えれば得意なぺきぺきに戻れるのね。だからそこまで・・・まっ、特に問題は無いと思うのね。最後は楽しめるはずなのね。


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健さん教室

2025-03-25 07:10:08 | モザイクタイル教室

今日は午前午後と健さん教室。と言う事で、足場があるものの完成しているんで、みんなで作ったカットTB南篠崎店へ送迎からスタート・・・。どうですか?

良いです・・・って。更に言えば、自分のをついついじっくり見ちゃうって。そんな中、学生の時に、箱根の森のように入場料が掛からず、外にこうして見て

貰えるようなものがいつか作りたい・・・って思っていたらしいのね。だから、思い描いていたものはアライグマでは無かっただろうけれど、趣旨としては

ほぼ思い描いていた事だった・・・しかもエキストラでは無く、役名も付くような大事な箇所での参加・・・そう考えたら、一層どうですか?って感想を

聞くと、また機会があったらやって見たい・・・って。ここが一番大事な所なのね。やりたくないと思う人もいるけれど、やれない人もいるのね。それは未熟

だから頼めないから。でも先生の目でこの人の腕なら・・・と思っても、時間が合わない・・・って事になると、その機会を逃す事になる。それは経験値を

逃す事でもあるのね。健さんはこうして2マスだったりすれば、時間に余裕もあるし、この腕、そして何よりやりたい・・・って言う気持ちとなれば、条件が

相当満たしているのね。しかも今後もとなると、当然そんな機会があれば、上位に話す事になるから、もうメンバー的になる。つまりやりますか?では無く、

こんな話だよ・・・って言うだけで済むから様子伺いが要らなくなる。やる前提だから。常にその機会に自分が合わせる方向になるから。こうして条件を

持っている人からその席は徐々に埋まって行く。そのスペースが常に一定ならみんなで・・・って余裕があるが、狭いスペースでは限られた人しか出来ない。

でも・・・麻布小は今までに無い大きさの壁画。と言う事で、当然その時はやりたいって話になった。こうして声は掛けて行くだろうが、いつかもっと、

ハードルの高い仕事も来る。その時にこの人の腕は・・・?って時に、自分の腕前をクライアントに見せられる作品を1つ持っているのと、無いのでは、説得力

が違うのね。そんな事も想定して自分の作品を作る事になると、いつかまたやりたい・・・って目標があって作るのと、ただ楽しく自分の為だけに作る・・

とでは、モチベーションが大きく違うのね。例えば自分の為って場合、考え方一つだが、例えばこれは自分のものだから・・・と作った場合に、だから寄り

丁寧にやらないと手元に残すんだから・・・って作る人と、これは人のだから・・・って、まっ良いかぁって、自分のよりも手を抜くような気持ちになる

人の差は歴然。逆に自分のだから・・・と気を抜き、人のだから・・・っていつもよりも気は抜けない・・・と思うのでは、これまた差は歴然なのに、

じゃ頼む時にどっちに頼むとなったら、後者になるでしょ?所が、クライアントに見せて参加を認めさせるとなると、自分の作品を気楽に作っているようでは

果たして認められる作品になっているのか?・・・になる。これが常にどんな時であっても、自分が作った作品である・・・ってスタイルなら、例えコースター

でも、気は抜けなくなるものなのね。だから上手くなると、無意識にそんな気持ちになり、気楽に作るつもりだったに・・・こんなに凝るはずじゃ無かった

のに・・・なんて事になるのね。それが良くある話に、プレゼントの作品を作っていたのに、いざ完成したら何か惜しくなった・・・って人がいたのね。

それ最高じゃん。手元に残したいくらい良く出来たんだね・・・そしたら胸張ってプレゼント出来るね・・・って話。それは大事な人へならとても良い話だが

・・・これが何となく・・・程度の人へプレゼントする作品か?となると、上手くなったね・・・って言われるようになったら、絶対に気楽にあげては行けない・・・って教えている事例なのね。

本人は気楽に良かれ・・・と思ってプレゼントしても、俺が上手くなったね・・・って認めた腕に、更に貰った人が良いでしょ?って自慢してしまったら

・・・しかもタダで。更にもし共有した友人に話したとしたら?ギクシャクするのは間違いないのね。その腕で自覚無くタダで・・・のループから抜け出せなくなるのは当然な話なのね。

