katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

★★★お教室の生徒さんへお知らせ★★★

2023-12-31 16:33:20 | お知らせ
部分的にご予約を再開いたします。

お待たせいたしました。目途がついてきましたのでアトリエ教室予約を再開いたします。
ただ、しながわ水族館の出張ワークショップが1,2月の全ての土日祝日に入ること、またその準備のための下地制作などは今後も続くためご予約はとりあえず1月分までとさせていただきます。
また、1月分も下地制作やすでに決まっている出張教室などの予定もあり、ご予約いただける枠はごく限られています。

ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解いただけると幸いです。
ご予約はご予約フォームからどうぞ。

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これが俺の休みって事?・・・

2023-12-30 07:53:18 | 休み?
今日は実家にプチッとおせちらしいものを届けて、母と焼豚を作るって話になっていたはずだったが、その本人がデイ・サービスだったみたいで、父とやる事になったのね。

何かさぁ、今の時代にはそぐわない話だけれど、父と二人で年末に焼豚作りって・・・正直、食事ってお袋が作ってくれるもんで、そんな風に思っていたら、こうして父と作るってね・・・。

何か滑稽にも思えるし、きっと後からそんな事もあったね・・・って思うんだろうな。まぁ俺がそう思う頃は親父は全て忘れちゃっているか、いないもんなぁ・・・って言うと、まだ死なないって

・・・へぇ、頑張るじゃんって茶化すと、俺はこのまま生きていても何にも起こらないが、お前が何かしてくれるのを見るのが楽しみなんだ・・・って。へぇ、中々親らしい夢じゃん。

随分、素直に言えるようになったなぁ・・・って言うと、苦笑いしてた。昔は、何を言っても否定的で、何様で言っているんだか・・・とか、随分と上目線だなぁって思っていたのね。

しかも、何も知らないのに・・・。勿論、タイル屋であるのなら、父とは言え先輩になるのだから、腕の良し悪しも判るだろうし、仕方無い部分もあるが、そのときに反抗した事は、今となれば

こちらにも否はある。って理解は出来ても、今のモザイクに関して、出来もしないし、やれもしない・・・あえて言えば、そんな奴に口出しする権利は一つも無い。ただね、余生が残り少ないと、

どんどんと自分で何かを見つけないと、生きるって気力を失って行くのね。若い時は、お金もあって、人との交流もあって、旅行だったり余暇の過ごし方がいっぱいある。でも、必ずそれを

少しづつ失って行くのね。中々新しい交流は無く、行動範囲も狭くなる・・・段々と思い出ばかりに囲まれて行く・・・こんな事が老人になるって仕組みなのね。だからこそ、大抵の教訓は、

夢を持って生きよう・・・なんて勧める訳ね。子供の頃の話って全部そう。所が思春期になると、恋愛ものばかりになり、そんな中、夫婦や家族って集団を形成して行く。これが普通。

俺も一度はそんな時があったが、それどころか、タイル屋って20年やってた職業も捨てた。もう普通とは全く縁の無い生活になった。すると普通のみんなは、子供が生まれたりして、みんな大きく

いつのまにか働くような子供では無く、大人になっているのね。年末年始って言う機会は、そんな子達に会う機会もあったりする。その時の嬉しさと、俺の知っているあの頃の子達はいないって、

寂しさを感じたりするのは、たまに会うからであって、月日が恐ろしく経ったって感じさせる一瞬でもあったりする。ある意味、普通では無くなった・・・としっかり意識する時間だったする。

浦島太郎・・・って、こんな話。夢の世界で楽しんでいたら、月日が経った事も忘れ、元の世界に戻ると、おじいさんに・・・何でも一緒で夢中に・・・って、むちゅうとも読むが、ゆめのなか

って読める。勿論そこで諦めれば、思い出に変わるんだけれど、目指している最中は、夢中なのだから、夢半ばでもあり、夢うつつかも知れない。そんな時は、辛ければ長く、少し楽になると、

振り返る余裕が思い出として、良くも悪くも語れるようになる。それが大成功を収めると、成功者の話として受け入れられるし、そうで無ければ変わり者として扱われる。まぁ今の俺は後者寄り。

きちんと自覚はある。それが水戸黄門の飛車角のような助さん格さんのような力があったり、矢七のように忍びなんて言う力だったり、由美かおるさんのような妖艶って力だったり、八兵衛の