まっまたの機会にやって見たい・・・なんて人は、この話に該当するのは当然な話で、そんな気は無い感じだから何も心配は要らなそうだけどね。

まぁただ言わんとしていた事は、あの壁画を見てきっと思う事があるだろう・・・きっと。何しろ学生の時に思っていた事が現実になったのだから。

本人も言ったが、学生の時に思い描いていた事がいつしか忘れ去られていて、単なる思い出になりつつあったのに、今になってこうして実現した。もし目指す

なんて事をしていたのなら、夢は薄れて行ったんだろうし、もうそんな事をしようとは思ってもいなかっただろう。目指した時には叶わずに、忘れた頃に叶う。

でもモノには必ず理由がある・・・って考え方の俺が説明をするのなら、例えば棟梁だったとしよう。洋裁に陶芸、木彫に仏像彫刻、そしてモザイク・・・

あれこれとやって来た。こんな人がいつか外で人に見られる作品を作りたい・・・と願っていたとする。近道なら、最初からモザイクに決めるべき。

違うかなぁ〜。だって他の分野は外には出せない。つまりこうして趣旨にあった事を選べば近道になる。ただそう簡単に行かないのは、その分野の中で一番

マニアックな分野なモザイク・・・出会う機会の可能性はとても低い。勿論、今ではそこそこ広まりつつあるのだけれど、健さんが学生の頃となると、

俺はタイル屋だったし、って事は今活躍されている人達のほとんどは居なかったはずだし・・・ただ俺と出会った人達は、人それぞれの熱量の差はあるも、

物作りってくくりでは、繋がっていたって話。つまりそのくくりと、非常に可能性の低い確率のマニアックな分野をやって見たい・・・と探してくれた人達。

そしてみんな体験をして・・・ってスタートは一緒でも、その先に、じゃまた・・と何度も繰り返して、更に言えば勇気を持って自分超えをする作品に

挑んでいる人・・・つまりそこまで来ると、確率は非常に低く、しかもあれこれと体験番長のように巡っていたから見つかった・・・と思えば、偶然では無く必然に思えるのは、俺だけでは無いはず。

つまり近道も遠回りも無く、その日が来ただけなのね。その人にはその人の出会うまで必要な遠回りな時間が必要だっただけなのね。そして一緒にやって見たい・・・と新しい目標が出来た。

こうなると先生としては、そこに追加事項としての指導が必要になる。簡単な話で、目指す事無く出会って見つけたのなら、この先も目指さなくて良い。

ただ続けてさえいて、ただやって見たいって思うだけで・・・。これが逆だとほぼ意味が無いのね。ただやって見たいと思って、ただ続かない・・・これは、

ただの憧れ。何も生まれない。だから継続は力なりって言うのね。ただ続けるに当たって、とても良い刺激になる材料を手に入れた健さんは、またって機会を

得たのだから、麻布小にも参加して貰うし、一体何をするんだろうか?って期待と不安が付きまとうはず・・・ただそれって、俺に関わらなければ、そんな

刺激をこの先の人生にある?・・・って事になると、もしかするとそれこそが、今後の本当の意味での楽しみになるのでは無いか?・・・俺はそう思うが・・

続けるって言うのは日常になってしまう・・・って事でもある。勿論、とても良い事なのに、当然悪い事でもある。当たり前になってしまうのだから・・・。

本来刺激ってものが無いと、ぼんやりしてしまうのね。ただ勿論、日常が人と接して気を使ったりの毎日なら、休みは独りで・・・となり、刺激は休日となるが、逆に仕事が孤独な作業だったりすれば、人と接するのが刺激なんて事も

あるだろうし・・・しかもどんどんと歳を重ねれば、新しい事にチャレンジと言っても、40の手習いなんて言葉があるように、ガンガン攻める人ならともかく、何か億劫で・・・となりがち。

それが単にモザイクが好きで続けているだけなのに、次から次へとまた何か変わった話がやって来る中に身を置くと、とても刺激的な案件がやって来る・・・

ただあれこれと分野を変えては、ちっとも上手くない訳で。それが継続は力なりとなれば、継続した分、上手くなっているのね。当然参加する腕に近づく。

理屈として当たり前なだけなのね。つまり悪意を持った説明なら、今後続けて行く健さんは、この作品よりも下手にはならない。だって10年後の健さんは

軽くこの作品を超える腕になっているはずだから・・・ただそれだけ。そして信じる者は救われるのか?触らぬものに祟りなしなのか?katsu株を持って勝負する?