ような天才的な楽しさみたいな役割があって、人にはみんなそれぞれ持っている能力に寄って、生き様が変わるのね。それを見間違えると、みにくいアヒルの子になる。普通の教えでは、

可哀想な・・・って一方的に黒い方の味方で見て行くのね。でも、今の子達なら、鬼にも鬼になった理由がある・・・みたいな考え方もあったりするが、昔の普通は可哀想って言う、絶対数の多い

方に付く事で、身の丈身の程だったりするから、貧乏の召使い的な奴は、着るものも無いし、諦めてパーティには出られない・・・ってシンデレラの話になる。それが待つってスタイルの教え。

女の人なら、迎えに来て貰う・・・みたいなね。それがいつの頃からか、女の子のアニメでも、このままで良いの?って、言わなきゃ・・・って積極的になる。三つ子の魂百までと言うのなら、

積極的な女の人になれば、それが向上心として上司になったり、起業したりなんて人はぞくぞく出て来るだろうね。その時に何処に出て来た?と考えれば、男社会に進出して来たのね。

そりゃ男の人から見れば窮屈になって行くんだろうね。それを俺は女社会へ進出しているんだろうね・・・まぁ簡単に言えば、看護婦さんでは無く看護師さんになったり、客室乗務員だったり、

今まで女の人の仕事だとされていたような場所・・・モザイクの絶対数から言ったら、圧倒的に女の人の世界だと思うのね。しかも仕事としても成立している分野でも無い・・・。

そりゃ道が無いんだから、開拓みたいなもんになる。そりゃ果てしないのね。そう考えたら、休んでいる時間なんて無くて当たり前になる。って中、親父と焼豚作りが俺の休み?・・・。

まっ、良いかぁ・・・それも。こうしてブログネタで使っているのだからね。これが無ければ、今日も下地なんだから・・・そんな中、午後からさくらがお飾りを持って来てくれて。

まぁ最後に弟子で終わると、仕事っぽくなるけれど、何もしないで終わる訳には行かないから、1枚分の下地写しをして・・・お陰で丸々休まないって意地張って見た。

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引き続きしながわ水族館用下地

2023-12-29 07:36:39 | イベント
今日は完成としていた下地に不備とまでは言わないが、若干気になる事があって彫り直しをした後の、ペーパー掛けとペンキ塗り。何しろ1月第一週目から使うのに、やり直しなんだからね・・・

そりゃ急ピッチってな事になるんだけれど、まずは気持ちの気って部分。折角出来ていたのに・・・とか、後少ししか無いとか、自分を追い込む前に、一体本当はどの位の話なの?って、

自分に言い聞かせる為には、まずやる気・・・気ね。それには、そのやる気のちょっと前に、やれる気みたいにならないと、いきなり気持ちは立て直せないのね。だから大丈夫って言わせるには、

そのきっかけが欲しいのね。それが数時間やって、そこでどの位出来るか?例えば、ただ急いでいると、大家さんに頼んで外でやる・・・なんて考えるのは、能率効率なのね。そんな事を考えると

今週末、雨が降るなんて言っているんだから、条件が悪くなると、増々追い込まれる気持ちになるのね。だから必ず出来る前提のアトリエ内でやらないと意味が無いのね。逆に場合に寄っては、外

でも出来る・・・って感じになれば、得した気分にもなる。しかも常に良い事と悪い事は背中合わせ。アトリエ内は手狭であるけど、ファンヒーターを回せば、乾きも良くなるのね。

しかも地味なペンキ塗りでは、外は寒く、夜釣りだって冷えるのに、遊びじゃ無くて仕事・・・みんながそろそろ休みって中、呑気な話に見えるかも知れないし、まだ仕事?って言うのもね・・・

まぁそれはそれでパフォーマンスって言えば、それでも良いけれどね・・・それはコーナンで充分。話は戻して、つまり数時間やると、この位は出来る・・・って自分を言い聞かせられれば、

やる気にはなる。その次もまた気分。そもそも終わっていたのに・・・って気分は、まだ出来るって思っただけで、やる気って言う気持ちになっただけで、そこを何とかはぐらかさないと。

そこでいつもならラジオなら語り口で、それが孤独から開放されるし、スポティファイなら、好きな音楽を掛けるなんてのもあるが、こう言うイレギュラーな時って、いつもの繰り返しでは、

流石に単純な俺の脳でも切り替えられなかったりする。そもそも日常にしても、ずっと休み無くやっているんだから、追い込まれ感満載な上なのだから、更に・・・になる訳で。

そんな時はtverみたいなものを利用するんだけれど、みんなとはちょっと違って、画像は余り見ずに聞くって感じに使うのね。これもコツがあって、見ないから声だけ聞こえるラジオになる。

でもラジオは見えない前提で、放送側に配慮があるけど、画像ありきでは説明をしてくれないから、想像しないとならないのね。ここが大事なのね。要するに単純作業的な場合、考える事を

しない分、楽するのね・・・脳が。つまり日常で考える事ばかりのクリエーター的な場合、休みなら考えない・・・って言うのが楽なのね。でも考えないって事は、非日常であり、休む前提。

違うのね俺の場合は・・・休まない中で、余暇のフリをして脳を騙す・・・って話だから、いかにやる気に火を付け、やって行く道中に、飽きたとか、嫌だなとか、何でだろうとか、思わせない

ようにしないとならないのね。つまり日常では無く、休みの非日常でも無く、半日常みたいな感覚で、その半日常は刺激としてはラジオやスポティファイとも違っていて、尚且つ頭を使うのね。

だって見れば判るでしょ?って作りの画像ありきを、見ないで想像ってね・・・そうね、自分の家を目をつぶって歩くみたいに、いきなり外では無く、トイレに行くみたいな感覚。

これを不便だな・・・って人はストレスになるけれど、ほんのひとときなら、ゲーム感覚になる。まっ簡単に言えば、休みにキャンプって言う、都会の人が不便を買ったり、逆に田舎の人が、

ランドやシーの便利を買うみたいに、非日常が楽しい感覚なら、俺も非日常にすれば良いんだけど、休む前提では無くて、休んだフリで脳を誤魔化す仕組みの話で、何とか仕事をさせたいのね。

でも休んだような気持ちにさせないと、ストレスになる。だから、日頃見られないテレビを見ないで聞くみたいにすると、刺激にもなるし、その画像はどうなっているのか?手は動かして考えず、

でも娯楽の画像を考える・・・ってやると、常に考えるって脳は動くし、手は慣れれば、勝手に作業するのね。しかも、能率効率は便利な事を考えようとするんだけれど、そこが違っていて、

この作業をしているとテレビが聞ける・・・って思い込む自分に叩き込むと、ペンキ塗りやペーパー掛けすると、テレビが聞ける・・・って、楽しみになるのね。馬鹿でしょ俺の脳って。

何しろ継続は力なりって判っているんだから、どうやったら継続出来るか?自分の脳を・・・なのね。これは俺の脳の話で、みんなにも人それぞれやり方はあるだろうけれど、何も工夫が無いと、

かなり難しいと思うのね。まっこんな事の繰り返しで・・・

200枚以上は終わったから、年内に400枚に戻すのも、難しいかも知れないが、まっ無理でも無さそうなのね。

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一つ終わっても・・・

2023-12-28 07:51:10 | 下地彫り
今日は朝からコーナンで、しながわ水族館用の下地彫り・・・ただ良い事と悪い事は背中合わせで、かぐやが用意してくれたペーパーが電動で使えるもので、それがなかなかの優れもの。

ただ知ってはいたものの、なかなかの高額なんで、ノーマークだったのが、どうやらネットで格安なものを見つけてくれて・・・それがとても便利で能率が上がったんだけれど、その分、手よりも

早いし、削れも良いんだけれど、いつもの彫り方では、削れた分、彫りが浅くなっていたのね。そこで全部彫り直す事にしたのね・・・。ただ400枚近く完成したはずだったのに・・・。

でも当日困るなんて事なら、いっそ・・・と始めたものの、コーナンの買い物用の大きな袋にいっぱい詰め込んだ下地が無くなったのが4時間後・・・これを後2回はやらないと。しかもその後、

またペーパー掛けにペンキ塗り。要するに終わったと思っていた下地は、今0の状態に戻った感じなのね・・・ただ気持ちがそんな感じなだけ。ってまず気持ちを立て直さないと、余りにも果てしない。

しかも後、1週間後に始まっちゃう・・・って考えると、モタモタしている場合じゃ無いし。そんな中、小さいながらも看板の仕事もあって・・・1つ終わっても、まだまだ続くとなると、世の中