ってな話なのね。あははは、どうやら健さんは、より信じる側に来ちゃったようなのね・・・まっ自分のやった壁画を見るって言うのは刺激的だからね。

健さんだけの人生なら、とっくに忘れていた事なのだから・・・。ただ新たなページがスタートをしただけなんだけれどね。だからまだ序曲・・・


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リピーターさん教室と京葉店のピエロ

2025-03-24 07:01:34 | モザイクタイル教室

今日はまずリピーターさん教室から。模様の繰り返しを終えて、新作は15cmの大きさの四角を18枚作って、パッチワークのタペストリー的なモザイクを作り

自宅で合体して、壁面にする・・・って感じにしようとする初日。板は事前に準備したんで、今日は相談が中心。まず考え方としてザックリと、例えば模様の

繰り返しのみだったとすると、雰囲気としてモスクとか寺院とかモロッコとかって感じに格式高く見えると思うのね。それがパッチワークみたいになると、

急に可愛くなる。どっちの雰囲気が好み?って話から。もし前者なら、次は全体の色決めになり、ザックリと何色に見せたい?って事になり、仮に青とすると、

18枚の内、何枚青だと青く見える?・・・って話。つまりそれが10枚って言うのなら、8枚は違う色にしても良い・・・って事になったり、全体に同じ色を使い

トッピングとして違う色を散りばめるとすると、例えばソフトクリームのバニラに、チョコチップはどれくらい?とか、チップの大きさを多くするとどう?