年末年始に向かって・・・って感じからは、程遠いのね。まぁ、とは言え、お正月らしきものって、この仕事になって、ほぼ無いから特に気にはしていないんだけど、慌ただしいわ。

その慌ただしさが、みんなと違うだけでね・・・とは言え、例えば同じコーナンって事でも、日用雑貨や植木のコーナーなら、お飾りだったり、シクラメンだったり・・・それを作業場。

明らかに人は少ないのね。こっちのゾーンは、建築用品だから、職人さんは微妙にまだ働いているだろうし・・・そもそもトリマーの刃を買おうかな・・・ってレジの混み具合を確認するまでも、

無いくらいで、すんなり・・・って感じで、これが日用雑貨やスーパーだったら、呑気に買い物なんて行けないのね。何しろレジに並ぶ人も多いが、カゴの中身の量が半端無いし・・・。

そんなこんなで、昼抜きでやったんで、一応袋分の彫り直しが終わったんで、新しい分の木に入ったものの、何だろう・・・蓄積疲労と気持ちの問題かなぁ・・・新しい分はここで辞めようって、

まだ彫る時間はあったものの、7時にはアトリエに。そこからペーパー掛けとなったが、気が付くと1時ちょい前・・・慌てて帰宅となったのね。まぁこんな事を何日かやれば、元に戻ってリセット・・って感じにはなるはず。

ただねぇ・・・果てしないわ。

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しながわ水族館へ搬入と設置

2023-12-27 07:38:46 | イベント
今日は5時頃にしながわ水族館へリュウグウノツカイの搬入&設置。って事で、朝からその準備。
まずは、リュウグウノツカイの金具だけでは、カタカタしちゃうんで、パッキン代わりの木を

切って、ペンキを塗って・・・それを付ける為の下穴を開けて・・・って時に、ビスが貫通してしまう事に気が付き、ワッシャーを買いに行こうとすると、大家さんがあるよ・・・って。

ただ結局あれこれと必要になって、ホームセンターに行く羽目にはなっちゃうものの、何とか準備も整って・・・そんなこんなでも2時には出発出来る感じだったんで、余裕があるから実家に。

買って置いたおせちやお飾りを持って行き・・・そのまま出発しようかなと思いきや、かぐやからのメールに、チラシ・・・って。設置の事ばかり考えていて忘れてたって事で、またアトリエ。

なんだかんだありつつも、余裕を持って30分前には到着。ただパネル設置をしている段階なんで、去年の作品からの設置となったのね。

今回はこれを販売も含めた展示。これが大変でね、去年は取れないように・・・ってピチッとした設置だったけれど、今回は取り外しが利かないと行けないし、かと言って、単なるフックでは、

不在の期間があるし・・・あれこれ工夫しないとならないのと、なるべく上の方へって事にしないと、ここの場所はワークショップが始まると、人が座る場所になるのね。更に言えば独りなんで、

この辺かな・・・って事が、いちいち下がって見ないと分からないし、もっと言えば、畳一枚分のリュウグウノツカイの方が不安なんで、そっちに時間を使いたい・・・って気持ちもあるし。

ただ幸か不幸かまだパネルの業者さんが作っている最中なんで、気長に・・・そんなこんなで、結果として何とか1時間半で設置完了するんだけれど、準備が良かった分、リュウグウノツカイの

方が、スムーズに出来たのね。それでも独りで1時間半なら上出来。何かホッとして疲れちゃったのね。そんなこんなで途中食事をしてアトリエに戻って、今度は下絵写し。

気持ちを切り替えないとならないんで、明日からまた下地・・・って事をしないと、このまま疲れたなんて帰れないのね。楽をすると、今日は帰りたい・・・っていつも思っちゃうから。

習慣ってのは反復だから、あぁだからとか、こうだから・・・って言わないように、そうだけれど、ちょっとだけでも・・・って癖を付けると、帰りたいって言わないようになるのね。

まぁ俺の脳は馬鹿だから、音楽を掛けるなりすれば、騙す事も出来たりするのね・・・何となく誤魔化している歌が、藤井風さんの花って歌ね。これを数日リピートしてやってんのね。

しかし、Adoさんの唱だったり、上手いだの凄いだのって言うのは、次々に出て来て、ある意味刺激になる。分野は違えど、声だけでその人って言う個性は、他の人達と違う認識をして貰う為の、

武器になるし、そう言う点では、去年の作品は可愛い感じで、楽しい・・・って言うのを意識して作ったが、今回は作家色を強く出したから、場合に寄っては小さい子は怖がるかもな・・・。

ただ去年とは別人みたいになれば、刺激って点では、同じようには感じられないとは思うのね。逆にワークショップは新キャラ登場・・・って事以外は、ほぼ一緒に見えるだろうから、それが

安心感に繋がれば、あっ去年の・・・って事になるかも知れないし、あぁあれね・・・って事になるかも知れないし、こればかりは始まって見ないと判らないのね。まぁひとまず間に合った。

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リュウグウノツカイ完成

2023-12-26 01:19:21 | モザイク作家
今日も引き続きリュウグウノツカイのモザイク・・・ただ明日の夕方が搬入なのね。まぁ残した部分が4時あたりで終われば何とか間に合う・・・って感じの予定だったんだけれど、2時頃には、

ほぼ張り終わっていて、

目地入れをして・・・一旦外に出して、側面のペーパー掛けをして、ペンキ塗り。下地が3枚重ねになっていて、みんな違う木だから、サイズが微妙に違っている分、整える為にね。

そうね、こうして外に出して見ると、手狭なアトリエの中で、横でしか見る事の無い制作だったんで、迫力が違うし、まぁこの程度に見えるなら、まずまずかな・・・って感じなのね。

以前、DUCATIってバイクだったり、日馬富士の学校の額縁だったり、そんな大きい作品もあったんで、少し手慣れた事もあるのかな?って思ったり・・・。ただ大きく違うのは、

DUCATIの場合は、拡大コピーみたいな感じで下絵に悩む事の無い、レシピや図面、楽譜と言ったもののスタートを切れる場合の悩みは、画質と拡大なのね。それさえしっかりしていれば、

後は描き写すだけ。それがオリジナルになると、下絵を自分で考えて、外に出してバランスを見ないと、これで本当に良いの?って事になるのね。ただ絵で良くても、今度は下地として見た時に、

微妙なラインの違いが出たりもするから、彫り直し、切り直しなんて事もあったりして・・・。まぁただアトリエの中での制作は、畳1枚分の木が限界だから、日馬富士の時は、あれこれ合体って

事になると、モザイクの点と線なんて指導と一緒で、丸や葉っぱの1枚で完結の点でのパーツと、髪の毛や枝のように、何十パーツも合体する線での制作では、難易度が全く違うのね。

ただ畳1枚分までの点での制作は、時間に追われる事は一緒でも、手狭ながらも慣れれば、そんなにビックリする事無く出来たし、これで学校の卒業制作なんかでも、かなり垢抜けた事が出来る

足掛かりになる事も手に入れたし・・・まぁ何にしても、こうしてやって見るって事は、全てが糧になるし、これを見る人達へのアピールに繋がるし、きちんと趣旨に合わせた作品作りなんで、

良い撮影スポットになると思うのね・・・何より間に合ったのは良かったし、これ以上無いのギリギリの時間の使い方は、手前味噌になるが、まずまずだったのね。


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リュウグウノツカイのモザイク追い込み・・・

2023-12-25 01:49:03 | モザイク作家
今日も引き続き、しながわ水族館用のリュウグウノツカイのモザイク。まずは彫り残しを彫って


結果としては明日、顔付近の残りをやって、目地入れ。明後日に側面のペンキ塗りと、金具を付けて、夕方から取り付けって段取り。まぁ滑り込みって感じなのね。

こんなギリギリまで時間を費やしたのだから、安全安心として早めに終わった・・・って言う、全力と言うよりも志望校を落とすみたいな感覚では無く、落ちるかも・・・って言うリスクを持った

上手く行ったらラッキー・・・みたいな状況だったような気もするが・・・滑り込んだようなのね。ただ終わるまでは安心するつもりは無いけれどね。

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kameyaさんの出張教室とリュウグウノツカイのモザイク

2023-12-24 01:51:08 | 出張教室
今日は今年最後のkameyaさんの出張教室。ではおかみさんから。何かプレゼント作品らしく、とてもおかみさんらしい作品になっているのね。外側はデザイン重視で、大きいタイルやガラスで、

大きいタイルを素材のまま使って大きく見せて、中心部の花は徹底的に切る・・・しかも表現として花を散りばめる・・・らしいんで、その散りばめるってどの位?って事になると、