って感じに量の話や大きさになる。所が多過ぎると、バニラには見えなくなるから、本末転倒になる。あくまで白ベースとするのだから、白は多めに残す。

これが後者なら、そもそもパッチには絵柄が入ったりする。この方の場合、パンダが好きって言うので、それを入れれば後者の選択になる。更に後者の選択

にした場合、今度は大人の雰囲気にするのか?子供っぽくするのか?のテイストの違い。顔を正面にアップにすれば可愛くなり、一部のみでパンダに見せる

ようにすれば、それよりは大人っぽくなり、更に同じデザインで逆向きなんて事をすれば動きも出る・・・とか、ちょっとした事でいくらでも個性的になる

のね。こんな事が構想のお手伝いな話なんだけれど、考える・・・構築ってこれの繰り返しなのね。でもそれを頭の中だけでやるよりも、たった18枚なら

図面にして、ただ色塗りをして雰囲気だけ判れば、パンダは何枚、色は何枚・・・みたいに具体化して来るから、そこまで来れば、何も無かった時より

前進するし、可視化した事で教える側も共有出来るから、それでは・・・って始められるのね。まっどっちにしても、縁取りがあったりするから、半マスって

1cmタイルを半分にカット・・・なんて事でスタートしたのね。初日にしてはここまで来れば十分なのね。ここから下絵は一切無しのノープランのスタート。

そんな後は、棟梁の娘さんの表札直し。室内用だったプレートを表札に使ってたんだけど、微妙に裂け目のような線が入っちゃったらしく・・・。まぁ外に

使えばそんな事もあるかなぁ〜って話はしてあったんだけど。まずはタイル剥がしから。

全部剥がして、今度は複合板ってピエロに使った板を張って・・・・

ペンキも塗って完成。そんな後も教室だったんだけど、しばらく来られなくなるらしく自宅で仕上げる事になり、タイルを決めてちょっと説明して・・・。

最後まで終わると良いんだけれど。そんな後は、京葉店のピエロ。

目が入ったのね。中々良い・・・目が無かった時には、かぐやを含めた数人の生徒さんからは良い反応は得られなかったが、それで良いのね。その評価で。

そもそも今の生徒さんは、自分史上最高の作品を作っている人が多いのね。つまり技術の話としては、最高の話が出来るはずなのね。じゃその人達が、腕の

事についてダメ出ししているのか?となると、そうでは無いんだけど・・・けど、ね。要するに作家katsuの今までの作品を良く知っている生徒さんには、

この程度のピエロでは満足していない所を持ってして、更に目が入ってより個性的になった瞬間、好みでも無くなった・・・って言われているようなものなのね。

あははは、って笑っちゃうのね。でもそれで良いのね。これを見る通りすがりの通行人に、モザイクを知っている可能性は低いし、腕も無い。つまりただ

見掛けただけの人達・・・つまり好みでしか判断は出来ない人達。それを前提にまずオーナーの自宅には、オーナーの好み重視のピエロにしたのね。

南篠崎店では新規獲得が目的。だから豪華に沢山にしたのね。目立つ事重視。では大杉店は、既に顧客がいるから、あるだけで十分だから小さめのピエロ。

そして京葉店は?ここは京葉道路の反対車線重視にしたのね。二車線ずつの四車線の反対側から見せるのだから、フルに大きくしないと気が付かない。しかも

今までのように目が無いと、アピールにならないのね。ポスター効果のように、何処に居ても目が合う・・・って感じに。だからガッチリ目を作る。

恐らく渋滞した時に目が合うはず。そしたら今度は上りの時には気にしてくれるはず・・・今度は近くで。しかもここは電気も付くから夜はキラキラする。

アピール度は高い。それを歩きでは無く車から見る人達・・・一瞬なのね。可愛いだけでは素通りされる。えっ?今の何・・・こんな表現になればOK。

そうね、呼び止められる呪いにでも掛けたい訳で・・・。そう言う点では良い目になった。優しくもあり、くっっっって言う目でもあり、悲しそうでもあり、

きっとみんなそう見るんでしょ?って目になった。後は夜になったら静かに動き出すように見えれば、俺らしいモザイクになる。不気味最高。


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親子3代のご近所さん教室

2025-03-21 07:22:50 | モザイクタイル教室

今日は親子3代のご近所さん教室。ではまず小学生の女の子から。そうね今日は抜群に調子良かった感じなのね。どんなに上手くても何しろ小4なんで、その日

の気分って言うのがあって、今日は調子悪いのかなぁ〜って日は、余り話が盛り上がらない時もあるし、眠いなんて事もあったりもするのね。そんな時は、手

が止まっちゃったりもするんだけれど、悪いながらもお母さんやママがいるから、場の雰囲気を作ってくれたりして何とか切り抜けたりもするのね。

ただ逆に調子が良いと、元気にご挨拶してくれて、いっぱい話す事もあって、そんな時は細かい場所をやって貰うのね。何しろ小4がピカソを作るんだから、

そんな事も工夫しないと、いつもいつも調子が同じでは無いのに、順番にやっていたら、調子が悪いのに厳しいパーツを切らないとならないのでは、嫌になる

でしょ?でも逆に調子が良いのに、楽なパーツでいっぱい進んでしまうと、それが普通と思ったら、調子が良くても進まなかった・・・って気分になるのなら

・・・いつも大体良くも悪くも一緒なんて事なら、来れば必ずこのくらいは進むって思えるのね。ただこれから先は髪の毛なんて、もはや細かい事だらけ。

でももうタイルを切る事が普通になっちゃっているし、大丈夫だと思うのね。

ではお母さんはと言うと、凄い夢中で切って、張って・・・逆に大丈夫かなぁ・・・って思うほど休み無く進めていて、しかも今日は尻尾。割と大きめの

パーツだから、どんどん進むし・・・そうなると、腰みのの短冊のパーツの繰り返しが最後の山なのね。最後はママ。

立体だし、1cmタイルだから硬いし・・・難易度は高いんだけど、割と順調に進んでいて・・・きっと何も起こる事無く終わるんだろうなぁ・・・って感じ。

ただこの金魚は死んじゃったらしく・・・でもまた新しいの買ったって。しかし毎回思うのは、こんなメンバーで楽しめるって言うのは、中々出来る事じゃ

無いし、とても良い環境だなぁ〜と思うのね。良い感じにライバルもいるし、応援してくれる人が2人もいる。会話も弾むし、良い刺激にもなる。

それで上手くなっちゃう・・・って感じだと、やらされている感じでは無いし、3人共に間違い無く上手くなっているのね。教える側として微笑ましいし、結果も何よりなのね。

そんな後は、大家さんの釣り仲間が来て・・・先方に話をしたんで、決まり次第・・・って看板の話をして、ちょっとだけピエロのパーツ切り。

そろそろパーツも溜まって来たし、いよいよ京葉店をスタート出来そうなのね。


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健さん教室

2024-10-01 07:19:36 | モザイクタイル教室
今日は午後から健さん教室なんだれど、当然ピエロの壁画にご参加なんで、準備したいんだけど、下書きのまま棟梁の宿題として置いて来たんで、取りに行ったのね。

出来てる、出来てる。何も問題無く・・・たった1回の経験値で何も心配無く独りで出来る。例えば、労作展の子供達だってそんなの当たり前に出来るじゃん・・・って声も聞けそうだけれど、

この当たり前の事が難しいのね。例えば、それなら復習なんてさっきやった事を家で出来ない。そんな子達はいっぱいいるし、カルチャーで習った料理なはずなのに、えっと・・・って戸惑う。