その言葉の意味を考えるべきなのね。どの位、どんな感じに入れると、理想の散りばめるになるか?例えば、一円玉をバラバラって巻く・・・これも散りばめた事になる。それを一円から、

500円玉まで混ぜて巻く・・・これも散りばめた事になる。その時に、500円玉を多めにするか、
一円玉を多くするか?で雰囲気は大きく変わるし、ペンキのような液体なら、ボタって固まりと

ピチピチって飛び散った感じの場所が出来たとしたら、それも散りばめた感じになるが、お金のような一定したものとは違って、ランダムな感じにもなる。こうした表現の違いが言葉に出来ると、

教える側と教わる側の関係が、同じものに向かって行けるのね。何しろオリジナルって言うのは、本人しか判らないものだからね。だから厄介でね・・・言葉で散りばめるって言っても、確かに

表現としては間違ってはいないのね。でもどの程度?となると、繊細な表現にはなっていないから、それでは大体なのね。これが先日のフェルメールの方の新作って言うのが、とんかつを

作りたい・・・って話になると、打ち合わせとしては、モザイクとして色合いを考えると、トマトやキュウリを乗せると、確かに綺麗でも、とんかつ自体の雰囲気は田舎の定食屋さんになる。

それを厚めに切り、中心部の肉の断面を見せたり、金網に乗せたり、お皿をオシャレな雰囲気を出せれば、高級なとんかつに見えるだろうね・・・って事なのね。ただとんかつは散りばめた・・・

って言うと、スカスカ感が出ちゃうが、お花の散りばめるは、レースのように、見えたり見えなかったり・・・って雰囲気だから、余白の分量ってのが大事になるのね。繊細ってのはこんな感じ。

ではりょうさん。

今日も髪だけれど、何かちょっとだけ慣れて来たかな?って感じで、クネクネラインが上手くなって来た感じがあるのと、確かに下絵ではいっぱい線があっても、自分が切れるタイルの細さは、

決まっているものなのね。いくら頑張った所で、今の実力の範囲での制作になるから、実際はその通りにはならないのね。つまり一体どの線を使って、どの線を諦めるか?の見極めが必要になる。

それがデフォルメって言う考え方になるのね。タッチとして絵なら、繊細なのは描き込むスタイルだとすると、いかに必要な線だけにして、簡素化するか・・・こんな考え方ね。

ただそれをどれを残して、どれを削るか?で雰囲気は大きく変わるのね。だから、タイルを切るって特訓も必要だけど、見極めの目も重要になるのね。ただその目は、タイルを切るって技術では

無いから、いきなり出来る人もいれば、いくら切る事が上手くなっても、何が?何処が?って人の目では、見極めが出来ないのね。つまりレシピや図面、楽譜通りに・・・って人になる。

これはオリジナルでは無いけれど、例えばレシピ通りに作ろうとしても、例えば切るって技術がままならないと、見栄えが変わるし、例え味は一緒でも、食べちゃえば一緒だよって作り手では、

例えベテランになっても、繊細さは味付けだけになる。盛り方なんて気にしない。つまり本人が家庭料理にするも、高級料亭にするも、作り手次第で変わるって事なのね。しかも腕だけで無く、

気持ち・・・って言う気って事になると、所作的な事も大きく関係する。心構えなんてものが、大きく変わるのね。だから最初にその心構えがしっかりしていると・・・って言っても、頑張ります

って言えば、一見正しそうでも、何をどう?って話で、それをどう表現したいか?言葉で言えない事が、切って見ないと判らない・・・とか、やって見ないと・・・なんて言うのを何年経っても、

続けていては、永遠に次はどうしたら良いですか?って質問の繰り返しになるのね。その考えでは、伝統や所作のある、歌舞伎や能、古典落語、何とか流って家元みたいな場所で習うと良いのね

・・・。それは正しい事が決まっているから、考える必要は無く、真似する事が大事になる。勿論、違った意味では考える事はあるんだけれどね。でもオリジナルって言うのは、自分自身。

つまり自分がどうしたいか?になるんだけど、例えばとんかつ作りたい・・・って、だけを言い続ける人は、指輪欲しい、車欲しい、家欲しい・・・とか、海外に旅行したいみたいな表現になる。

これでは一切相手には伝わらないのね。それを結婚指輪が欲しいとか、結婚何十年目なんですが、とか、コンパクトな車が欲しいとか、荷物が詰める車とか、両親と住みたいんで・・・とか、

新婚なんで・・・とかってね。そうすると、相談相手は、それを踏まえて、予算は?となり、ではこんなのは・・・って提案に繋がるって、やり取りがスムーズになるのね。

そんな事を踏まえて棟梁は

当然こうなって来ると、花の隙間に緑を入れる・・・では無くて、花が密集しているような場所は暗めに見えるだろうから、濃い目の緑や、時には黒っぽいのを入れたり・・・とか、隙間がある

ような場合、光が逆光になったりしているだろうから、バックの色を少し透け感出したりしたいよね。何てな事を話したりするのね。もはやモザイクの用語は一切要らないのね。何しろ共有。

同じ方向に・・・ってね。所が慣れないと、先生は正しいみたいになると、どうすれば良いですか?になるし、自分の考えが合っている・・・って思い込まれると、車が欲しいって言いました

・・・みたいになるし、そこを彫り下げても付いて来られないと、教えてくれない・・・になったり、俺には正解があるみたいだから、質問に答えて当てないと・・・みたいな事になったり・・・

まぁ棟梁くらいになるまでは、大変なのね。そう言う点では、りょうさん位の時が、教えるのは簡単で、モザイクの話しか無いから、こうしましょう・・・になる。こうすると曲がります・・・

って具合に切って見せれば、サンプルになるからね。目に見える話は判りやすいのね。所が気って言う見えない部分は、お互いのやり取りで、こんな事をイメージしていたのかな?の繰り返し。

それをあぁ、この人の考え方なら、今回はこうかな?って言う事が出来るまでは、指導なんてそう簡単なものでは無いのね。そもそもみんな一律なら、全員東大教室なのか、何処でも良い教室か

って塾になるよね。そうは行かないから、簡単って言うなら何処でも良い教室。サンプルありってのは、そう言う事になる。そうなるとオリジナルをみんなが始めるって事は、こっちは何大?

こっちは・・・って、みんなが違う大学を目指しているって言うと、ゼミみたいになるし、幼稚園から大学までみたいな混合だと、寺子屋になる。まぁつまりここは寺子屋って事になるのね。

それをアトリエとなると、もしかすると進学塾になるのかもね・・・何しろ中学生でもあんな事になるのだから・・・。いずれにしても、どれも話がアトリエみたいになって来ているから、

こっちも大変なのね。そんなこんなでアトリエに戻ってリュウグウノツカイのモザイク。

後は、

この残りって所まで来たのね。まぁひとまず終われる目安は出来て来たのね。

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大人の事情ありのリュウグウノツカイのモザイク

2023-12-23 01:08:58 | モザイク作家
今日も大人の事情ありきのリュウグウノツカイのモザイク。いよいよ追い込みの追い込みみたいな気持ちでやっているんだけれど、そもそも楽をするのなら、展示作品を作らない選択もある。

でも折角の機会だから、こうして作っている。ただ作れば良い訳じゃ無くて、どんな作品になっても、それがkatsuの作品に見えないと、作る意味が無いのね。じゃどの程度になれば良いのか?

勿論全力100%が良いのは決まっているのね。ただ常に期限付きって言うのは、終わる事が一番で、どうしても目指した所で、予算もあったり、色んな制限の中、作る事になる。

まして今回のように、展示する・・・って事だけで、ギャラ無しって中、お教室を止めてまでやるとなると、かなりのリスクを持って・・・って事になるのだから、限界ってもんもあるのね。

そこに材料代も掛かるし、普通に考えたら、リュウグウノツカイの作品が畳一枚分の大きさ・・・誰がこれをその後、必要になる?って考えたら、そりゃリスクの大きさは半端無いのね。

当然、こんなマイナスな気持ちを抱えてスタートになるのだから、プレッシャーって言うものはかなりのもんになるのね。そうね、万馬券でも買う感じかな・・・。ギャンブルは生き様だけだけど

・・・。そんな中、後半に差し掛かっているんだろうね・・・だから振り返りの余裕が出て来た。
ただまだ終わってはいないんだけれど、来週の火曜・・・まぁ何とかなるって気になったみたい。

そんな振り返りで考えたら、これが終われば、かなりの完成度だったと思うのね。意地張ったわ。まぁ毎度まいどの話なんだけれどね・・・。


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大人の事情とリュウグウノツカイのモザイク

2023-12-22 07:57:07 | モザイク作家
今週は大人の事情があって・・・それはそうと、何しろ急ピッチでしながわ水族館の展示用リュウグウノツカイのモザイク。体の部分を4つに分割して考えると、顔がある部分が一番大きく、段々