仮に失敗した所で、全て自分の事だから知れているけれど、これは俺の仕事って事で言うなら、先生の手伝いでもある・・・こう改めて考えると、プレッシャーはあるはずなのね。でも、でもね、

そのプレッシャーってどんな感じ?って掘り下げると、例えばカルチャーみたいな所で趣旨は楽しむ・・・って事で、みんなと一緒に鍋敷きやコースターを作っていたとして、5年くらいの経験値

って事にする。当然月に1回2時間程度かな?って事は、2時間x12ヶ月x5年って事で、120時間の経験値って事になる。つまりここの労作展の1年生くらいの経験値くらいあるって事になる。

ただ更に言えば、同じ様な大きさの鍋敷きやコースターの繰り返しは、その大きさに慣れるって事なのね。それと自分の好きなモチーフや柄に慣れたって事なのね。これを労作展の子達に当てはめると、

90cm程度の大きさに慣れ、自分の好きなモチーフや柄を数ヶ月に100時間を越えて、その中に集中して復習もする・・・どう考えても特訓なんで、これが夏期講習のような結果になるのね。

それをウチの大人の生徒さんは、大作は同じでも復習は無いのね。だから当然時間は掛かる。まぁ簡単に言えば、2年で復習ありで終わるのを、無しで4年みたいな感覚。それでも終わるまで、

続ければ継続は力なりって事になるのね。ただ数字で説明するとそうなるんだけれど、中々難しいのは、例えばプレゼントとかに間に合わなかった・・・ってなった時、作る気力が変化する。

例えば杏さんのように、かつていた犬なら良いけれど、作っている道中に亡くなったとなると、かなり厳しい事になる。つまりロングランの制作って言うのは、気持ちや環境の変化があるのね。

だから本気で欲しいと思わないと、何でこんな事をやってるんだろう・・・なんて気持ちになりがちなのね。何せ宿題のような強制では無いからね。そう強制・・・普通は発表会のような事を

するのね・・・展示販売とかグループ展とか。でもそれは普通のトコね。ここは半強制的に声は掛ける。みんなで作らない?ってね。ある程度の経験値を持っていたり、無かったとしても、興味が

あるって言うのなら・・・つまりここで参加した人って言うのは、全く自分の興味が無いモチーフでも、作れる、作れた人になるのね。しかも外壁にね。人に一生見られる所にね。

そんな緊張感って中々無いのね。普通は展示しようがグループ展だろうが、会期中のみ。外壁は一生なのね。ただここが中々の話で、実績があったり、実力があると、その作品の方が凄い作品に

見えるでしょ?例えば、健さんは闘牛士の背中の作品。それを今日は星1つにバック・・・そんなの簡単じゃん。ってな話なのね。第三者から見るとね。でもやって見るとそこそこ掛かる。

手慣れないし、なるべく切らない・・・そしてサンプルが無いから、自分で考える事になるし、隣に違う生徒さんが並ぶ・・・でもバックであって、メインキャラでも無いのね。

何だぁーエキストラかぁ・・・って気持ちなら、サクサク出来るかも知れないし、エキストラだろうがなんだろうが、きちんとやらなきゃ・・・って思えば、緊張はするし・・・。

じゃ自分の作品では緊張しないの?って聞くと、緊張が違うって・・・。それが手慣れた人のセリフで、大作の最初の気持ちって言うのが、今のこの手伝いの気持ちだったはずなのね。

その緊張感を思い出すと、自分の作品に刺激を持てたりもするのね。まぁ味変的な事ね。ただ自分の作品だって月に1回で進まないものを、1回やらないリスクってあるとは思うものなのね。

ただそう思う気持ちも、刺激であって、定期的に来ているって場合、歯磨き的に普通になっているし、進まないなぁ・・・って気持ちの焦りも無くなったんだろうけど、同時にのんびりしちゃう

訳で。それを普通はその緊張感をほぐす意味でも、遊びの作品でも作る?って緩和をするんだけれど、緊張が無いのなら、緊張が必要なのね。メリハリって言う緊張と緩和のバランスなのね。

こう言う機会の体験って言うのは、俺にそうした仕事が来ない限り、そうあるもんじゃ無いんだけれど、逆を言えば、そんな仕事が何度も来るようになると、経験値が生かされる事になるのね。

そんなのやった事が無い・・・では無くて、1回でもやったら、あれよあれ・・・って事なのね。何も知らないよりも強いのね、経験値って言うのは。まぁそんな体験をして貰ったのね。

健さんにもね。

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