小さくなって行くのね。その顔がある一番大きな部分を多少の1cmタイル残しって感じまで追い込んだのね。ここを抜ければ、大きな丸やら何やらの障害物が、どんどんと小さくなるのね。

小さな丸はえぐら無くても、軽くかわせるだろうから、ハードルは下がると思うし、何よりも一番の難関を終わった・・・って安心感は、少し気持ちを楽にするし、後ちょっと・・・って、気持ち

で乗り切ろうとする気力に繋がるもので・・・。それがラストスパートって感じになる。しかもガラスタイルの仕上がりも、こんな感じになる・・・ってサンプルとしての雰囲気も掴めるし、

これを薄くして行く・・・って分量も既に配分してあるから、足りなくなっちゃった・・・なんて事は無く、それを使い果たしたら、後は注文したタイルを全面に・・・ってだけなのね。

何しろこんなに大きい作品を作っている時に、むやみにタイルを使いたいだけ使って進むって言うのは、無謀でね、まずはこうしてブロックごと・・・みたいに考えて、このタイルはここで、

これだけ使うのなら、段々減らして、こんな配分で・・・と行った感じに、振り分けて置いて、それに手を付けない・・・ってやらないと、やった先々で足らなくなるのね。これが手持ちのタイル

を中心にやる・・・ってスタイルであって、好きなものを好きなだけ注文・・・って出来ない時の作り方は、もう何十年もやっているんで、手慣れているのね。だからそこにも困らない。

こうした時間制限だったり、予算に限りがある作り方って言うのは、満遍なく気に入ったタイルを全て使うなんて事は出来無いのね。それはリフォームと考え方は一緒なのね。

そりゃ全部新品の方が良いのね。だからここもあそこもって理想があって、でもいざ見積もりをすると、とんでも無い金額に思えたりすると、急にこれもこれも良いです・・・になり、思い描いた

事の何%?的な事になるから、非常に消極的になるのね。最初は大きく描いていたのに・・・でも今度は見積もりで大きく削減して、施工が始まると、やっぱりこっちも、やっぱりこっちも・・・

って言うのは、建築業者から言えば、追加になっちゃうのね。簡単に言えば、最初からセットにすれば、ラーメンに半ライス、そして餃子も3個付いて来るって事になるってのがあったりする。

これなら、そこそこ満腹になる。所が食べて見ないと判らない・・・って考え方は、ラーメンを食べている最中に、やっぱり・・・って言うと、餃子は6個の普通のを頼まないとならないし、

餃子を食べるのに、やっぱりご飯もなぁ・・・って事になると、結局最初のセットだったんじゃないの?って話で・・・まだこのラーメンセットの話なら、倍になっても2000円でお釣りは来る。

しかしリフォームとなれば、そんな金額じゃ無いから、その失敗は大きく変わって来るのね。それをもしタイルの注文って事になると、タイルの注文は大抵は岐阜。そうなると、その都度運賃が、

かさむのね。だから足らないと困るから、取り過ぎ・・・しか無いのね。もしそれを消極的にすると、送料が倍の倍・・・って事になると、タイルよりも送料の方が高く付くのね。

しかもただ張っている人は困らないけれど、切るって事は、一体どれだけ失敗するつもりなの?も含めた計算になるのね・・・しかも人には気まぐれ・・・ってもんがあるのね。それを含めて、

俺が俺自身の気紛れ予想もした上の注文になるのだから、あれこれなんて言ってたら、終わらなくなるのね・・・時間制限のある作り方は終わる事が一番。それは例え小物でも、絵馬、クリスマス

ハロウィン・・・って季節ものは、それを過ぎるとまた来年・・・ってな事になるのね。それが絵馬なんて言ったら、11年後・・・もはや要らなくなる。だからあれこれじゃ無く、これは・・・

って大事な事が1個・・・みたいな、一点豪華主義的な感じになる。今回はタマムシ的なキラキラ感が欲しかったから、そのガラスタイルを使う事で、正月の賑やかさと、辰年にちなんで、

りゅうぐうの・・・の、りゅう・・・ってダジャレみたいなもんなのね。そんな馬鹿げた事を、真面目に取り組んでいる訳で・・・しかも時間制限あり。まぁ中々慌ただしいのね。

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